うつわ記事

マイセンの食器 オススメのシリーズ10選

February 16, 2018

マイセンとは

マイセン磁器は1710年、東洋の磁器に魅せられたザクセン公国アウグスト強王の命令により生まれました。以来今日まで、ヨーロッパ最高の硬質磁器として知られています。

マイセンの歴史

マイセンの歴史は300年前に遡ります。17世紀、ヨーロッパでは硬く艶やかな硬質磁器はなく、中国の磁器や日本の伊万里などが王族貴族の中でもてはやされていました。アウグスト強王は錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを監禁して磁器製造の秘法を研究させ1710年、ヨーロッパ初の硬質磁器窯「マイセン」が誕生しました。その後も長い歴史を辿り、1940年代には世界ニ次対戦によりソ連に一部管理されたり、1991年には東西ドイツの統合などを迎え、手工芸に伝統を守りながら現代も素晴らしい作品を生みだしています。

 マイセンの窯印

マイセンの窯印といえば「双剣」です。アウグスト強王の紋章が1722年にマイセンの窯印として使用が認められました。この当時は、シュベルトラーと呼ばれる専門絵付師だけが書くことができました。のち1875年には窯印、双剣が国内外で登録商標され、法的に保護されることになりました。双剣マークは現在でも手書きで記されています。

マイセンの絵付け

マイセンの繊細な絵付けは、18世紀からマイセンの工房内実験室で作られる1万色もの顔料を組み合わせ、花や鳥、果物、風景、人物などが描かれています。更にその歴史は、1764年に設立されたマイセン養成学校卒業生により、現代にも受け継がれています。定期的に日本でも絵付け師を招き、マイセンの絵付がどのようにして施されるか見ることができます。

マイセンの世界限定コレクション

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた「国立マイセン磁器製作所」。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、毎年世界限定販売されています。2017年には約34種類のプレート、花瓶、オーナメント、ティーセットなどが販売されました。販売数は多くても100点。ほとんどは25点のみという製品もあり、世界のコレクターを魅了させています。

 

オススメのマイセン10選

1.人形

300年近い歴史を誇るマイセン磁器の中でも特に重要なジャンルの1つです。人形の造形家や絵付け師は、食器とは異なった修業の後、専門家として生涯をマイセンの人形と共に過ごします。大きなものは途中数ヶ月間寝かせて乾燥させ、部分部分をそれぞれ別に作ってはそれを磁土でつないでいくなど、すべてが時間をかけた繊細な手仕事で行なわれます。

2.剣マーク

マイセン、300年の歴史を象徴する「剣マーク」。流麗なシルエットと使いやすさで人気のあるフォームに、一点一点フリーハンドで描かれたマイセンブルーの双剣が、透き通るような白磁の上で、気品あるアクセントになっています。

3.波の戯れ

21世紀のマイセンを代表するシリーズ「波の戯れ」。さざ波のようなレリーフがモダンなフォームに映え、「用と美」の完全な一致を感じさせる作品です。
フォームもデザインもアーティストのグループによって考案・製作されている拘り。水面に生まれるさざなみが清冽な印象を与えるレリーフや、花のつぼみや茎を連想させるフォームに大きな特徴があります。

4.ロイヤルブロッサム

花のレリーフが美しい「ロイヤルブロッサム」。レリーフの源は、1739年に白いガマズミの花をモチーフに作られた「スノーボール装飾」です。マイセン磁器の創始者、アウグスト強王の息子、アウグスト3世が最愛のマリア・ヨゼファへ「枯れない花を贈りたいという願いから誕生日しました。スノーボールは、英語で「雪の玉」という意味のほかに「ガマズミの花」を意味しています。

5.コスモポリタン

アウグスト強王のために作られた傑作 「金のコーヒーセット」からインスピレーションを得て誕生した「マイセンコスモポリタン」。一流ホテルで使用されている華麗なシルバーウェアを意識した現代的なデザインが特徴です。表面を手仕上げすることで得られるダイヤモンドのような輝き、メッシュのモチーフにゴールドやプラチナ施した独自の「マイセンメッシュ」。「コスモポリタン」は、マイセンの伝統を受け継ぎながらも現代的なエッセンスを加えた洗練された新シリーズです。

  6.ブルーオニオン

中国写しの染付の技法を生かして完成させた「ブルーオニオン(青いたまねぎ模様)」。この呼称は、柘榴(ザクロ)を玉ネギと間違えたため、という説明が定説になっています。中国のお皿に写実的に描かれた柘榴は、マイセンでも初期の頃には忠実に真似られていました。しかし、見慣れぬ果物は馴染み深い玉ネギに姿を変え、桃のような果物、そして竹がバランスよく配置されることになりました。 中国伝来のおめでたい「象徴」が描かれています。

7.スワンサーヴィスセット

18世紀のヨーロッパ磁器芸術の頂点と言われる「スワンサーヴィスセット」。
「水」をテーマに、永遠の命の象徴とされるスワン、ガラテア、魚、貝などが立体的に表現されています。白磁の「スワン ホワイト」は、優雅なスワンがくっきりとレリーフに浮かび上がりこの上なくエレガントです。ビーダーマイヤー様式の可憐な小花柄があしらわれている「スワンサーヴィスセット」は、結婚式のバージンロードに散らす花であり、愛と平和の象徴として多くの人に愛されています。

8.煎茶カップ&ソーサー

17世紀に日本から伝わった古典的なフォームの煎茶カップ。 それに、白磁誕生前に生まれたベトガー炻器のソーサー(茶たく)を組み合わせました。 マイセン市と有田町が姉妹都市35周年を迎える2014年にスタートし、毎年違うデザインの双剣が絵付け販売されています。有田焼創業400年(2016年)に6客のカップが揃う貴重なコレクションです。 カップにはそれぞれマイセンの歴史的な窯印が描かれています。

 

9.マイセングラス

マイセンはザクセン州の町の名前であると同時に、国立マイセン磁器製作所が作る「マイセン磁器」も意味します。そのマイセンがチェコの名門「モーゼル」社と提携して生まれたグラスウェアが「マイセングラス」です。マイセングラスの「波の戯れ」は、現代マイセンを代表する白磁のシリーズ「波の戯れ」とセットで使用できるグラスウェアです。グラスの種類も、ワイングラスからシャンパングラス、そしてビアグラスに至るまで、さまざまなタイプのフォームがラインナップされています。グラスを支えるプレートの部分にはマイセン磁器の双剣マークが刻まれています。

10.ペンダント

アウグスト強王は、宝飾品のコレクターでもありました。 その高価なコレクションは、現在でもドイツ、ドレスデンにあるアウグスト強王の宝物館「緑の天井」に保存されています。 国立マイセン磁器製作所はこのような歴史的背景をふまえ、磁器のペンダントトップを発表。 ペンダントトップのモチーフは、親しみやすい「動物」で11種類。 カラーは、ナチュラル、カラフル、金彩、そしてマイセンの絵柄「散らし小花柄」の4パターンです。 形もボリュームのあるフルタイプと、身体になじむフラットなハーフタイプの2種類があり、 全83種類のペンダントトップが登場しました。

マイセン特集はいかがでしたか?西洋白磁の頂点に君臨する「マイセン」。造形、繊細なデザインと絵付けは誰が見ても素晴らしいものばかりです。私達でも手に入る商品から、一生の宝物、先祖代々受け継がれる品物まで揃うマイセン。ぜひお気に入りの商品をみつけてくださいね。

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテックを経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生に師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com

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肥前吉田焼

通販で買えるオススメ肥前吉田焼(ひぜんよしだやき)5選

February 10, 2018

1年に1度の器の祭典、テーブルウエアフェスティバルが開幕しましたね!全国の窯元が出展する中、今回はまだあまり知られていないブレイク寸前の「肥前吉田焼(ひぜんよしだやき)」も出展されています。今回のテーブルライフでは、肥前吉田焼についてまとめ、特集を組んでみました!

肥前吉田焼(吉田焼)とは?

佐賀県嬉野(うれしの)市で焼かれる磁器です。「吉田山」に発祥があると言われ、肥前をつけずに単に「吉田焼」とだけ呼ばれることも一般的です。1500年代から400年以上の歴史があると言われています。かつては佐賀県の有田や長崎県の波佐見に近いため、有田から技術を学んで栄えた吉田焼はそれらの下請けとしてその名前はあまり表に出る事が少なかったようです。

吉田焼の特徴は?

肥前吉田焼には有田の絵付けのような独自の”様式” というものがありません。逆に言えば、決まった様式のない自由なものづくりが肥前吉田焼の特徴とも言えます。


オススメ窯元

1.224porcelain(224ポーセリン)

肥前吉田焼のアイデンティティ確立、プロダクトデザインに力を入れている「224porcelain」。ニューヨークの展示場でインスピレーションを受け、「焼きものほど自由度の高いものはない」と考えるようになり、ユニークなデザインから、繊細なデザインが生まれました。現在ではテーブルウェアだけでなく、インテリア用品も販売され、吉田焼のトップランナーとして活動されています!

以前テーブルライフで窯元取材した内容はこちらです。

224porcelainの代表作ともいえる「ダイヤ彫」。深く彫られた文様のシャープさは、見る角度、光の当り具合によって表情を変え印象を変えます。白磁の凛とした佇まいが心を落ち着かせてくれます。

こちらの「comot泡瓶」は、高級煎茶を少しずつサーブするポット&カップです。保温性の高いダブルボディ(二重壁)で、ややぬる目でも冷めにくく、
香り高い美味しさが口一杯に広がります。

おもてなしの心と「晴れの器」のシリーズ。お茶やお菓子の色やカタチを楽しむため、極力シンプルにこだわっています。煎茶とセットで使うと、和菓子とお茶、ガーリックトーストとディップなど。おもてなしのシーンで大活躍してくれそうですね。

引用画像:http://224porcelain.shop-pro.jp/

価格表示: 税込み
送料: 1080円(全国一律)5400円以上の場合無料サービス
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済
発送までの期間: 最短3日
 URL: http://224porcelain.shop-pro.jp

2.副久製陶所(そえきゅうせいとうじょ)

三代目として副久製陶所を継いだ副島さん。肥前吉田焼窯元協同組合代表理事になり「有田焼創業400周年」の事業をきっかけに転機は訪れました。「副久GOSU」シリーズを発表し、吉田焼デザインコンペでの入賞。これらをきっかけに更に製作意欲が沸いてきたそうです。現在は東京ミッドタウンや、羽田空港でも販売されています。

以前テーブルライフで窯元取材した内容はこちらです。

「副久GOSU」シリーズ。ひとり(副島さんの奥様)しか作れない手作業の作品。あまりにも手がかかりすぎるため数は限定して販売をしており、展開を増やすのは簡単ではないそうです。

肥前吉田焼デザインコンペティション 産地賞受賞したプレート。「水」「石」をモチーフとし、ワンプレートだけでなく、同じシリーズのボウルやカップをセットにするとおもてなしにも使えます。

引用画像:https://www.yoshidayaki.jp/products/

価格表示: 税込み
送料: 540円(全国一律)10000円以上送料無料
決済方法:  カード決済
発送までの期間: 7日
 URL: https://soekyu-webshop.com

3.副千製陶所(そえせんせいとうじょ)

手彫り水玉模様が有名な「副正製陶所」。水玉模様は、「掻き落とし」という技法を用いて、ひとつひとつの丸を職人が手描きされています。2010年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞されました。副千製陶所は、シンプルなデザインに主張しすぎないデザインを目指しています。

急須のデザインは何種類もありますが、水玉以外にも線などシンプルなデザインが多いので、普段使いにオススメです。

急須や器などテーブルウェアだけでなく、インテリア用品もオススメです。素材感を生かしたカラ焼き仕上げで、優しい風合いに仕上がっています。植木鉢として多肉植物の寄せ植えなど、インテリアに合わせてセレクト出来るのもいいですね。

引用画像:https://www.yoshidayaki.jp/products/

価格表示: 税抜き
送料: 1400円
決済方法:  カード決済、銀行振り込み、コンビニ決済
発送までの期間: 7日
 URL: https://www.yoshidayaki.jp/

4.新日本製陶所

日用食器である(土瓶、急須、湯のみ、茶わん等)に染付や銅板転写紙などの技法で製品をつくり上げている「新日本製陶所」。器だけでなく、ユニークなデザインも揃えています。

こちらの「小判皿」は、肥前吉田焼デザインコンペティションで 優秀賞受賞しました。縁起物として小判をモチーフにしているので、ギフトに最適です。写真のようにお料理を盛り付けしたり、蓋をしてお菓子などの保存にも。一番上の蓋はプレートとして和菓子など盛り付けするのもオススメです。

価格表示: 税抜き
送料: 1400円
決済方法:  カード決済、銀行振り込み、コンビニ決済
発送までの期間: 7日
 URL: https://www.yoshidayaki.jp/

5.副正製陶所

創業から60年を向かえる「副正製陶所」。手仕事の良さを生かしつつ良質の磁器の生産を目指しています。

こちら「OYAKOSYUKI」は、肥前吉田焼デザインコンペティション受賞作品です。「親子で晩酌気分を味わえる」がテーマとなりデザインされています。子供用のコップ部分は大きめに、大人用はおちょこを乗せるデザインになっています。

こちらの「FUKURA FAMILY」は、羽毛を膨らませ首をすぼめて寒さをしのぐ「ふくらすずめ」のようなフォルムに仕上げられています。一番小さいサイズにはお醤油やお酢など液体の調味料を、他の容器には七味唐辛子や柚子胡椒などの薬味を入れたりできます。

価格表示: 税抜き
送料: 1400円
決済方法:  カード決済、銀行振り込み、コンビニ決済
発送までの期間: 7日
 URL: https://www.yoshidayaki.jp/

引用画像:https://www.yoshidayaki.jp

肥前吉田焼の特集はいかがでしたか?有田焼、波佐見焼の産地から近いということもあり、吉田焼としての知名度はまだまだ低いですが、現代的でユニークなデザインが多く、これからブレイクすること間違いなし!テーブルウェアフェスティバルで是非商品を手にとってみてくださいね!

※本記事の情報は執筆当時のものです。
商品、在庫、購入・支払い方法、TEL・FAX、不良品等の返品・交換は
各ショップのショッピングガイドをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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うつわ記事

【波佐見焼特集1】一龍陶苑 一瀬龍宏さんインタビュー

February 06, 2018

1年に1度の器の祭典、テーブルウエアフェスティバルが開幕しましたね!東京ドームで出会える窯元をテーブルライフでは事前に取材してまいりました。テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!

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波佐見焼
一龍陶苑 一瀬龍宏さん

今回は近年人気上昇中の波佐見焼をピックアップ!第一弾は江戸時代から続く窯元で一龍陶苑の一瀬龍宏さんにお話を伺いました。

150年以上続く一龍陶苑の歴史と一瀬さんについて

-創業はいつですか?

創業は慶応元年(1865年)と言われているのですが、最近見つかった文献から実際は約150年よりもっと前、つまり江戸後期に中尾山で創業、私で7代目です。元々大村藩の支援によって雑器(大衆向けの日用食器)を町全体で効率よく生産していました。そして1940年から50年ごろにかけて近代化の量産化を受け、中尾山にあった窯元たちが次第にふもとの方にも新しく工房を作るようになりました。うちの会社もその1つです。

-一瀬さんについてお聞かせ下さい

幼少から器を見て育ったものの、窯業には全く興味がありませんでした。普通に都内の大学へ進学していたのですが、ちょうどバブル期と重なったことで大学生活はかなり楽しんでいましたね(笑)でもこれではまずいと思い、卒業後は有田の窯業大学へ2年間通い、ここで初めて窯業に触れました。

現在自社ブランドは全て私がデザインしています。

波佐見焼の進化、そして人気となった現在

-波佐見焼ブランドを売り出したきっかけは?またそれに伴い変化はありましたか?

以前波佐見焼は相手の趣向に合わせたデザイン主流で有田焼の一部として扱われてきました。ですが、10年前の牛肉の産地偽装問題を契機に産地を明記しなくてはならず、有田という名前で売ることができなくなってしまったため波佐見焼ブランドとして売り出すことになったんです。

11年前のテーブルウエアフェスティバルで初めて波佐見焼という名前を発表しました。ですが、そのとき行ったアンケートでは認知度ゼロという状態。これが自分たちにとって波佐見焼とは何なのかという考えるきっかけになりました。そして時代に沿ったブランディング、町全体の工房が一丸となって努力してきたのがブランド化に成功したのではないかと思っています。また近年の北欧ブーム・白ブームも相まって、波佐見焼の知名度が上がってきたというのも大きいです。

そのお陰でここ数年テーブルウエアフェスティバルでは同じ場所・規模で出展していますが、売り上げは年々上がっていますね。

24時間稼動の工房、そこから生まれる人気シリーズ

-工房・ギャラリーについて教えて下さい
工房では2008年のリーマンショックの3ヶ月前から窯を24時間体制で稼動していて、1日だいたい7000~8000ピース生産しています。従業員は47名で分業制となっています。

また中尾山には自社ブランドを展示販売している「ギャラリーくらふと龍」があって、人気のshinogi(しのぎ)シリーズをはじめ、たくさんの器が並んでいます。

狙うは若い層

-海外展開はされていますか?

自社では海外展開はしていませんが、オファーがあれば受けるというスタンスを取っています。実は
ここ最近韓国・中国へ輸出しました。時にはわざわざ波佐見まで出向いて買い付けに来る外国の方もいらっしゃいます。(取材前日も韓国からわざわざ中尾山まで買い付けに来ていたそうです)
なのでしっかりものづくりをしているというスタンスをきちんと取っていれば、自然と海外からもオファーが来るものだと思っています。

また波佐見はいい意味で中途半端で小回りが利く、さらにある程度量産できるという点で、このようなエリアが全国的に少ないこともあってか、海外からモノ作りという点を見るとメリットはとても大きく、それを十分生かせるとこれまでの経験を通じて実感しています。

-現在の課題点は何かありますか?

お金をかけている割にはまだまだプロモーションが足りない気がします。せっかく開催したイベントもやったことで満足して終わってしまい、なかなか次に繋いでいない気がします。今後もう少しプロモーション強化が必要ですね。

-今後の目標を教えて下さい

「カジュアルリッチ」・「スタンダードカジュアル」。若い層をターゲットにしたプロモーション活動を積極的に行っていくことで、「波佐見に行けば何とかしてもらえる」「何かが見つかる」というポジション作りができればいいですし、またものづくりを介在としてPRできる拠点作りをしていきたいと考えています。

一龍陶苑さんは現在東京ドームで開催中のテーブルウエアフェスティバル2018・波佐見焼ブースで出展されています。今回ご紹介したプレートの他にもたくさんの器が展示されていて、今なら実物を手に取って見ることができるチャンス!この機会に是非足を運んでみて下さいね!

◆テーブルウェアフェスティバルHP:
https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/


shinogiシリーズに新しく楕円型のプレートも登場!


こちらはカラーストライプシリーズ。

一龍陶苑
 〒859-3712
 長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷975
 Tel : 0956-85-2037 Fax : 0956-85-2024
 E-mail : 1ryu@1ryu.jp
 HP: http://www.1ryu.jp/index.html

[取材・編集 テーブルライフ編集部]



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うつわの産地

【輪島塗特集2】輪島キリモト・桐本泰一代表インタビュー

February 03, 2018

テーブルウェアフェスティバルまであと1ヶ月。東京ドームで出会える作品をテーブルライフでは事前に取材しました!テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!

輪島で最も新しいことにチャレンジし続けている創作工房「輪島キリモト」


(画像引用:輪島キリモトhttp://www.kirimoto.net/bowl/kofukuwan.html)

輪島キリモト・桐本泰一(きりもと・たいいち)代表にインタビューをさせていただきました。

輪島キリモトの七代目である泰一氏は輪島の中でも特に新しいことにチャレンジし続け、積極的に発信している創作工房代表者です。

輪島の先人たちが作り上げたブランドである「知られているけど知られていない輪島塗」を世に普及すべく頑張っています。

「輪島塗」の伝道師・語り続ける桐本さん

-まず輪島塗の基礎知識から教えてください。

漆器考古学の先生(輪島漆器技術研究所)によると輪島の地では室町時代以前から漆器を作っていたのではないかと言われており、通説の江戸時代後期くらいから現在のような技法になっていったと言われています。

それに加えて日本海に面したおかげで一年中湿度が高いことも漆器の生産に適していたのでしょう。輪島はそうめんと塩が名産。海から隆起してできた半島なので、肥沃な土地による米・野菜が美味しい土地柄なのです。

「このような辺鄙(へんぴ)なところだからこそ特徴のあるものを作ろう」という先人たちが、きちんとした最高の物を作って他の産地に打ち勝とうという戦略を江戸時代半ばに実行してきたわけです。

(写真・輪島で最も夕日が美しいといわれる「千枚田」)

全ての椀木地を兼ね揃えている輪島塗

椀木地は大きく分けて
・挽物(ひきもの)=ろくろを使って削り形作るもの。漆器の代表的なかたち。
・曲物(まげもの)=丸盆やおひつなど側面の板を曲げてつくる。
・指物(さしもの)=釘を使わずにほぞ・溝を使うもの。輪島では箱物を指す
・朴木地(ほおきじ)=花台・仏具の前机などの複雑な形やカーブ・刳(く)り加工が施された脚などのこと
に分類できます。

この4つともまだきっちり分かれて残っているのが輪島の特長で、他の産地には全く見られず、他の漆器産地では椀だけ、曲げ物だけという特徴があります。

これぞ輪島塗!とてつもない堅牢生

-輪島塗のすごいところを教えてください。

まず「漆」という素材は数ある伝統工芸の中でも最強だと思っています。

100以上の工程を手作業で行っていて、大きくは「木地」「きゅう漆」「加飾」に分かれます。

(参考サイト)http://wajimanavi.lg.jp/www/view/detail.jsp?id=1580

全部で9層にもなる重ね塗りによる堅牢性こそが輪島塗の強さ。桐本さんはこの塗りを「」と「筋肉」と「皮膚」に例えて説明します。輪島の強さは「筋肉」にあたる部分。

しかも輪島で使われている珪藻土はなんと1240万年前のもの。他で取れる珪藻土に比べて極めて純度が高く、漆との相性が抜群であることからも高品質な塗り物ができる土壌があったと言われます。

その最高の珪藻土を用い、コストダウンをよしとせず「筋肉」質な塗りでしか実現できない強さとともに、「沈金」など漆器の表面を彫るための十分な深さを確保できるために表現の幅も輪島塗ならではの特徴です。

その後の「皮膚」に相当する部分は他のどの産地でもやっている漆の塗り物。輪島の強さは「皮膚」の前に施す気の遠くなるような工程にあったわけです。

-産地としての戦略があった

地理的ハンディを克服するために、他の産地がコストを落としてたくさん買ってもらうという戦略をとったのに対し、長く使ってもらって信頼関係をお客様と築くために堅牢性を求めた。

また「沈金法」といういわば”タトゥー”のような彫り込みも塗りが厚いからこそできる技法であり他の産地には真似のできない技法が発達しました。

200年を越える輪島キリモトの歴史〜下請けから一貫生産への挑戦

-輪島キリモトはどのような歴史を辿ってきたのでしょうか?

2代目の桐本久次郎が1814年生という記録が残っており、江戸時代後期での創業と言われています。4代目まで輪島塗の漆塗工房として営業をしていたと言われていますが、昭和の初め・5代目久幸の代に輪島塗の材料となる「朴木地」を取り扱う木地屋に転業して地位を確立。そこから約90年が経ちました。先代の6代目までに現在の規模まで伸ばしてきたのですが、なぜか7代目の私のときに塗師屋から販売まで全ての工程を分業せずに一貫生産・販売までする工房として大きく舵を切ったのが現在の輪島キリモトです。

2000年に輪島市内にギャラリーわいち開店、2004年東京・日本橋三越に店を出すなど前例のないことを積み重ねてきました。

現在は漆器木地の仕事が8%まで減ってきましたが、木と漆の創作工房として一本立ちできるような工房になってきましたね。

現場に立つことでニーズを知る。積み重ねたことをダイレクトに商品開発→一貫生産。

-7代目の泰一氏はどのような経歴を辿ってこられたのでしょうか?

高校卒業後、筑波大学芸術専門学群で生産デザイン(工業デザイン)を学びました。専門科目でグラフィックデザインやフィルムカメラ撮影を学び、白黒で撮る技法や現像を手作業でやるなどアナログな技術を身につけたのは今の自分に役に立っています。

その後一般企業でオフィスプランニングに携わったのち25歳で輪島へ帰郷、木地業の弟子修行を経て30歳のころより販売の現場に立ちました。

現在55歳ですから、それから25年。バブルが弾ける前に一貫生産を開始し、ギャラリーでの個展やテーブルウェアフェスティバル、見本市を初めとしてずっと販売の現場に立ち続けてきました。お客様の声を25年間聞き続けてきたことで、今作っているものに辿り着きました。

ーその結果お客様から多くのヒントを得たということですね。

つまりできるだけシンプルに、できるだけ傷がつかないものを。基本はシンプルに・スタイリッシュに。今の時代に合わせた、マンションや商業空間に溶け込むものを提案し続けたいと考えるようになりました。


(輪島キリモトホームページより 建築内装例 和食料理店カウンター天板)

名前だけ知られている輪島塗。本物を知って欲しい一心で25年

(輪島キリモトホームページより 千すじどんぶり椀・ねず

-直せる漆器「輪島塗」

“筋肉”があることで割れたり欠けたりしても全くの新品に修理ができるということを知っていますか?

他の産地のものと違って、使い込んでも剥がれたりすることなく、しかも元に戻せるのでよく同業者には「商売が下手だな」と言われます(笑)。これだけ最強の食器は他にどこにもないのですが、これが伝わっていないことが輪島塗の弱点です。

僕のキャッチフレーズは「知られているけど知られていない輪島塗」。名前だけは知られているんですけど、その内容を知らない人がほとんどなのが実情。

店頭に立っていると「洗えないのでは」「え?直せるの?」って言う反応が25年以上続いていますね(苦笑)。

先人が積み上げたものを前提にして、新しい分野を切り開くのが私の役割と思っています。

例えばこれは明治44年つまり今から100年前の5代目の頃に作ったお椀。新品同様ですよね。
(編集部注:右側が100年前のお椀。左側は新品のもの。全く区別がつかないくらいです!)

輪島キリモトのこれから

-今後はどのような発信をしていきたいと考えていますか?

先ほど申し上げたように、バブルの真っ最中(1990年代)に大きな方向転換に向けて準備をしてきたことが今まで活きてきたと思っています。私個人は2020年の東京オリンピックのあとに日本経済が大きく傾いてしまうのではないかと危惧しており、バブル期同様その準備を今から始めなければいけないと思っています。

それが、自分たちでできるだけ”リアルな”現場の写真を、粗くても発信し続けること。Instagramfacebookでの発信を頑張ることで、必ず自分たちの活動が日の目を見て誰かから我々の活動に対してお声がかかってくると信じています。このような新しいことに積極的にチャレンジし続けていることでできるご縁や、新たなお取引先との提携関係はオリンピック後に生き残るための資産になっていくことでしょう。


輪島キリモトInstagram https://www.instagram.com/wajimakirimoto/
輪島キリモトfacebook https://www.facebook.com/329769337128251/

最近ではこの輪島塗をどうやって正しくより多くの人に伝えていくかについて深く考え直す機会が増えてきました。例えば、お椀はお椀としてどうあるべきなのか。関係する全ての人たちを巻き込んで、今だからこそ「スタンダードなもの」を考え直すこと。

やるのは今しかありません。東京オリンピックまでに考え抜いていないといけないと思います。それまでに輪島塗を使うという”風”を吹かせたい。それは輪島キリモトだけではなく、全国のいろいろな人たちとの連携でムーブメントを起こしていきたいと考えています。

工房の様子を見学!”手間暇”の結集

ー最後に工房の様子を見学したお写真を共有します。

 

輪島キリモト
http://www.kirimoto.net/
【輪島工房】

〒928-0011
石川県輪島市杉平町成坪32
Tel :0768-22-0842
Fax:0768-22-5842
【うるしの事務室】 

〒135-0007 
東京都江東区新大橋1-4-11-302 都営新宿線・大江戸線「森下」駅 徒歩9分 
Tel & Fax:03-3631-0281 
urushinoma@kirimoto.net
 
輪島キリモト お取扱店舗 
直営店:本町店金沢店三越日本橋店(詳細はこちら)
オンラインショップ:http://www.kirimoto.net/onlineshop.html
その他お取り扱い店一覧 http://www.kirimoto.net/shop.html

 

[取材・編集 テーブルライフ編集部]

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うつわの産地

【有田焼窯元特集5】福珠窯 福田雄介さん

January 29, 2018

テーブルウェアフェスティバルまであと1ヶ月。東京ドームで出会えるオススメの窯元をテーブルライフでは事前に取材しました!テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!(福珠窯さんは「有田焼」ブースにいらっしゃいます)

おしゃれな有田焼窯元の取り扱いあります!

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銀彩の鮮やかな有田焼「福珠窯」を直撃!

上有田駅から南の方へ広がる閑静な地域「陶芸作家村」の一番奥、緩やかな丘を臨む1955年創業の有田の窯元・福珠窯(ふくじゅがま)。

代表の福田雄介(ふくだゆうすけ)さんにお話を伺うことができました。




現在の会長である先代福田雅夫さん(父)と専務:福田雅子さん(母、テーブルコーディネーター)を両親に持つ雄介さん。

-創業者はどんな人ですか?

創業者は祖父です。もともと勤めていた有田焼の老舗「香蘭社」から独立しました。一番初めは箸置きなどの小物の陶器を扱っていましたが、2代目の父の時代に食器へ展開を始めました。

陶芸家という道へ

-陶芸家を目指されたきっかけを教えてください。

きっかけらしいきっかけというのは実はないんです。小さい頃から工場で遊んでいるうちに自然と陶芸の道へ進むことを決意しました。

有田工業高校のデザイン科を卒業後、いずれ作陶をしていく前提でサラリーマンとして東京へ就職しました。建築事務所などのパネルデザインやセールスプロモーションのデザインを担当し、将来に向けたデザインのキャリアを積んできたつもりです。

そのあと東京で転職をしたのですが、転職先を探すときに得られる経験を意識してヘルスビューティー系のベンチャー企業を選びました。ネットショップを運営する会社で、Web・紙媒体・パッケージなどビジネスを一通り学ぶことができました。

そして31歳で窯へ戻り、作陶を開始しました。

やはりいきなりうまくはできず初めは焼き物に対する技術不足があったのですが、何年もやっている間にだんだん思い通りにできるようになってきましたね。

「手仕事の価値」。めざす作品づくり

-どのような作品にしていきたいですか?

福珠窯は有田では珍しい一般消費者向け(B2C)の窯元です。

「長く使ってもらう」という価値を提供したいため、2つのことにこだわっています。ひとつは「飽きの来ないデザイン」もうひとつは「高温でしっかり焼く強度の高いものを作る」。生産効率は悪くコストがかかるため価格に反映されてしまうのですが、これは20~30年使うと明確に差が出てきます。

お客様は「手仕事だから高い」だけでは納得してくれません。だから明確な価値を提供したいですし、それを正しく伝えたいです。




-どんな人に一番使ってもらいたいですか?

30-40代(自分と同世代)の方に使ってもらいたいです。年配の方はブランドでご購入頂けますが、この世代はブランドだけでは買わないし、いいと思ったものにお金を出す世代です。いいと思ってもらうために作り、それを評価されたときが一番嬉しいですね。

 

銀彩のうつわ

-福珠窯の特長を教えてください。

銀を使うことは一般的にはNG(黒くなるから)と言われていますが、福珠窯があえて銀を使うのは「他の人がやりたがらないことをやる」からです。

 

またかっこいいものがあったとしてもそれを「有田で作る意味」がなければならないと考えています。

なぜ日本で作っているのか、有田で作っているのか、福珠窯が作るのか、そのひとつの答えが銀であり、伝統的な模様であると思っています。

使い手目線のデザイン

-デザインへのこだわりを教えてください。

昔から長く使われてきたデザイン=飽きの来ないデザイン

であると考えています。

「アーティスト」と「デザイナー」で言ったら自分はデザイナー。つまり「自分がいいと思ったものを作る」というよりは「人々がいいと思うものを作っていく」。

古いものをモダンにリバイスしていくイメージです。


写真:2017年7月に発表した新作

-お父さんと作風は異なりますか?

父の作品が一番好きなので、自分で大きく変えることはたぶんしないと思います。

私自身が「福珠窯のうつわを通じて体験したこと」が多くあります。それと同じことを多くの人に体験して欲しい、そういう想いで作陶しています。

そのため「自分個人が売れる」というより「福珠窯が売れる」ことの方が目指す姿に近いんです。

自分は世の中に伝える人。

-一番大変だったこと、嬉しかったことを教えてください。

思い通りに焼けないときは試験場に聞きに行ったりするが、原因が複合的になっていることが多いです。気苦労も多いが技術的に奥が深いことが楽しみのひとつでもあるため、苦労と嬉しいことは表裏一体です。




-跡取りについてはどう考えていますか?

初代は0から1にする人、二代目はそれをブラッシュアップする人、三代目はそれを世に伝える人。自分は伝える役割だからwebもSNSもやるし、消費地へ乗り込むこともしています。

次の代はむしろそれを壊して新しいものを作り上げるような役割になるべきと考えているので、あまりそこにこだわりはありません。


「IKOMI」シリーズ。一瞬割れてしまったのかと思ってしまいます。
住宅展示場テーブルコーディネートにも使わせて頂きました。

テーブルライフコラム「有田焼でつくるアーバンマリンテーブル」

有田焼創業400周年を終えて

有田焼創業400周年事業は大きなきっかけになりました。

参加してよかったと思うのは以下の2点です。

  1. 1.普通会えないような人と会うことができたこと
  2. 2.ミッドタウンで販売する体験

それまでは商社さんしか接点がなかったものが、この事業を通じて「やる気さえあればバイヤーさんに接点が取れる」ことを実感しました。

-ブームが来ている感じはしますか?

今までは商社向けが多かった時代だったが、400周年事業のあたりから窯元に焦点が当たるようになってきた気がしました。


有田という産地

-有田という産地についてどう考えていますか?

作っているものの幅の広さ引き出しの多さが有田の特長だと思います。

何百年も前からずっとお客様の需要に応え続けてきた、そのマインドが有田に共通したものです。どんなものでもご要望があればできるまで作り続けてきたことがものづくりの原点になっています。その精神は引き継がれてきたものだし、我々も引き継いでいかなければならないことですね。

提案の幅を広げるテーブルコーディネート

母(福田雅子さん)はテーブルコーディネーターで、近隣の窯元の奥様や商社の人向けにレッスンし、自社でコーディネートができる活動を行っています。

有田ではtop3に入るコーディネーターで、工房の横でもレッスンをしています。

コーディネートの勉強をすることで、提案の幅が広がると感じています。

また母から商品開発のアドバイスをもらうことが多いです。「こんな食器があるといい」という意見をよくもらい、試作品を作ってみます。

 

福珠窯(ふくじゅがま)
http://www.fukujugama.co.jp/
〒844-0002 
佐賀県西松浦郡有田町中樽2丁目30−16
0955-42-5277
 オンラインショップ https://store.shopping.yahoo.co.jp/fukujugama/

[取材・編集 テーブルライフ編集部]

おしゃれな有田焼窯元の取り扱いあります!

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うつわの産地

【有田焼窯元特集4】厚さ1mm以下「エッグシェル」やま平窯元

January 25, 2018

テーブルウェアフェスティバルまであと2週間強。東京ドームで出会える窯元をテーブルライフでは事前に取材しました!テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!(やま平窯さんは「有田焼」ブースにいらっしゃいます)

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大注目!厚さ1mm以下「エッグシェル」やま平窯元

春ほどは熱気に包まれていない有田秋の陶磁器まつりの最中に、エッグシェルシリーズで有田焼の中でも圧倒的人気で存在感を増している「やま平窯元(やまへいかまもと)」の山本博文(やまもと・ひろふみ)代表にインタビューをさせてもらうことができました。

やま平窯元は有田駅から徒歩で約10分ほど、有田駅と上有田駅の間にある踏切からまっすぐ南に県道を渡ったすぐのところに工房とギャラリーがあります。

ギャラリーは2017年7月にオープンしたばかりのピカピカな展示スペース!
なんとこのギャラリーの裏に工房があるのですが、本当に製造現場が隣にあるとは思えないような静かなギャラリーです。

-創業者はどのような方で、山本さんは何代目になりますか?

やま平窯元は法人化してから数えると創業45年(1972年有限会社化)ですが、もともとは戦後まもなく祖父(山本平作)が「山平窯(やまへいがま)」を立ち上げたものが母体になっています。有田焼窯元「山庄窯(やましょうがま)」に次男として生まれた祖父が独立したものです。

その後祖父と父が別の共同事業に参画した後に改めて法人化し直した経緯もあり「何代目」というのが数えづらいのですが、曾祖父から数えれば私が3代目、会社としては2代目社長という感じになります。

業務用食器卸としての歴史

-窯元の特徴を教えてください。

有田の窯元はほとんどそうなのですが、旅館やホテルの食器を卸すことでずっと伸びてきた産地です。やま平窯元も元々は東北・北海道向けの業務用食器の製造し、有田の地元の問屋さんに卸すいわば”製造専業”の窯元でした。

東北地方の特長として、どちらかというと煌(きら)びやかで大ぶりな食器が好まれ、1000人収容というような大型ホテルからの大ロットの受注生産が多かったです。機能性つまりスタッキング性のよいもの・厚いもの・丈夫なものというニーズにお応えして食器を量産してきた歴史がございます。現在でも製造量の半分はまだ業務用に卸しているんです。

自社ブランドの構築

-業務用中心だったのですね、ちょっと意外です。現在のラインナップを始めたのはどんなきっかけがあったんですか?

はい、窯元の歴史のほとんどを今述べたような業務用だけでずっと生産してきたわけですが、6年前(2011年頃)から現在のような一般向けの自社ブランド化をスタートさせました。

ブランドを展開していく上で地元の問屋さんには卸さず自社での展開にこだわっていくことを決めました。したがって開発・製造だけでなく、それまで全くやってこなかった東京をはじめとした各地の展示会や個展などに出て行くことで、独自に販路を作ってきたのがこの6年ですね。

逆に言うと、6年前までは自社の名前で食器を売ることはしたことがなく、表舞台に「やま平窯」の名前が出ることはありませんでした。

 

-その6年前には何か大きなことがあったのでしょうか?

いや、実は何か特別なことがあったわけではありません。(笑)

有田の業務用食器の受注は平成元年をピークに(今もなお)下がり続けており、経営者としてずっとどうにかしなければいう気持ちをずっと持ち続けていたところがありました。ずっと思い続けていたことを始めたのがたまたまそのタイミングだっただけですね。

-商品を売り始めたのが6年前ですか?

そうですね。それまでもかなりの期間コソコソ商品開発をしていたり、そのやり方を探し続けていたりしていたのでどこでスタートしたってなかなか定義しづらいのですが。

最初のシリーズはオランダ・フランス・イタリアシリーズ。

それまでずっと地方の商社さんとのお取引だったのが、あるとき東京の商社さんとお付き合いする機会を頂きまして、都内の再開発に関連した外資系ホテルの仕事が増えました。

その中で今までと異なる「プチリッチ」というジャンルの商品を開発に携わり、業務用ではなく家庭用にいい商品が提供できるという手応えを感じ始めていた時期でもありました。

デザインは自分で

-デザインは外部のデザイナーさんなどに依頼されているんですか?

全部私です。

デザインの専門家でも何でもないのですが。。。

高校を卒業した後東京の大学(経済学部)を出て1年間だけ京都の焼き物の販売会社で働き有田に戻りました。

ほんの数ヶ月だけ県の研修施設にも入りましたが、デザインや陶芸は特に技術を身につけたことがないです。

 

そのため、デザインのアイデアを求めて東京・大阪・京都の専門店やギャラリーなどへ年に数回は足を運んで感性を磨いていました。

最近こそインターネットが発達して情報収集が楽になってきましたが、ずっと足で情報を稼いでいましたね。

エッグシェルシリーズ

-やま平窯といえば厚さ1mmにも満たない薄くて軽い「エッグシェル」シリーズですよね。誕生秘話があればぜひお聞かせ頂きたいのですが。

画像出典:やま平窯元ホームページ

7年前(2010年)の香港での飲料の展示会に出展することが決まっていたときに、フッと「これを薄くしたらおもしろいのでは?」と思いついたのがきっかけです。もちろん、それまでいろんな試作をしてノウハウを貯めていた流れはあったのですが。

ちょっと作ってみたら思いの外いきなりうまくできてビックリしたのですが、その後の商品化にはかなり苦労しましたね。強度だったり透光性だったり生産への落とし込みだったりという点で、今までの焼き物の概念が通用しないんです。

-このコンセプトの売り出し方で意識したことは?

当初から地元の問屋には卸さないで行こうと決めていたので、ネットはかなり意識しましたね。自分でどうやって販路を切り拓くかを考えていったときにネットにチャンスがあると思いました。

ネットも当然簡単ではないはずですが、「分母と分子」でいえば、分子が小さくても分母を限りなく大きくすればいいという考え方でした。

積極的な行動が助けと出会いにつながる

-とはいえ、ネットでのマーケティングはご苦労があったのでは?

いやそれが、まずホームページを作ってみたらメディアに食いついて頂いて、比較的狙い通りに情報が拡散してくれました。

あとは有田焼創業400周年(2016年)も意識はしました。なんだかんだ言って(やま平窯に限らず有田全体で)メディアが取り上げてくれることも期待できましたからね。

-マーケティングの戦略がばっちり当たったのではないですか?

うーん、というよりも自分で積極的に動いていたらいろいろ助けて頂いたり素晴らしい出会いを頂いた、と言うのが実感ですね。

仕事のやりがい

-山本さんご自身は有田に戻られて何年になるんですか?

戻ってきたのは33年前になりますね。(実は山本社長は56歳。お若い!)

私自身は東京の4年制大学(経営学部)を卒業し、京都で食器販売の仕事に1年だけ就きました。あっという間に33年です。

-ということは、25年以上の長きにわたり業務用一筋、世にやま平窯の名前が出ない時期をお過ごしだったわけですね。

そうなりますね。業務用の卸なので、世の中の景気に左右され続けるだけの結構苦しい時期がありました。

-その時期からすれば、自分たちで商品をプロディースしてお客様にも喜んで頂いて、メディアにも取り上げられるのは楽しくて仕方ないのではないですか?

はい、やはり「社運を問屋と景気動向に預けて待つ」というのは精神衛生上よくないです。

休みはなくなってしまいましたが、全部自分の責任で結果が出る今はとても楽しく過ごせています。

写真:オープンしたばかりのギャラリー

有田焼創業400周年を終えて

-有田焼創業400周年はどのように関わられましたか?

私自身は3つのプロジェクトに関わったのですが、一番大きかったのは「プロユースのよさを海外に発信していこう」というプロジェクトの反響があったことですね。

「有田の技術や素材を活かして洋食器を作る」というプロジェクトで、狙いはプロユース=業務用だったのですが一般の方にも結構ご購入頂きました。

-有田焼創業400周年が終わっていかがですか?

どこも同じだと思いますが、昨年の盛り上がりで売り上げた分、揺り戻しがあって数字が厳しいですね。

-今後もっとこういうことをやってみたいということはありますか?

来年二人息子のうちの次男が戻ってくる予定になっていて、少しずつ引き継いでいく体制を作りながら新しいこともしていきたいと考えています。

オフの日は・・・

-休みの日はどうされているんですか?

休みはないです(笑) 特にギャラリーを始めてからは全く休んでないですね。

もし時間があれば、大学のときからやっていた(今はやめている)ゴルフを再開したいです。

有田焼窯元 やま平窯元

〒844-0012 佐賀県西松浦郡有田町桑古場乙2267−1
公式ホームページ: http://yamaheigama.co.jp/
オンラインショップ: http://yamaheigama.com/

[取材・編集 テーブルライフ編集部]



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テーブルライフニュース

【九谷焼窯元特集2】虚空蔵(こくぞう)窯 市田貴洋さん

January 24, 2018

九谷焼
虚空蔵窯 市田貴洋さん

九谷焼窯元特集第2弾は、かわいらしい器が特徴の虚空蔵(こくぞう)窯。営業部長の市田貴洋さんにインタビューしてまいりました!

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・ほっこり可愛い秋の和テーブル@ヘーベルハウス千葉北展示場

 


-創業の経緯について教えて下さい

工房の奥に「虚空蔵山(こくぞうやま)」という山があり、窯の名前はそこから名づけました。(編集部注:虚空蔵山という山は全国に10以上あり、そのうちの一つです)

父が九谷焼の商社から問屋として独立したのが1992年。もっと面白い手作りのものを作ってみたくて、職人ではない父が作り手さんと出会って窯元を始めたのが1997年でした。手作り・手描きの土ものに絵付けをするスタイルで20年やってきたことになります。

また私には弟がいるのですが、彼がろくろを回し、私が営業を行っています。そのほかろくろ職人・絵付け職人として5人の社員がおりますが、いずれも20代・30代と若手ばかりです。またうちは分業の進む九谷焼の中でも珍しく、一貫生産をしているんです。



-こだわりは何ですか?

ひとつひつ手作り、そして手描きであるという点です。これまで基本的には受注生産するスタイルで続けてきました。そのため卸販売がメインになっていて、あまり一般向けには販売しきれていないですね。でも逆に言えば「自分たちで作る」というのは「いろいろなものを作れる」ということ。デザインして、生産して、販売まで自分たちで手がけることによって、様々な制約を受けずにものづくりができることにこだわりと喜びを持っています。

ーだからラインナップがすごいんですね!

自分たちで自由に好きなものが作れるからどんどん増えていってしまいますよね(笑)



-作品の特徴を教えて下さい

何といっても個性的なデザインだと思います。これらは着物柄をイメージしているんです。

でも最初は全体的にデザインを描き込んだこってりとした柄が多かったのですが、もう少し今の時代に合った、余白を残しながらも九谷焼らしさを出せるようにと、色々と試行錯誤して出来上がったのが今の作品です。

そして今、作品の1つである花柄に注目していただき、東京オリンピックに向け海外メーカーからの発注も受けたりと、九谷焼と虚空蔵窯の世界観が国内だけでなく海外にも浸透し始めたような手応えを感じていますね。

その例として上のテキーラボトルのデザイン受注を受けました。このデザインはもともとはプレートに描かれていたデザインなのですが、かなり反響があり2018年のプレミアム版デザインとして製作することになりました。(※海外向けなので国内販売はしていないそうです)

-売れ筋アイテムは何ですか?

黒のいっぷく碗(下記画像)ですね。2014年にタレントの梨花さんがinstagramで紹介して下さったのがきっかけで、彼女のショップ(代官山・メゾンドリーファ)にも置いてもらった後はすごい勢いで売れました。3年ほど経った今でも未だに反響があります。

-OFFの日は何をされていますか?

家族サービスが多いですね。今の季節はスキーによく行きます。

-今後の展望を教えて下さい

九谷焼は伝統工芸ですが、もっと色々な人に身近に感じてもらえるような器作りをこの先も行っていきたいです。

こちら1Fが工房、2Fがギャラリーになっていて、取材に伺った日はちょうど1週間に一度の窯入れの日。運よく火入れの様子を見学することができました!

 

今後の予定として、3月中旬に日本橋高島屋と横浜高島屋で『春の虚空蔵窯展』の開催が決まっているとのこと。

関東地方にお住まいの方は是非足を運んでみてくださいね!

虚空蔵窯
〒923-1224 石川県能美市和気町井55-3
Tel:0761-51-6001
HP:http://www.kutani-kokuzougama.com/

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うつわ記事

【有田焼窯元特集 3】 惣次郎窯 大串真司さんインタビュー

January 17, 2018

テーブルウェアフェスティバルまであと2週間強。東京ドームで出会える窯元をテーブルライフでは事前に取材しました!テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!

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有田焼  惣次郎窯 大串真司(おおぐしまさし)さん

日本有数のうつわの産地、有田。

今回ご紹介する「惣次郎窯」は、 有田の中でも比較的新しい窯元です。そんな「惣次郎窯」の二代目、 大串真司さんにお話を伺いました。

惣次郎窯と大串さんの生い立ち

大串さん

日本有数のうつわの産地、有田。

今回ご紹介する「惣次郎窯」は、 有田の中でも比較的新しい窯元です。そんな「惣次郎窯」の二代目、 大串真司さんにお話を伺いました。

-惣次郎窯の創業と名前の由来について教えて下さい

30年ほど前に父が創業しました。私は2代目です。窯元名は父(大串惣次郎)から名づけています。

-陶芸を始めたきっかけは何ですか?

工房が今のところにできる前にも父が家の裏で作陶していたのでその姿は見ていましたが、幼少・学生時代は野球をやったりして父の作陶からは離れていた期間がありました。

陶芸を始めたきっかけは、高校2年生のときです。

親戚の集まりで、父が首名の花器を作っているビデオが流れたのですが、そのビデオを見たときに今まで味わったことない衝撃を受けました。その時の父の姿が忘れられず、有田窯業大学への入学を決心。絵付けの基礎を半年間かけて学びました。

-なぜ絵付けを選んだのですか?

本当はろくろを学びたかったのですが、うちは絵付けを外注していました。うちで絵付けができたら今よりも個性的なうつわができるんじゃないか。そのときはろくろはそのうちに身につければいいと思い、あえてろくろではなく絵付けを学んだんです。

 

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惣次郎窯の特徴

-窯元の特徴は何ですか?

惣次郎窯では父がろくろを引き、私が絵付けをする役割分担になっています。

「惣次郎窯」というひとつの窯元ではありますが、父と自分の作るうつわは、個性が異なります。あえて同じうつわを作るのではなく、その異なる個性をあえて生かすのが目的です。目指しているのは幅広い作風ではなく、狭くて深いもの。だからこそ、テーマをしっかりと決めてから個展やイベントのためにうつわを作るようにしています。

-売れ筋商品は何ですか?

プレートよりもそば猪口とかカップとかがよく出ますね。

ー工房のロケーションがとても素晴らしいですが、どのような理由で選ばれたのですか?

工房は有田の中心地から少し山合いにある場所にあるのですが、日当たりが良くて、静かなこと、そのときの感覚で決めました。少し高台になっているのでここから見る景色がとても綺麗で工房の周りは葡萄畑が広がっていて、8月の収穫時期になると一面甘い香りがするんですよ(笑)。また近くの公園が整備されてすごく環境がよくなったのも今となっては有難いですね。

 

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今後の展開について

- 規模の遍歴についてはどんな感じですか?

元々は個人売りをしておらず卸売りのみだったのですが、20年ぐらい前から陶器市にも参加するようになり、小売も始めました。また東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに出展したりする中で百貨店とのつながりもできてきたという流れですね。

-今の悩みは何ですか?

百貨店などで販売をしながら、もっと作家性を強めた方がいいのか、窯元の名を強めた方がいいのか悩みますね。つまり古伊万里調の昔ながらのデザインも好まれるお客様もいますし、モダンな柄を好まれる方もいらっしゃる。種類を多く作った方がいいのか、逆に狭めて際立たせた方がいいのかという葛藤はあります。

いいものを作っている自負はありますが、今の時代はとにかく見せ方が大事だと思っています。店頭のディスプレイも然り、SNSも然り。どういう風に見せていくかが悩みどころです。

◆ instagram(@soujirougama)→ こちら

◆ 惣次郎窯ブログ → こちら

自分自身販売に出ているからこそ浮かぶ新商品・新アイテムのアイデアが出てくることもあって、見せ方~使い方~商品が密接に繋がっている気がしますね。

鯉料理とうつわのコラボで、新しい世界を目指す

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-有田焼400周年事業はいかがでしたか?

うちはランプシェードを作ったんですが、あまり事業には乗っからなかったので一部の参加された窯元さんとは温度差がありました。

その一方で近所の窯元さんと「400周年事業とは別に自分たちで何かしたい」という想いで県の支援センターに相談してみたところ、龍泉荘の鯉料理の企画に参加できることになりました。(こちらはコース料理とお好きなお皿が一枚もらえる「陶器市御前弁当」の企画)

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その頃に少しスペースの空いた蛸唐草模様の絵柄を始めたのですがかなり好評で、昨年のテーブルウェアフェスティバルでは評価されたと感じています。ただしこの模様はこれまでの惣次郎窯の模様ではない斬新なものだったため、これは定番として残したい反面これまでのお客様を手放してしまうかもしれない恐れも同時にあります。

-デザイナーさんと組んでみたいとか願望はあるんですか?

ご縁があればお話だけでも聞いてみたいですね。自分の可能性も広げてみたいし、どんなものが作れるか楽しみでもあるので。今までは父の元でだけやってきたので、外の世界という刺激も見てみたいです。

-今後の展望は何ですか?

今目指しているのは、幅広い作風ではなく、狭くて深いものなんです。だからこそ、テーマをしっかりと決めてから、個展やイベントのためにうつわを作るようにしています。

課題としては父が70歳を迎え、自分が年の半分を出張で出ているという体制がいつまでも続くとは思っていません。そんな前提の中で父・惣次郎の味と自分の味をそれぞれ生かして生きたいと思っています。

例えば最近「窯作品」としてでなく「作家作品」的に茶器みたいなもので作っていますが、コンセプトを「かっこいい」にするのか「かわいい」にするのかで大きく悩みますね。

また漆器やガラスみたいな違う素材とのコラボのようなチャンスあれば積極的に参加してみたいです。そういうものに触れたり人と交流する中で今までと全く異なるものの見方ができるようになるかもしれないので。

-自分の作品をどんな人に使って欲しいですか?

今のお客様よりも少し下の世代である40~50代の人たちにも求めてもらいたいですね。やはり一番生活力にパワーがあって趣味趣向にグッと入り込めるような方々に日常プラスαのちょっと贅沢な食卓に使っていただければ嬉しいです。

OFFの日は・・・

IMG_4878

-OFFの日は何をされていますか?

一年のうち半分は、個展やらイベントやらで家にいません。だからこそ、家族と過ごす時間をつくるように心がけています。また、自然をゆったりと見返すようにもしています。特に今の年齢になってから改めて自然の良さを実感するようになり、こうした時間が製作の精度につながると信じています。

-もし時間があったら何をしたいですか?

旅をしたいですね。出張では行けない(行かないところ)に行ってみたいです。例えば金沢ではなくて福井とか、大阪じゃなくて奈良とか、仙台じゃなくて岩手とか。結局静かなところが好きなんですかね(笑)あとは海外にも。今は台湾に行ってみたいです。

あとはみんなでワイワイとBBQというのも憧れます。子供(4歳・1歳)がまだ小さいのでもうちょっと大きくなってきたらやりたいですね。

家族をとても大事にされている大串さん。常に意欲的な姿がとても印象的でした。

これからのご活躍が楽しみな作家さんです!

今後の予定

◆ 2/4~2/12   テーブルウェアフェスティバル
◆ 2/14~2/26 日本橋髙島屋

惣次郎窯さんの作品をお借りした住宅展示場でのダイニングコーディネートを2度行っておりますので是非そちらもご覧ください。

① 2017.2「ミモザのテーマ」→ こちら
こちらのコーディネートを上のDMハガキにして下さいました!

② 2017.7 「有田焼のティータイムテーブル」 → こちら

惣次郎窯
〒849-4172 
佐賀県西松浦郡有田町下本乙3066−9
TEL:0955-46-3980 
URL:http://www.soujirougama.com/

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【有田焼窯元特集2】渓山窯〜蕎麦猪口(そばちょこ)の名窯

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「渓山窯といえば蕎麦猪口、蕎麦猪口といえば渓山窯」圧倒的な種類を誇る渓山窯

(有田のど真ん中、佐賀銀行前にあるギャラリーと陶山神社入り口近くにある工房)

渓山窯(けいざんがま)の代表取締役:篠原 祐美子(しのはら ゆみこ)さんにお話を伺うことができました。

渓山窯は初代:篠原龍一氏(祖父)、二代目&現会長:篠原康年さん(父)に次ぐ三代目の代。2017年は渓山窯にとって創業60周年の記念の年となりました。

-創業者はどんな人ですか?

有田町にある自然豊かな猿川渓谷の地で、ロクロ職人だった祖父・龍一によって創業されました。それから60年その時代に求められるうつわづくりに励んでいます。

曾祖父は火鉢のろくろ職人、祖父は9人の兄弟姉妹。男女問わずきょうだいそれぞれ有田焼と関わりを持ち、この産業を支えていたと聞いております。

初代の祖父の頃には料亭や宮内省に納める器も創っていたのですが、父のときに時代のニーズに合わせ少しずつ家庭用の器も作り始めました。もともと窯焼きのときに窯効率を考えたときにちょっとした隙間に入れるちょうどよいサイズのうつわが蕎麦猪口だったため、毎回の窯に必ず入っているものだったのです。この頃から渓山窯では蕎麦猪口が身近なものになっていきました。

-今や「渓山窯といえば蕎麦猪口、蕎麦猪口といえば渓山窯」と言われるくらい代名詞になっていますね。どういったきっかけで蕎麦猪口に注力されたんですか?

昭和59年に東京のある商社さんから「蕎麦猪口はあまり種類がないので全国各地から集めるのが大変だ」という相談を受けて「それだったらこの商社さんが集めなくても済むくらいのラインナップを揃えよう」と考えたのがきっかけでした。
ラインナップを増やすにあたり、先代(父)は九州陶磁文化館などに行って古き良き有田焼の柄を学び、さらにアレンジを加えて絵柄を創りました。特に古伊万里に代表される染付の蕎麦猪口に赤絵を入れたことに当時はとてもインパクトがあったと聞いています。さらには自分が大好きな魚などの絵柄も加え、伝統的な柄だけでなく様々な蕎麦猪口ができていきました。

圧巻のラインナップ。”売れ筋”はあるものの不思議と極端には偏らないそうです。

-そうやって増えていった蕎麦猪口の種類。渓山窯の商品点数はかなり豊富ですが、いったい何種類あるんですか?

絵柄は常に100種類以上。形状が10種類あるのでコード上は1,000種類以上の商品が存在しています。

父である会長がものづくりが本当に好きで、今は「作りすぎ!」とたしなめています。(笑)

当時は100種類かどうかわからないくらい、とにかくたくさん作っていました。今は100種類に絞って作っていますね。

-昨年(2016年)は有田焼400周年の事業があり、プロジェクトにも参加されたようですが。

強みである蕎麦猪口をブランド化していこうという試みにチャレンジしました。

-どんな作品ができたのですか?

「PREMIUM CHOCO」というシリーズで、ありとあらゆる製造工程や原材料にこだわったワンランク上の蕎麦猪口を作る試みです。

・厳選された陶土
・生地は伝統工芸士によるろくろ成型
・伝統の絵柄
・桐箱

近年いろいろな技法や絵柄が広がっていく中で、本当に「ちゃんとしている有田焼」を見直すこと。すなわち、こだわり抜いた原材料を手間暇かけて作った本物の魅力を伝えていくこと。
「古い時代のものの形を借りて進化形をつくる試み」で使う人の想像力を喚起し、世界でも使われる器を目指しています。

そして、このようなブランドのコンセプトを伝える際にこのようなカードを作ってお客様にお渡ししています。

うつわに絵付けされた紋様の意味や有田の伝統を引き継いでいるものであることをわかりやすく伝えるのにとても役立っていて、おかげさまで評判もいいんです。このカードのイラストも実際に絵付けをしている職人さんに描いてもらっています。このようなかわいいカードをつけることによって、コレクション性も高まってきますよね。

うつわの紋様の意味を知らずにお使い頂いている人にも、このカードで「日々使っているうつわの紋様の意味を知れば、もっと生活が豊かになる」ということを伝えたいです。

渓山窯の経営理念に基づいて

「渓山窯はあなたのくらしを「心地よく」します。」
http://www.keizan-shop.com/hpgen/HPB/categories/104108.html

-今後の渓山窯はどうしていきたいと考えていますか?

基本は既存製品のリブランディング(Re-branding)をしていきたい。
上記の経営理念に通じますが「商品を作るのではなく生活スタイルを作る」。生活スタイルの提案を通じてお客様の暮らしが「心地よく」前向きになるようにと願っています。そのために常に新しい伝統を求めてライフスタイルに合わせたものづくりをしていきたいです。

全く新しいものを作っていくより「今あるものをどういう風に活かしていくか」を考えることの方が楽しいんですよね。

これまで父が次から次へと新しいものを作ってきたのですが、「とりあえず作る」はもうやりたくない。せっかく作ったのに、一生懸命売らないのはうつわがかわいそう。作るだけ作って育てないのは”育児放棄”ですよね。大事にうつわを育てていかなければいけないと思うんです。

ー蕎麦猪口だけでなくいろいろなうつわも取り揃えていますね。

蕎麦猪口をメインにしながら(広告塔にしながら)、ライフスタイルの提案に繋げられるような商品を提案するようにしています。

昨年4月に作った新しいカタログには商品の写真と価格が載っているだけでは伝わらないと思い、「このようなコンセプトでものづくりをしています」というメッセージを添えて作りました。

今後もお客様への伝え方はいろいろ考えていきたいと思います。

ー最後に工房の様子を見学させてください。

渓山窯(けいざんがま)
http://www.keizan-shop.com/
https://choco-keizan.stores.jp/

【うつわ処けいざん】
〒844-0005 佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-3
TEL:0955(43)4533
【渓山窯工房】 
〒844-0004 
佐賀県西松浦郡有田町大樽2-3-12 
TEL:0955(42)2947 
FAX:0955(42)6390
e-mail:post@arita-keizan.com

渓山窯は「通販で買えるオススメ有田焼窯元10選」でも掲載させて頂きました!

[取材・編集 テーブルライフ編集部]

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【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集1】英国食器ブランドBurleighバーレイ−東京ドーム

January 16, 2018

日本の名窯から海外ブランドまでが一堂に会する国内最大級の「器の祭典」テーブルウェアフェスティバル。 今年も250展以上のブースでの展示販売コーナー、ステージ、来場者参加型セミナーなど、日々の暮らしを彩る様々なコンテンツが目白押しです。 毎年テーマを設定して特集企画が組まれますが、今年の特集企画は「英国ーStyle of Lifeー」です。 生活に品格と気品があるれる英国。ガーデンや紅茶と共にあるその美しいライフスタイルを様々な食卓シーンで表現し、英国スタイルの「今」が特集されます。 テーブルライフではまもなく開幕するテーブルウェアフェスティバルへ向けて、事前に特集をお送りいたします!

 

【注目】テーブルライフストアがOPEN! ーここにしかない稀少なモダン食器の専門ショップです
もっと食器の記事を読みたい人へ!「テーブルライフコラム」のメニューはこちら

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以前テーブルライフでもバーレイを含め、英国食器を扱う「佐倉マナーハウス」を特集しました。今回はバーレイのコクレクションや特徴などについてご紹介いたします!

英国食器で160年の歴史がある「BURLEIGH〜バーレイ」

Burgess & Leigh社(略してBurleigh/バーレイ社)バーレイ社は1851年にWilliam Leighによって設立され、160年以上もの間、熟練した職人たちの技術と素晴らしいデザインを受け継いでいます。工場の老朽化が進み、保護を目的にチャールズ皇太子財団に買取られました。3年もの月日と莫大な費用をかけて修繕され2014年にリニューアルオープンしました。現在も、職人たちが昔のまま手作りで作陶されています。


バーレイのコクレクションは全部で12種類!色違いも合わせると20種類以上!

1、Regal Peacock「リーガルピーコック」シリーズ。

1913年に、国王ジョージとお妃メアリーの為に、特別にお披露目された柄です。お色はブルーとブラックの2種類。

Blue Regal Peacock(ブルーリーガルピーコック)「鳥の王を選ぶ東洋のおとぎ話」にでてくる優雅な孔雀をコバルトブルーで描いています。近年生産されていませんでしたが、2014年に復刻しました。

Black Regal Peacock(ブラックリーガルピーコック)2017年に、同じシリーズでブラックも加わりました!ブルーとはまた雰囲気が違い、シックでクラシカルなブラックもバーレイファンを魅了させてくれます。

2、Asiatic Pheasants「アジアティックフェザンツ」シリーズ。

高麗キジと牡丹が描かれた「アジアティックフェザンツ」シリーズ。バーレイの中でも最もファンの多い代表的なコクレクションです。お色は柔らかい色合いのブルー、ピンク、大人の色合い紫の3種類があります。

Blue Asiatic Pheasants(ブルーアジアステックフェザンツ)ホワイトに淡いブルーの優しい雰囲気です。

引用画像:http://tasman-inter.net/

Pink Asiatic Pheasants(ピンクアジアティックフェザンツ)淡いピンクがとても可愛らしく、あたたかい雰囲気の色合いです。

Plum Asiatic Pheasants(プラムアジアティックフェザンツ)オリエンタルな東洋のイメージを連想させてくれます。とても落ち着いた雰囲気で、ブルーやピンクにはない大人っぽい上品さがあります。




3、Calico「キャリコ」シリーズ

コントラストの強い色彩が人気のキャリコ。バーレイのフェザンツに次ぐ代表的なデザインで、氷のうえに落ちたプルナス(桜の一種)をイメージしています。長い冬を終え、春の始まりを感じさせる温かい花柄です。お色は、ブルー、レッド、ブラックの3種類です。

Blue Calico(ブルーキャリコ)青の色彩が鮮やかで印象的です。

Red Calico(レッドキャリコ)ブルーとはまた印象が変わって可愛らしく、テーブルがぱっと明るくなります。

Black Calico(ブラックキャリコ)限定生産の為日本国内にあるのは数が少ないようです。花柄ですが黒でシックな色合いが赤いスープなどを引き立ててくれます。

4、Blue Arden「ブルーアーデン」

英国の素朴な草花をモチーフにしたアーデン。1880年代にデザインされた、サンザシの花を生き生きと描いたコバルトブルーのコントラストが印象的なパターンです。お色はブルーの1種類です。




5、Burgess Chintz「バーガスチンツ」

淡い水色と白のコントラストが爽やかなバーガスチンツ。19世紀前半に誕生した、野生のゼラニウムをイメージしたパターンです。とてもすっきりとした爽やかな朝にぴったりです。お色は薄いブルーの1種類です。

6、Willow「ウィロー」シリーズ

柳を描いたオリエンタルなパターン。中国が舞台の悲恋物語を描いたもので英国人の東洋への憧れを感じさせるデザインです。現在ウィロー柄を生産しているのは、バーレイ社だけです。

Blue Willow(ブルーウイロー)ブルーは復刻・日本限定発売です!

Black Willow(ブラック ウィロー)シックな白と黒の色合いが印象的です。

7、Felicity「フェリシティ」シリーズ

ニワトコの木を思い出させる小花模様が散りばめられた、可愛らしいパターンのフェリシティシリーズ。お色はブルー、レッド、ピンクの3種類です。

Blue Felicity(ブルーフェリシティ)明るいブルーが爽やかな気分にさせてくれます。

Red Felicity(レッドフェリシティ)ブルーとはまた違う雰囲気の可愛らしさです。レッドフェリシティだけが、プレートのSとLが真ん中が白いタイプになっています。Pink Felicity(ピンクフェリシティ)パステル調の薄いピンクが優しい雰囲気を出してくれています。

8、Prunus「プルナス」シリーズ

プルナスとは桜の一種。花、芽、葉が美しく絡み合った1860年代から続くパターンです。

Pink Prunus(ピンクプルナス)春が待ち遠しくなる優しくて明るいピンクです。

Plum Prunus (プラムプルナス)ピンクとはまた違い、大人の雰囲気を持つプラムカラーです。




9、Victorian Chintz「ビクトリアンチンツ」シリーズ

英国の素朴な草花、大きなダマスクローズに桜草をあしらった大胆な花柄のパターンです。花をモチーフにしたバーレイはたくさんありますが、このように大胆に大きくローズが描かれているのはビクトリアンチンツだけです。カラーはピンクとブルーがありますが、どちらも生産中止の為日本国内で手に入るのは貴重です。

10、Coronation Meadow「コロネーションメドゥ」

チャールズ皇太子の別荘地「ハイグローブ」の草原に咲く花々を再現した
特別なデザインのコレクション “The Coronation Meadow Collection”。
Coronation=戴冠、 Meadow=草原・牧草地の意味です。製品には、皇太子の紋章をアレンジした‘HIGHGROVE’のバックプリントが入っています。ポピー、クレインズヒル、デイジー、ヤグルマギクなど、草原に咲き誇る野花を詳細なイラストで描き、自然の鮮明な色と生き生きした様子を表現しています。




11、Dove Grey「ダブグレイ」

英国バーレイ社より、昨年に新製品が登場!その名も「DOVE GREY/ダブグレイ」。鳩色という意味です。平和の象徴の鳩のように優しくて上品な雰囲気。キャリコとフェリシティシリーズのミックスになります。

バーレイ特集はいかがでしたか?バーレイの魅力は素敵な花柄だけでなく、色々な花柄によるデザイン、色合いもとても魅力です。そして異なる柄と合わせてもケンカせず、自然に馴染んでくれるのもさすがバーレイですね。バーレイが1つあるだけでも、ガーデンや紅茶と共に英国スタイルが味わえそうです。

全ての引用画像:http://tasman-inter.net/

バーレイの正規輸入店:ANTRO(アントロ)

英国食器「バーレイ」、ビンテージ雑貨好きはゼッタイ行きたい『佐倉マナーハウス』!

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集2】英国食器まとめ−東京ドーム

*一部既に生産終了し、日本国内でも在庫がなくなり次第の終了の商品もあります。

2018年1月8日現在 編集:テーブルライフ編集部 西野美花

 

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com

【注目】テーブルライフストアがOPEN! ーここにしかない稀少なモダン食器の専門ショップです
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