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マイセンの食器 オススメのシリーズ10選

February 16, 2018

マイセンとは

マイセン磁器は1710年、東洋の磁器に魅せられたザクセン公国アウグスト強王の命令により生まれました。以来今日まで、ヨーロッパ最高の硬質磁器として知られています。

マイセンの歴史

マイセンの歴史は300年前に遡ります。17世紀、ヨーロッパでは硬く艶やかな硬質磁器はなく、中国の磁器や日本の伊万里などが王族貴族の中でもてはやされていました。アウグスト強王は錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを監禁して磁器製造の秘法を研究させ1710年、ヨーロッパ初の硬質磁器窯「マイセン」が誕生しました。その後も長い歴史を辿り、1940年代には世界ニ次対戦によりソ連に一部管理されたり、1991年には東西ドイツの統合などを迎え、手工芸に伝統を守りながら現代も素晴らしい作品を生みだしています。

 マイセンの窯印

マイセンの窯印といえば「双剣」です。アウグスト強王の紋章が1722年にマイセンの窯印として使用が認められました。この当時は、シュベルトラーと呼ばれる専門絵付師だけが書くことができました。のち1875年には窯印、双剣が国内外で登録商標され、法的に保護されることになりました。双剣マークは現在でも手書きで記されています。

マイセンの絵付け

マイセンの繊細な絵付けは、18世紀からマイセンの工房内実験室で作られる1万色もの顔料を組み合わせ、花や鳥、果物、風景、人物などが描かれています。更にその歴史は、1764年に設立されたマイセン養成学校卒業生により、現代にも受け継がれています。定期的に日本でも絵付け師を招き、マイセンの絵付がどのようにして施されるか見ることができます。

マイセンの世界限定コレクション

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた「国立マイセン磁器製作所」。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、毎年世界限定販売されています。2017年には約34種類のプレート、花瓶、オーナメント、ティーセットなどが販売されました。販売数は多くても100点。ほとんどは25点のみという製品もあり、世界のコレクターを魅了させています。

 

オススメのマイセン10選

1.人形

300年近い歴史を誇るマイセン磁器の中でも特に重要なジャンルの1つです。人形の造形家や絵付け師は、食器とは異なった修業の後、専門家として生涯をマイセンの人形と共に過ごします。大きなものは途中数ヶ月間寝かせて乾燥させ、部分部分をそれぞれ別に作ってはそれを磁土でつないでいくなど、すべてが時間をかけた繊細な手仕事で行なわれます。

2.剣マーク

マイセン、300年の歴史を象徴する「剣マーク」。流麗なシルエットと使いやすさで人気のあるフォームに、一点一点フリーハンドで描かれたマイセンブルーの双剣が、透き通るような白磁の上で、気品あるアクセントになっています。

3.波の戯れ

21世紀のマイセンを代表するシリーズ「波の戯れ」。さざ波のようなレリーフがモダンなフォームに映え、「用と美」の完全な一致を感じさせる作品です。
フォームもデザインもアーティストのグループによって考案・製作されている拘り。水面に生まれるさざなみが清冽な印象を与えるレリーフや、花のつぼみや茎を連想させるフォームに大きな特徴があります。

4.ロイヤルブロッサム

花のレリーフが美しい「ロイヤルブロッサム」。レリーフの源は、1739年に白いガマズミの花をモチーフに作られた「スノーボール装飾」です。マイセン磁器の創始者、アウグスト強王の息子、アウグスト3世が最愛のマリア・ヨゼファへ「枯れない花を贈りたいという願いから誕生日しました。スノーボールは、英語で「雪の玉」という意味のほかに「ガマズミの花」を意味しています。

5.コスモポリタン

アウグスト強王のために作られた傑作 「金のコーヒーセット」からインスピレーションを得て誕生した「マイセンコスモポリタン」。一流ホテルで使用されている華麗なシルバーウェアを意識した現代的なデザインが特徴です。表面を手仕上げすることで得られるダイヤモンドのような輝き、メッシュのモチーフにゴールドやプラチナ施した独自の「マイセンメッシュ」。「コスモポリタン」は、マイセンの伝統を受け継ぎながらも現代的なエッセンスを加えた洗練された新シリーズです。

  6.ブルーオニオン

中国写しの染付の技法を生かして完成させた「ブルーオニオン(青いたまねぎ模様)」。この呼称は、柘榴(ザクロ)を玉ネギと間違えたため、という説明が定説になっています。中国のお皿に写実的に描かれた柘榴は、マイセンでも初期の頃には忠実に真似られていました。しかし、見慣れぬ果物は馴染み深い玉ネギに姿を変え、桃のような果物、そして竹がバランスよく配置されることになりました。 中国伝来のおめでたい「象徴」が描かれています。

7.スワンサーヴィスセット

18世紀のヨーロッパ磁器芸術の頂点と言われる「スワンサーヴィスセット」。
「水」をテーマに、永遠の命の象徴とされるスワン、ガラテア、魚、貝などが立体的に表現されています。白磁の「スワン ホワイト」は、優雅なスワンがくっきりとレリーフに浮かび上がりこの上なくエレガントです。ビーダーマイヤー様式の可憐な小花柄があしらわれている「スワンサーヴィスセット」は、結婚式のバージンロードに散らす花であり、愛と平和の象徴として多くの人に愛されています。

8.煎茶カップ&ソーサー

17世紀に日本から伝わった古典的なフォームの煎茶カップ。 それに、白磁誕生前に生まれたベトガー炻器のソーサー(茶たく)を組み合わせました。 マイセン市と有田町が姉妹都市35周年を迎える2014年にスタートし、毎年違うデザインの双剣が絵付け販売されています。有田焼創業400年(2016年)に6客のカップが揃う貴重なコレクションです。 カップにはそれぞれマイセンの歴史的な窯印が描かれています。

 

9.マイセングラス

マイセンはザクセン州の町の名前であると同時に、国立マイセン磁器製作所が作る「マイセン磁器」も意味します。そのマイセンがチェコの名門「モーゼル」社と提携して生まれたグラスウェアが「マイセングラス」です。マイセングラスの「波の戯れ」は、現代マイセンを代表する白磁のシリーズ「波の戯れ」とセットで使用できるグラスウェアです。グラスの種類も、ワイングラスからシャンパングラス、そしてビアグラスに至るまで、さまざまなタイプのフォームがラインナップされています。グラスを支えるプレートの部分にはマイセン磁器の双剣マークが刻まれています。

10.ペンダント

アウグスト強王は、宝飾品のコレクターでもありました。 その高価なコレクションは、現在でもドイツ、ドレスデンにあるアウグスト強王の宝物館「緑の天井」に保存されています。 国立マイセン磁器製作所はこのような歴史的背景をふまえ、磁器のペンダントトップを発表。 ペンダントトップのモチーフは、親しみやすい「動物」で11種類。 カラーは、ナチュラル、カラフル、金彩、そしてマイセンの絵柄「散らし小花柄」の4パターンです。 形もボリュームのあるフルタイプと、身体になじむフラットなハーフタイプの2種類があり、 全83種類のペンダントトップが登場しました。

マイセン特集はいかがでしたか?西洋白磁の頂点に君臨する「マイセン」。造形、繊細なデザインと絵付けは誰が見ても素晴らしいものばかりです。私達でも手に入る商品から、一生の宝物、先祖代々受け継がれる品物まで揃うマイセン。ぜひお気に入りの商品をみつけてくださいね。

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテックを経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生に師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com

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NIKKO・ニッコー食器オススメのシリーズ10選

February 12, 2018

数ある食器の種類がありますが、皆さまは購入時どのように選んでいますか?用途やデザイン、お気に入りのブランドなどから選ぶことが多いのではないでしょうか。テーブルライフでは、人気のブランド食器特集として定期的に皆さまにご紹介していきたいと思います。今回は日本を代表するブランドの1つ「NIKKO」です。

Made in Japan、「NIIKO」のこだわり

海と山の恵みがもたらす豊かな食文化と、伝統工芸が今も栄える石川県金沢市で、1908年「日本硬質陶器株式会社」として誕生しました。今では世界に誇れる、上質な食器のブランドの1つとして、石川県に息づく高い美意識と品質へのこだわりを創業当時から受け継いでいます。

NIKKOの歴史

NIKKOの歴史は1908年から始まります。明治時代には殖産興業、外貨獲得の国策により中国、インド、豪州、中南米、欧米の各国へ輸出し販売。NIKKOを代表する「山水」、第2のヒットシリーズ藍色の銅板転写「ぶどう」、生命の木をモチーフにした「ミングトゥリー」、ボーンアッシュを50%にまで高めた「ファインボーンチャイナ」、純白色が美しい「ホワイトエレガンス」など。多数のヒットシリーズを世に送り出してきました。

NIKKOのシリーズは何種類?

NIKKOのシリーズは、驚くほどの数がそろっています。白い器シリーズで24種類。絵柄付きも24種類。ロングセラー商品は「山水」「ぶどう」「ミングトゥリー」の3種類。「子供用食器」4種類。その他には、ブランド・シリーズ「ヒロコ・コシノ」。1つずつ手作業で仕上げる「ハンドペイントシリーズ」。イタリアブランド「メプラ」社のカトラリー7種類。計60種類以上ものシリーズが揃っています。

今回テーブルライフではオススメ10選を選んでみました。

1.インプレッションズ

アイディアが浮かぶ器「インプレッションズ」。パーティーのオードブルの盛り付けや、アミューズアイテムをプラスしたり、ちょっとお洒落なブッフェスタイルに使用出来ます。普段からお使いいただける小さなアイテムも、組み合わせれば、華やかなパーティー&おもてなしアイテムに早変わりします。

2.イオ

盛り付けの美を追求した器 「イオ」。イオシリーズの特徴である美しい曲線を活かし、美しく盛り付けることができます。東洋と西洋の文化の境を曖昧にしつつ、アーティスト岡部泉さんがデザインしました。水が風のかすかな流れによって波紋をつくるように、とどまることのないゆったりとした自然体の運動がカタチにされています。

3.フラッシュ

お箸も似合う洋食器 「フラッシュ」。リムのないクープのシェイプはスプーン・フォーク・お箸でも使いやすい形で、お料理のジャンルを問わず使えます。放射状のレリーフがシャープにお料理を一層引き立て、やや深さがある形状なので、ソースの多いメニューにも使いやすい形です。

4.墨の瞬(すみのとき)

日本の「和」の心を感じさせる器「墨の瞬」。いかにお料理を盛るか、シェフがインスパイアされるようなおもしろい器”というコシノ・ヒロコ氏のコンセプトの元、製作されたシリーズです。コシノ・ヒロコ氏が描いた墨の作品から作られた器は、原画の作品の勢いやスピード感、墨や絵の具のにじみや流れを活かしながら、日本の「間」の感覚が余白に表現されています。

5.エーブルブルーメ

ドイツ語で高貴な花という意味の「エーデルブルーメ」。古き良きドイツロマン漂う繊細なデザインです。飽きのこないデザインは、長く使用でき、オーブン、電子レンジ料理にも適しています。

6.スパングルス

ホテルやレストランで愛用されているNIKKOのプロユースシリーズ「スパングルス」。スパンコールのきらめく装飾、マットと光沢の質感の違いで、立体感を感じるスパンコールのデザイン。ゴールドとプラチナが光の反射でキラキラと輝きます。スパンコールの上品なきらめきが、テーブルに華やかな特別感を与えます。

7.ロングセラーシリーズ「山水」

時をこえたコレクション 1915年の発売以来約100年、今なお愛され続けるニッコーのベストセラー。19世紀初頭から東洋の影響を受けてイギリスで製造されたウィローパターン(柳模様)を、精緻な転写技術で描いています。そして、1966年ビートルズ来日時に楽屋にも使われました!

ロングセラーシリーズ「ぶどう」

いつも新しく、飽きのこない器 1933年(昭和8年)に誕生した「ぶどう」。
発売当時は“金筋”はなく、戦後になってから今のデザインが完成し、1962年(昭和37年)にすべてのアイテムが揃いました。いつも新しく、深みのあるブルーとゴールドが美しい 飽きのこない絵柄です。

ロングセラーシリーズ「ミングトゥリー」

1957年に登場、生命の樹をモチーフにした器 「ミングトゥリー(生命の樹)」。万物の根源的な命を樹木になぞらえたもので、ペルシャ・インドやアジア各地で生まれ、ヨーロッパにも伝わった普遍的な図案です。「豊饒」「健康」「繁栄」の歓びも表しています。

8.はらぺこあおむし

世界中で愛される不朽の名作 巨匠エリック・カールの「はらぺこあおむし」。このユーモラスで心あたたまる絵本は世界中で何億人もの子供たちに愛され30ヶ国語以上で翻訳されています。深く美しい色彩で、小さな青虫が美しい蝶に成長するまでを描いた彼の作品を、こどもも大人も一緒に楽しめる、たのしい器のコレクションです。

9.ハンドペイント「HANA」

自然の中で感じられる「幸福感」と「空気感」を表現することをテーマに、手の技にこだわり、一品一品を丁寧に描かれています。NIKKO Fine Bone Chinaの美しい純白の素地を活かしながら、透き通るような繊細なグラデーションが表現されています。こちらの「HANA 花」シリーズ・「ナスタティウム」は、エディブルフラワーとしても人気のお花で アフタヌーンティーやお食事のシーンを華やかに演出します。五つ星最高級ホテルのラウンジでも使われている絵柄に、金があしらわれています。

10.カトラリーシリーズ「エポック」

1947年にイタリアで創業された調理器具・テーブルウェアのブラン「MEPRA(メプラ)」のカトラリー。世界の一流ホテルやミシュランレストランに数多く採用され、独自の加工技術とユニークなデザイン、高い強度が特長です。こちらの「エポック」は、クラシックなフォルムとハンマードパターンが特長のシリーズです。ハンマードパターンは、イタリア北部の山々の職人が叩いた手作りのフォークを再現したデザインです。

今回のNIKKOの特集はいかがでしたか?日本を代表するNIKKOの歴史、シリーズも数多くあるのに驚かれたのではないでしょうか。どのシリーズもそれぞれの個性が出て、見ているだけでもほしくなる物ばかりですね。定期的に期間限定製品も販売されているので、こまめにチェックしてみてくださいね!

引用画像:http://www.nikko-tabletop.jp

※本記事の情報は執筆当時のものです。

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【波佐見焼特集1】一龍陶苑 一瀬龍宏さんインタビュー

February 06, 2018

1年に1度の器の祭典、テーブルウエアフェスティバルが開幕しましたね!東京ドームで出会える窯元をテーブルライフでは事前に取材してまいりました。テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!

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波佐見焼
一龍陶苑 一瀬龍宏さん

今回は近年人気上昇中の波佐見焼をピックアップ!第一弾は江戸時代から続く窯元で一龍陶苑の一瀬龍宏さんにお話を伺いました。

150年以上続く一龍陶苑の歴史と一瀬さんについて

-創業はいつですか?

創業は慶応元年(1865年)と言われているのですが、最近見つかった文献から実際は約150年よりもっと前、つまり江戸後期に中尾山で創業、私で7代目です。元々大村藩の支援によって雑器(大衆向けの日用食器)を町全体で効率よく生産していました。そして1940年から50年ごろにかけて近代化の量産化を受け、中尾山にあった窯元たちが次第にふもとの方にも新しく工房を作るようになりました。うちの会社もその1つです。

-一瀬さんについてお聞かせ下さい

幼少から器を見て育ったものの、窯業には全く興味がありませんでした。普通に都内の大学へ進学していたのですが、ちょうどバブル期と重なったことで大学生活はかなり楽しんでいましたね(笑)でもこれではまずいと思い、卒業後は有田の窯業大学へ2年間通い、ここで初めて窯業に触れました。

現在自社ブランドは全て私がデザインしています。

波佐見焼の進化、そして人気となった現在

-波佐見焼ブランドを売り出したきっかけは?またそれに伴い変化はありましたか?

以前波佐見焼は相手の趣向に合わせたデザイン主流で有田焼の一部として扱われてきました。ですが、10年前の牛肉の産地偽装問題を契機に産地を明記しなくてはならず、有田という名前で売ることができなくなってしまったため波佐見焼ブランドとして売り出すことになったんです。

11年前のテーブルウエアフェスティバルで初めて波佐見焼という名前を発表しました。ですが、そのとき行ったアンケートでは認知度ゼロという状態。これが自分たちにとって波佐見焼とは何なのかという考えるきっかけになりました。そして時代に沿ったブランディング、町全体の工房が一丸となって努力してきたのがブランド化に成功したのではないかと思っています。また近年の北欧ブーム・白ブームも相まって、波佐見焼の知名度が上がってきたというのも大きいです。

そのお陰でここ数年テーブルウエアフェスティバルでは同じ場所・規模で出展していますが、売り上げは年々上がっていますね。

24時間稼動の工房、そこから生まれる人気シリーズ

-工房・ギャラリーについて教えて下さい
工房では2008年のリーマンショックの3ヶ月前から窯を24時間体制で稼動していて、1日だいたい7000~8000ピース生産しています。従業員は47名で分業制となっています。

また中尾山には自社ブランドを展示販売している「ギャラリーくらふと龍」があって、人気のshinogi(しのぎ)シリーズをはじめ、たくさんの器が並んでいます。

狙うは若い層

-海外展開はされていますか?

自社では海外展開はしていませんが、オファーがあれば受けるというスタンスを取っています。実は
ここ最近韓国・中国へ輸出しました。時にはわざわざ波佐見まで出向いて買い付けに来る外国の方もいらっしゃいます。(取材前日も韓国からわざわざ中尾山まで買い付けに来ていたそうです)
なのでしっかりものづくりをしているというスタンスをきちんと取っていれば、自然と海外からもオファーが来るものだと思っています。

また波佐見はいい意味で中途半端で小回りが利く、さらにある程度量産できるという点で、このようなエリアが全国的に少ないこともあってか、海外からモノ作りという点を見るとメリットはとても大きく、それを十分生かせるとこれまでの経験を通じて実感しています。

-現在の課題点は何かありますか?

お金をかけている割にはまだまだプロモーションが足りない気がします。せっかく開催したイベントもやったことで満足して終わってしまい、なかなか次に繋いでいない気がします。今後もう少しプロモーション強化が必要ですね。

-今後の目標を教えて下さい

「カジュアルリッチ」・「スタンダードカジュアル」。若い層をターゲットにしたプロモーション活動を積極的に行っていくことで、「波佐見に行けば何とかしてもらえる」「何かが見つかる」というポジション作りができればいいですし、またものづくりを介在としてPRできる拠点作りをしていきたいと考えています。

一龍陶苑さんは現在東京ドームで開催中のテーブルウエアフェスティバル2018・波佐見焼ブースで出展されています。今回ご紹介したプレートの他にもたくさんの器が展示されていて、今なら実物を手に取って見ることができるチャンス!この機会に是非足を運んでみて下さいね!

◆テーブルウェアフェスティバルHP:
https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/


shinogiシリーズに新しく楕円型のプレートも登場!


こちらはカラーストライプシリーズ。

一龍陶苑
 〒859-3712
 長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷975
 Tel : 0956-85-2037 Fax : 0956-85-2024
 E-mail : 1ryu@1ryu.jp
 HP: http://www.1ryu.jp/index.html

[取材・編集 テーブルライフ編集部]



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住宅展示場テーブルコーディネート

バラのヴァレンタインテーブル@ヘーベル幕張 キュービック

February 06, 2018

皆さま、こんにちは。テーブルライフプランナーのNAYUMIです。

あっという間にお正月が過ぎ、街中はヴァレンタインのディスプレイで賑わっていますね。

バラのヴァレンタインテーブル

日本ではすっかり定着したヴァレンタインデー。女性から男性にチョコレートを送る習慣がありますが、海外では男性から女性に花(主に赤いバラ)を贈るのが一般的。



今回はそんなヴァレンタイン=バラをイメージした、ガーデンランチ風のテーブルを作成致しました。

プレートは赤いバラに合わせた赤い色染めカンナの模様が施されたプレートを使用。

シリンダーが並んだフラワーベースに紅白のバラを交互に1本ずつ挿して動きのあるテーブルフラワーに。

フラワーベースの中に入っているのは・・・実はコーヒー豆なんです!

こちらそのまま入れるとコーヒーのとても良い香りがするのですが、食事の席をイメージしているので一晩干して香りを押さえています。

ブラウンカラーを取り入れることでカジュアル感を


実はプレートを乗せている木台はこのプレートのためだけに作られたもの。敢えてウッド素材を組み合わせることでナチュラルでカジュアル感が出ます。

カトラリー、ワインホルダー、そして細長く美しいシルエットのキャンドルスタンドもそれに合わせてブラウンカラーで統一しました。

波佐見焼  一真窯さんの色染めカンナプレート

今回は波佐見・一真窯さんの色染めカンナというプレートをお借りしました。

◆ 一真窯HP:https://www.issingama.com/index.html

オリジナルのカンナで彫られたとても素敵なデザイン。何と30種類以上もあるカンナで力の加減や彫るスピードなど、それぞれ使い分けながら作り出しているのだそうです。(こうしてできる彫りをこちらでは「一真彫り」と呼んでいます)


お料理を載せてもこんなに素敵♫

一真窯さんは現在東京ドームで開催中のテーブルウエアフェスティバル2018・波佐見焼ブースで出展されています。今回ご紹介したプレートの他にもたくさんの器が展示されていて、今なら実物を手に取って見ることができるチャンス!この機会に是非足を運んでみて下さいね!

◆テーブルウェアフェスティバルHP:
https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷670
TEL :0956-85-5305
営業時間:10:00~17:00(不定休 )
HP:https://www.issingama.com/index.htm

その他使用アイテム
・テーブルランナー:ALEXANDRE TURPAULT(アレクサンドル・チュルポー)
・カトラリー : Cutipol(クチポール)
・テーブルナプキン:Borgo delle Tovaglie(ボルゴ・デレ・トヴァーリ)
・フラワーベース:DULTON
・キャンドルスタンド:銘木石川商店

IMG_0065 04テーブルライフプランナー・NAYUMI

大学卒業後、外資系航空会社就職をきっかけに海外移住開始。結婚後も夫の転勤等でこれまで世界5か国(シンガポール・フランス・イタリア・トルコ・ペルー)に在住し、語学・料理・異文化を学ぶ。帰国後は食空間プロデューサー・山本侑貴子氏に師事し、テーブルコーディネートのインストラクター資格を取得。現在は住宅展示場でのテーブルコーディネートやテーブルコーディネートレッスン、コラム執筆など食空間プロデュース活動を行っている。雑誌STORY専属ブロガー(デジタリスト1期生)。また8歳・7歳、2人の女児の母でもある。



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憧れのブランド、パスタ皿10選。

February 02, 2018

こんにちは、東海地区担当Mikaです。

パスタ、ピザに代表されるイタリア料理は日本でもすっかり定番料理になりました!子供から大人まで食べられているパスタ料理。日々よく作るからこそ、使いやすいデザインなどを選びたくなりますよね。今回は日々使いやすいデザインから、ラグジュアリーな憧れのオシャレなパスタ皿をご紹介していきます!

引用画像:https://food52.com/

パスタを美味しく食べるには?

もちろんパスタのお味も大切ですが、盛り付けるプレートも重要になってきます。プロのシェフの意見は、暖かいパスタの場合は平皿よりも深皿に盛りつけるのがポイント。平皿に暖かいパスタを盛り付けすると、冷めやすいといわれています。更にボウル状の器に盛ると熱が逃げやすく、底に熱々のソースもたまり、麺が冷めても、下からかきまぜればパスタを温かく楽しめるそうです。それとは逆に、冷製パスタは平皿に盛り付けるほうが、冷製状態を保てます。季節によりプレートを使い分けるのもポイントですね。今回の10選は、平皿から深皿までご紹介いたします。

1.ベルナルド

フランスの磁器メーカー「ベルナルド」。有名レストランなどでも使われており、誰もが憧れるブランドの1つです。こちらは「ECUME(エキュム)」コレクション。ベルナルドの海辺の水泡を連想し、砂浜に打ち寄せた波の跡を表現しています。

引用画像:http://www.bernardaud.jp/

参考価格:21cmプレート 7000円より

2.レイノー

フランスの高級陶磁器メーカー「レイノー」。ナポレオン時代から歴史があり、フランス王室や大統領とも深く関わりのある高級メーカーです。こちらの「月食」という名前がつけられた「エクリプス」は、グレーのグラデーションが美しい、アンヌ・ソフィー=ピック(女性三つ星シェフ)とのコラボレーションで生まれたデザインです。

引用画像:https://housefoods.jp/shopping/ercuis-raynaud/raynaud/

参考価格:30cmプレート 9000円より

3.Sghr(スガハラ)

全てハンドメイドで日本を代表するガラスメーカー「Sghr」。シンプルなデザインが多いですが、洗練されたデザインはハンドメイドでしか表現できない物ばかりです。こちらのトゥッティーは、だ円の形をゆったりと波打たせたイメージで、少し深さがあるのでパスタ皿としても、メインのお料理を盛り付けて頂くのにちょうどいい大きさです。

引用画像:http://shop.sugahara.com/index.html

参考価格:Lサイズ 5400円より

4.ノリタケ

日本を代表する陶磁器メーカー「ノリタケ」。何十種類もあるシリーズは、アート作品から普段使いのカジュアルな物まで揃っています。こちらの製品は窯変をイメージして作られた「クリフ」です。和とモダンな洋にも使えるので、おもてなしの時などにオススメです。

引用画像:http://tableware.noritake.co.jp/

参考価格:プレート28cm 4320円より

5.iittala(イッタラ)

フィンランドを代表するブランド「iittala」。ガラス吹き職人ピーター・マグナス・アブラハムによりガラスメーカーとして創業しました。こちらのティーマシリーズは、カイフランクのデザインにより登場してから30年以上、愛されつづけられているデザインです和洋問わず様々な食卓シーンにフィットする万能なデザインで普段使いにオススメです。

 

引用画像:https://hokuohkurashi.com/?mode=cate&cbid=423212&csid=14

参考価格:3780円

6.Gian(ジアン)

フランスの陶器ブランド、ジアンは1821年にパリから南へ152キロ離れたロワール川ほとりにたたずむジアン町で美術陶器の窯元として誕生しました。製品の最大の特徴は「ジアン・ブルー」と呼ばれる独特の藍色に代表される、色彩の美しさにあります。この藍色は19世紀半ば頃に開発され、以来ブランドの顔として定着しました。こちらの「Filet・フィレ」シリーズは、職人ひとつひとつの手描で仕上げています。

引用画像:http://www.gienfrance.jp

参考価格:パスタプレート 22.5cm 5400円より

7.Jean Louis Coquet(ジャンルイコケー)

ジャンルイコケーは、リモージュ郊外の美しい街に1824年に創設された老舗ブランドの1つです。デザインは全般に装飾的というより、ポーセリンそのものの質感を生かしたシンプルなものが豊富。こちらの「コケー ヘミスフィア ゴールド ストライプ」は、ポップなイメージでもありますが、洗練されたゴールドが高級感も漂わせてくれます。

引用画像:http://www.jlcoquet.com/

参考価格:26cmディナープレート 21060円

8.Jars(ジャス)

1857年創業の老舗フランスの陶磁器メーカー「Jars」。ストーンウェアで有名となり自然材料のみで作られています。ストーンウェアの特徴、縁が欠けにくいこと、オーブン、電子レンジ、食器洗い機にも対応、においや水分を浸透させないなど、普段使いにもオススメです。

引用画像:http://www.cherryterrace.co.jp/product/jars/index.php

参考価格:ディナープレート 26.5cm 3000円

9.NARUMI(ナルミ)

日本を代表する老舗ブランド「NARUMI」。ボーンチャイナをはじめ、数あるデザイン展開をされています。こちらのデザイン「ミラノ」は、縁起の良い花として古くから親しまれてきた梅の花を、藍色の濃淡で表現しています。1972年からのロングセラーで、多くの人に親しまれ続けるナルミの代表作です。

引用画像:http://www.narumi.co.jp/index.html

参考価格:パスタプレート 25cm 4536円

10.arita japan 1616

有田焼の窯元、総合商社として長い歴史を持つ百田陶園(ももたとうえん)が展開している「arita japan 1616」。これまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みたお洒落でモダンな器のシリーズです。

引用画像:http://www.1616arita.jp/

参考価格:S&Bシリーズ Deep Plate278  27,8cm 5500円

 


今回のパスタ皿特集はいかがでしたか?デイリーに使えるカジュアルなタイプから、高級食材を用いた時に盛り付けしてみたいデザインなど、是非使い分けてみたいですね。

 

2018年2月1日現在 編集:テーブルライフ編集部 西野美花

 

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテックを経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生に師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com

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通販で買えるオススメ京焼・清水焼(きょうやき・きよみずやき)10選

January 29, 2018

清水焼とは

日本の古都、京都で焼かれている京焼・清水焼。あまり全国的に知られていませんが、江戸時代より京都を代表する伝統工芸品のひとつです。経済産業大臣指定の伝統工芸品としての正式名称は「京焼・清水焼」ですが、時代の流れとともに清水焼だけが残り、現在ではほぼ「京焼=清水焼」という形になっています。

使用した作家の食器:小川宣之

京焼・清水焼の違いは?

京焼とは?

粟田口焼・八坂焼・音羽焼・御菩薩池焼などが京都市内各地にあり、それを総称して「京焼」という言葉が使われていました。

清水焼とは?

京都市東山区・山科区の清水焼団地・宇治市の炭山などで生産されているものをまとめて「清水焼」と呼んでいます。

京焼・清水焼の特徴

清水焼には、土っぽい焼〆の陶器から、染付や色鮮やかな磁器のものまで清水焼の手法は幅が広く、陶工の数だけ特徴もあるといわれています。

オススメ京焼・清水焼

1.小川 宣之

日本国内のみならず、イタリアでの受賞歴のある小川宣之さんのLUCIATシリーズ。カラーバリエーション豊富で、オーダーメイドも可能だそうです。

また、弊社オンラインショップでも取り扱いを始めました! → こちら

 

価格表示: 税込み
送料: 850円(全国一律)21600円以上の場合無料、離島別途要
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済
発送までの期間:  商品により異なります
 URL: http://tablelife.ocnk.net/
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2.松韻堂

京都の東山・三年坂にある京焼・清水焼の専門店「松韻堂」。代々清水焼のみをあつかっており、現在は15代目。本職のロクロ職人である店主の好みの器を揃えています。

価格表示: 税込み
送料: 5000円以上送料無料
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済
発送までの期間:  注文確定より2日以内
 URL: http://shoindo.com
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3.萩焼屋

一点物にこだわった作家物を販売されている「萩焼屋」。萩焼だけでなく色々な種類の産地も扱っています。

価格表示: 税別
送料: 一律800円、30000円以上送料無料
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済、コンビニ払い
発送までの期間: 入金確認後3営業以内
 URL: https://hagiyakiya.com
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4.やまなか雅陶(やまなかがとう)

京都駅ビル駅内にある「やまなか雅陶」。清水焼はもちろん、トイレの絵付けもされている珍しい陶房です。

価格表示: 税別
送料: 一律800円、沖縄のみ1400円
決済方法:  銀行振り込み
発送までの期間: 注文後確認メールあり
 URL: http://www.yamanaka-gato.com/index.html
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5.トキノハ・HOTOKI

「買える・うつわの店」「使える・カフェ」「作る・陶芸教室」この3つを融合した場所「HOTOKI」。自然の中でゆったりと時間を過ごし、うつわをもっと好きになってもらいたい思いが込められています。

価格表示: 税込み
送料: 基本料金500円北海道、東北、沖縄は除く
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済、コンビニ払い
発送までの期間: 決済確認後4〜5日以内
 URL: http://shop.tokinoha.jp/
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6.普六窯(しんろくがま)

1階の店舗で小売業と3階で陶芸教室も開催している「普六窯」。親子三代で陶工されています。普六窯のオススメなのが「ペリカン急須」です。注ぎ口ペリカンの口のように大きく、スムーズにお茶を注ぐことができます。50年前に作られ、商標登録されています。

価格表示: 税込み
送料: 10000円以上無料。東京810円より
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済、コンビニ払い
発送までの期間: 在庫により即日
 URL: http://www.kyoyaki.net
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7.和の暮らし

清水焼は陶工の数だけ特徴があるといわれていますが、こちらの「和の暮らし」は彩り豊かで、見事な絵付けの窯元が揃っています。普段使いの物から、大変高価な物まで見ているだけでも清水焼の素晴らしさが伝わってきます。

価格表示: 税抜き
送料: 全国一律1000円、10000円以上無料。
決済方法:  銀行振り込み、郵便振替
発送までの期間: 在庫により即日
 URL: http://wanokurashi.jp
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8.朝日堂

明治3年、清水寺門前にて創業の「朝日堂」。京焼・清水焼の専門店として、 時代の流れとともに、陶器に留まらず陶磁器や鉄器、漆器、ガラス製品など、全国各地の銘品を幅広く扱っています。 近年は、若手作家やカジュアルな陶器、伝統工芸品の発信の場として、6つの施設からなる「朝日陶庵」を設立されました。

価格表示: 税込み
送料: 全国一律800円、離島は別途、10000円以上送料無料
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済、コンビニ払い
発送までの期間: 7日以内、海外発送も対応
 URL: http://www.asahido.co.jp/
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9.楽只苑(らくしえん)

京都・東山、清水寺の麓の五条坂にあり、店舗は京町家を基礎とした造りです。京都市指定、伝統的建造物にも指定されております。

価格表示: 税込み
送料: 30000円以上送料無料
決済方法:  銀行振り込み、代金引換
発送までの期間: 7日以内、海外発送も対応
 URL: https://www.rakushien.jp/shopping/
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10.東五六(とうごろう)

山区条橋東丁目に位置し、住所より命名した「東五六」。五条坂の中ほどの分岐点から清水寺の鮮やかな朱塗りの三重塔を正面に見ながら、お寺へ通じるこの坂は「茶わん坂」と呼ばれ京焼・清水焼発祥の地と言われています。

価格表示: 税込み
送料: 東京864円より、10800円以上送料無料
決済方法:  銀行振り込み、代金引換、カード決済、郵便振替
発送までの期間: 10日以内
 URL: http://www.tohgoro.co.jp/index.html
ネット通販は こちら
 

 

 

清水焼特集はいかがでしたか?京都の伝統工芸品を通販でも購入でき、京都の歴史や地理を考えつつ選んでいくのも楽しいですね。是非お気に入りの一品を見つけてくださいね!

※本記事の情報は執筆当時のものです。
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各ショップのショッピングガイドをご覧ください。

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住宅展示場テーブルコーディネート

大人ピンクのヴァレンタインテーブルコーディネート@へーベルハウス幕張フレックス

January 26, 2018

こんにちは。テーブルコーディネーターのMEGUMIです。

今月のへーベルハウス幕張展展示場フレックス様では、お正月テーブルコーディネートに続いて、ヴァレンタインのテーブルコーディネートをさせて頂きました。

ヴァレンタインのティーテーブルコーディネート

もうすぐヴァレンタイン。日ごろお世話になっている大切な人に感謝の気持ちをこめておもてなししてみませんか?

今回はモノトーンにビビットなピンクをアクセントにし、シックで大人っぽいテーブルにしてみました。

ティーテーブルでは、このようなケーキスタンドに乗せると高さも出ておもてなし感が一気にアップします。こちらのスタンドは折りたたみ式なので収納しやすくおすすめですよ。

バラのボックスアレンジ

フラワーは、おもてなしの後そのままプレゼントできるようにボックスアレンジにしました。

イギリスのストーンウェアブランド デンビー Denby

今回お借りした器は、イギリスのストーンウェアブランド デンビーのヘイローシリーズ。Halo (ヘイロー)は太陽や月に薄い雲がかかった際に、その周辺に現れる光の輪を神秘的に表現しています。

ブラック~グレーのグラデーションがとても美しいシリーズです。またモノトーンなので他のアイテムともあわせやすくお勧めです。

 

Denby販売サイト: http://tasman-inter.net/?mode=cate&cbid=2086096&csid=0&sort=n

お問い合わせ先
タスマンインターナショナル株式会社
〒279-0012
千葉県浦安市入船1丁目5-2-916 NBF新浦安タワー
TEL  047-355-0957 / FAX  047-355-0958

 

そして、2月に開催されるのテーブルウェアフェスティバル2018は英国特集!

 

特集企画「英国 – Style of Life」では、デンビーも展示されますのでぜひ足を運んでみてくださいね。

【関連記事】

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集1】英国食器ブランドBurleighバーレイ−東京ドーム

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集2】英国食器ブランドまとめ−東京ドーム

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集3】英国食器ブランドWedgewoodウェッジウッド−東京ドーム

 

その他、ウェッジウッド、エインズレイ、エマブリッジウォーター、スポード、バーレイ、ハルシオンデイズ、ポートメリオン、リチャードブレンドン、ロイヤルウースター、ロイヤルクラウンダービー、ロイヤルドルトン、ウィリアム ヨーワード クリスタル、アーサープライスオブイングランドが展示される予定です。

その他コーディネート使用アイテム

・ナフキン: ボルゴ・デル・トヴァーリエ
・テーブルランナー: チルウィッチ
・カトラリー: クチポール
・アンダープレート: andCtokyo
・キャンドルスタンド: ナハトマン
・ティースタンド: カジュアルプロダクト

 

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テーブルコーディネーター MEGUMI

大学卒業後、金融機関に勤務の傍ら、料理、お菓子を勉強していく中でテーブルコーディネートに興味を持ち、dining & style 山本侑貴子氏に師事。

現在、千葉市にてお菓子作りとテーブルコーディネートの楽しさを伝える教室を主宰。2児の母。

dining & style インストラクター、ル・コルドンブルー製菓ディプロム取得

blog: https://ameblo.jp/sugargrace/

協賛企業:旭化成ホームズ 幕張展示場 フレックス(G3B)
千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-7 幕張ハウジングパーク内
043-213-6151

 

 

 

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テーブルライフニュース

【九谷焼窯元特集2】虚空蔵(こくぞう)窯 市田貴洋さん

January 24, 2018

九谷焼
虚空蔵窯 市田貴洋さん

九谷焼窯元特集第2弾は、かわいらしい器が特徴の虚空蔵(こくぞう)窯。営業部長の市田貴洋さんにインタビューしてまいりました!

【関連記事】

・通販で買えるオススメ九谷焼(くたにやき)陶器窯元 10選

・【九谷焼窯元特集1】錦山窯 吉田幸央(よしたゆきお)さん・吉田るみこさん

・ほっこり可愛い秋の和テーブル@ヘーベルハウス千葉北展示場

 


-創業の経緯について教えて下さい

工房の奥に「虚空蔵山(こくぞうやま)」という山があり、窯の名前はそこから名づけました。(編集部注:虚空蔵山という山は全国に10以上あり、そのうちの一つです)

父が九谷焼の商社から問屋として独立したのが1992年。もっと面白い手作りのものを作ってみたくて、職人ではない父が作り手さんと出会って窯元を始めたのが1997年でした。手作り・手描きの土ものに絵付けをするスタイルで20年やってきたことになります。

また私には弟がいるのですが、彼がろくろを回し、私が営業を行っています。そのほかろくろ職人・絵付け職人として5人の社員がおりますが、いずれも20代・30代と若手ばかりです。またうちは分業の進む九谷焼の中でも珍しく、一貫生産をしているんです。



-こだわりは何ですか?

ひとつひつ手作り、そして手描きであるという点です。これまで基本的には受注生産するスタイルで続けてきました。そのため卸販売がメインになっていて、あまり一般向けには販売しきれていないですね。でも逆に言えば「自分たちで作る」というのは「いろいろなものを作れる」ということ。デザインして、生産して、販売まで自分たちで手がけることによって、様々な制約を受けずにものづくりができることにこだわりと喜びを持っています。

ーだからラインナップがすごいんですね!

自分たちで自由に好きなものが作れるからどんどん増えていってしまいますよね(笑)



-作品の特徴を教えて下さい

何といっても個性的なデザインだと思います。これらは着物柄をイメージしているんです。

でも最初は全体的にデザインを描き込んだこってりとした柄が多かったのですが、もう少し今の時代に合った、余白を残しながらも九谷焼らしさを出せるようにと、色々と試行錯誤して出来上がったのが今の作品です。

そして今、作品の1つである花柄に注目していただき、東京オリンピックに向け海外メーカーからの発注も受けたりと、九谷焼と虚空蔵窯の世界観が国内だけでなく海外にも浸透し始めたような手応えを感じていますね。

その例として上のテキーラボトルのデザイン受注を受けました。このデザインはもともとはプレートに描かれていたデザインなのですが、かなり反響があり2018年のプレミアム版デザインとして製作することになりました。(※海外向けなので国内販売はしていないそうです)

-売れ筋アイテムは何ですか?

黒のいっぷく碗(下記画像)ですね。2014年にタレントの梨花さんがinstagramで紹介して下さったのがきっかけで、彼女のショップ(代官山・メゾンドリーファ)にも置いてもらった後はすごい勢いで売れました。3年ほど経った今でも未だに反響があります。

-OFFの日は何をされていますか?

家族サービスが多いですね。今の季節はスキーによく行きます。

-今後の展望を教えて下さい

九谷焼は伝統工芸ですが、もっと色々な人に身近に感じてもらえるような器作りをこの先も行っていきたいです。

こちら1Fが工房、2Fがギャラリーになっていて、取材に伺った日はちょうど1週間に一度の窯入れの日。運よく火入れの様子を見学することができました!

 

今後の予定として、3月中旬に日本橋高島屋と横浜高島屋で『春の虚空蔵窯展』の開催が決まっているとのこと。

関東地方にお住まいの方は是非足を運んでみてくださいね!

虚空蔵窯
〒923-1224 石川県能美市和気町井55-3
Tel:0761-51-6001
HP:http://www.kutani-kokuzougama.com/

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うつわ記事

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集3】英国食器ブランドWedgewoodウェッジウッド−東京ドーム

January 24, 2018

日本の名窯から海外ブランドまでが一堂に会する国内最大級の「器の祭典」テーブルウェアフェスティバル。 今年も250展以上のブースでの展示販売コーナー、ステージ、来場者参加型セミナーなど、日々の暮らしを彩る様々なコンテンツが目白押しです。 毎年テーマを設定して特集企画が組まれますが、今年の特集企画は「英国ーStyle of Lifeー」です。 生活に品格と気品があるれる英国。ガーデンや紅茶と共にあるその美しいライフスタイルを様々な食卓シーンで表現し、英国スタイルの「今」が特集されます。 テーブルライフではまもなく開幕するテーブルウェアフェスティバルへ向けて、事前に特集をお送りいたします!

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【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集2】英国食器まとめ−東京ドーム

イギリスの高級陶磁器メーカー「ウェッジウッド・Wedgwood」の魅力

世界的に有名なイギリスの陶磁器メーカー「ウェッジウッド・Wedwood」は、1759年にジョサイア・ウェッジウッドにより設立されました。テーブルウェアをはじめ、クリスタル、インテリアアイテムなど、いつの時代も変わらず、上質で洗練された英国スタイルを提供してくれています。

ジョサイアは、英国陶工の父として今でも称されています。この当時画期的な新しい釉薬の開発や、作品の胎土、上釉、色、形をたえず改良し生み出しました。

ウェッジウッドの名作

ジョサイアはウェッジウッドの名作の1つともいえる「クリーム ウェア」を生み出します。この優雅なクリーム ウェアは時のシャーロット王妃を魅了し、「クイーンズ ウェア」の名が与えられ、1766年にはシャーロット王妃より「Potter to Her Majesty(女王陛下の陶工)」を拝命されました。(写真左下)
ジョサイアはここで満足せず、研究や実験を重ねました。そして、1768年には深みのある光沢を放つ「ブラック バサルト」を完成。(写真左上)さらに、1774年には数千回の試作を経て、最大の偉業であるオリジナルの素地「ジャスパー」を発明しました。(写真右)


現代のウェッジウッドコレクション

1.ワイルドストロベリー

世界中で愛されている人気シリーズ「ワイルドストロベリー」。ポップな野いちごでテーブルを華やかに彩り、その愛らしさで人々を惹きつけてくれます。

参考価格:ティー&カップ・ソーサー 8640円

2.フェスティビティ

祝祭という意味をもち、溢れんばかりの花々や果物を立体的なエンボスで描いた「フェスティビティ」。色違いで集めたくなるブルー、ピンク、グリーン、アイボリーのカラーがあります。電子レンジ・食洗機にも使える機能性を兼ね備えた大人気のシリーズです。

参考価格:16cmプレート 1620円、21cmプレート2160円

3.ジャスパー・コンラン

ブリティッシュスタイルの第一人者として名高い、ファッションデザイナー、ジャスパー・コンランとのコラボシリーズ。水彩画のような繊細なシノワズリ調(中国趣味の美術様式)の絵柄が目をひき、美しく、かつ、インパクトのあるテーブルウェアです。他にもピンク、イエロー、ホワイトのカラーが揃っています。

参考価格:サラダボウル:5400円、プレート:23cm 5940円

4.ヴェラ・ウォン 

ハリウッドスター御用達のブライダルデザイナーのヴェラ・ウォンとウェッジウッドとのコラボレーションシリーズ。ヴェラ・ウォンのジュエリーコレクションをモチーフとしたリングは、永遠の愛の象徴を意味しています。このモチーフをベースに、深みのある藍色と対照的なプラチナを幾何学的に組み合わせられています。ヴェラ・ウォンシリーズには、他にもグラス、カトラリー、フラワーベース、フォトスタンドなどのアイテムが揃っています。

参考価格:20cmプレート 5400円、マグカップ 4320円

5,インタグリオ

「インタグリオ」は、凸凹の凹を意味します。その名の通り、美しい乳白色のファイン ボーン チャイナに幾何学のエンボスモチーフが効いた「インタグリオ」は、洗練された現代的な空間に似合うテーブルウェアです。

参考価格:プレート27cm 3780円、プレート20cm 3240円、ボウル14cm 3780円

6.ジャスパー

ウェッジウッドの代名詞「ジャスパー」は、創始者ジョサイア・ウェッジウッドによる数千回の実験と研究の末、1775年に誕生したストーンウェアです。マットな質感が放つ上品な風合いと優しい発色、繊細なレリーフ装飾には、ブランドのクラフトマンシップが息づいています。日本では季節のプレート、フラワーベース、ティー&カップソーサー、フォトスタンド、オーナメントが販売されています。中には1700年代の復刻版は、100万円以上するフラワベースもあります。

参考価格:ティー&カップソーサー 17280円

7.ストロベリー&バイン

ファイン ボーン チャイナの美しい乳白色にかわいらしい苺の柄を浮き彫りで表現した「ストロベリー&バイン」はシンプルで飽きのこないデザインです。光によって表情を変えるストロベリーが、テーブルをさりげなく彩ります。

参考価格:マグ&プレートセット 13500円

8.ピーターラビット

世界中で一番有名なうさぎ、そして世界中で長く愛されているキャラクターでもある、英国の湖水地方を舞台に走りまわる「ピーターラビット」。イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが生んだ最初の絵本から登場しました。

参考価格:マグカップ 1944円、プレート18cm 1944円、ボウル14cm 1944円

9.アレクサンドラ

優美な輝きを放つプラチナで描かれた“ティアラ”。そこにウェッジウッドの伝統モチーフ“デイジー”が愛らしい雰囲気を添えています。ペールブルーの濃淡ストライプの縁には質感の異なる2種類のプラチナがボーダーを織り成し、シャープな印象に。柔らかい色使いの中にも凛とした気品が感じられる贅沢なコレクションです。

参考価格:ティー&カップソーサー、ラウンドプレート、スクエアプレート

各10800円

10.スウィートプラム

太陽の光をたっぷり受けて輝くプラムの実や葉を、繊細なグラデーションで表現したスウィート プラム。パステル画のような温かみのある、やわらかい色合いが特長です。

参考価格:ティー&カップソーサー 16200円、オーバルディッシュ 5400円、ティーポット Sサイズ  25920円 Lサイズ 32400円、プレート 18cm 5400円、20cm 5940円

ウェッジウッドファンオススメの場所「World of wedgwood」

イギリスから電車で1時間半、英国陶磁器の里ストークオントレントにある広大な敷地に「World of wedgwood 」はあります。広い敷地内には工場、博物館、直売ショップ、ティールーム、ファクトリー・アウトレット・ショップがあり、家族でも楽しめる場所です。

博物館には誕生当初のものから、最新のものまで250年以上のウェッジウッドの歴史を物語る作品の数々が並べられてます。色々なコレクションの製造過程や絵付け方法なども、ガイドさんに案内してもらい見学できます。

ティールームは食器はもちろん、壁や席、照明まで、すべてがウェッジウッド。広大な敷地の庭園を見ながらのアフタヌーンティーは優雅な時間を過ごせそうです。

ウェッジウッド特集はいかがでしたか?250年の伝統を守りながら、質の高いテーブルウェアは、現在も多くの人々を魅了し世界の食卓を彩っています。是非テーブルウェア・フェスティバルに足を運び、ウェッジウッドの世界を体感してくださいね。

引用画像:https://www.wedgwood.jp/

https://www.worldofwedgwood.com/

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集1】英国食器ブランドBurleighバーレイ−東京ドーム

【テーブルウェアフェスティバル2018直前特集2】英国食器まとめ−東京ドーム

 

2018年1月21日現在 編集:テーブルライフ編集部 西野美花

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com

 

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うつわ記事

【有田焼窯元特集 3】 惣次郎窯 大串真司さんインタビュー

January 17, 2018

テーブルウェアフェスティバルまであと2週間強。東京ドームで出会える窯元をテーブルライフでは事前に取材しました!テーブルウェアフェスティバルに訪れる方は必見です!

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有田焼  惣次郎窯 大串真司(おおぐしまさし)さん

日本有数のうつわの産地、有田。

今回ご紹介する「惣次郎窯」は、 有田の中でも比較的新しい窯元です。そんな「惣次郎窯」の二代目、 大串真司さんにお話を伺いました。

惣次郎窯と大串さんの生い立ち

大串さん

日本有数のうつわの産地、有田。

今回ご紹介する「惣次郎窯」は、 有田の中でも比較的新しい窯元です。そんな「惣次郎窯」の二代目、 大串真司さんにお話を伺いました。

-惣次郎窯の創業と名前の由来について教えて下さい

30年ほど前に父が創業しました。私は2代目です。窯元名は父(大串惣次郎)から名づけています。

-陶芸を始めたきっかけは何ですか?

工房が今のところにできる前にも父が家の裏で作陶していたのでその姿は見ていましたが、幼少・学生時代は野球をやったりして父の作陶からは離れていた期間がありました。

陶芸を始めたきっかけは、高校2年生のときです。

親戚の集まりで、父が首名の花器を作っているビデオが流れたのですが、そのビデオを見たときに今まで味わったことない衝撃を受けました。その時の父の姿が忘れられず、有田窯業大学への入学を決心。絵付けの基礎を半年間かけて学びました。

-なぜ絵付けを選んだのですか?

本当はろくろを学びたかったのですが、うちは絵付けを外注していました。うちで絵付けができたら今よりも個性的なうつわができるんじゃないか。そのときはろくろはそのうちに身につければいいと思い、あえてろくろではなく絵付けを学んだんです。

 

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惣次郎窯の特徴

-窯元の特徴は何ですか?

惣次郎窯では父がろくろを引き、私が絵付けをする役割分担になっています。

「惣次郎窯」というひとつの窯元ではありますが、父と自分の作るうつわは、個性が異なります。あえて同じうつわを作るのではなく、その異なる個性をあえて生かすのが目的です。目指しているのは幅広い作風ではなく、狭くて深いもの。だからこそ、テーマをしっかりと決めてから個展やイベントのためにうつわを作るようにしています。

-売れ筋商品は何ですか?

プレートよりもそば猪口とかカップとかがよく出ますね。

ー工房のロケーションがとても素晴らしいですが、どのような理由で選ばれたのですか?

工房は有田の中心地から少し山合いにある場所にあるのですが、日当たりが良くて、静かなこと、そのときの感覚で決めました。少し高台になっているのでここから見る景色がとても綺麗で工房の周りは葡萄畑が広がっていて、8月の収穫時期になると一面甘い香りがするんですよ(笑)。また近くの公園が整備されてすごく環境がよくなったのも今となっては有難いですね。

 

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今後の展開について

- 規模の遍歴についてはどんな感じですか?

元々は個人売りをしておらず卸売りのみだったのですが、20年ぐらい前から陶器市にも参加するようになり、小売も始めました。また東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに出展したりする中で百貨店とのつながりもできてきたという流れですね。

-今の悩みは何ですか?

百貨店などで販売をしながら、もっと作家性を強めた方がいいのか、窯元の名を強めた方がいいのか悩みますね。つまり古伊万里調の昔ながらのデザインも好まれるお客様もいますし、モダンな柄を好まれる方もいらっしゃる。種類を多く作った方がいいのか、逆に狭めて際立たせた方がいいのかという葛藤はあります。

いいものを作っている自負はありますが、今の時代はとにかく見せ方が大事だと思っています。店頭のディスプレイも然り、SNSも然り。どういう風に見せていくかが悩みどころです。

◆ instagram(@soujirougama)→ こちら

◆ 惣次郎窯ブログ → こちら

自分自身販売に出ているからこそ浮かぶ新商品・新アイテムのアイデアが出てくることもあって、見せ方~使い方~商品が密接に繋がっている気がしますね。

鯉料理とうつわのコラボで、新しい世界を目指す

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-有田焼400周年事業はいかがでしたか?

うちはランプシェードを作ったんですが、あまり事業には乗っからなかったので一部の参加された窯元さんとは温度差がありました。

その一方で近所の窯元さんと「400周年事業とは別に自分たちで何かしたい」という想いで県の支援センターに相談してみたところ、龍泉荘の鯉料理の企画に参加できることになりました。(こちらはコース料理とお好きなお皿が一枚もらえる「陶器市御前弁当」の企画)

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その頃に少しスペースの空いた蛸唐草模様の絵柄を始めたのですがかなり好評で、昨年のテーブルウェアフェスティバルでは評価されたと感じています。ただしこの模様はこれまでの惣次郎窯の模様ではない斬新なものだったため、これは定番として残したい反面これまでのお客様を手放してしまうかもしれない恐れも同時にあります。

-デザイナーさんと組んでみたいとか願望はあるんですか?

ご縁があればお話だけでも聞いてみたいですね。自分の可能性も広げてみたいし、どんなものが作れるか楽しみでもあるので。今までは父の元でだけやってきたので、外の世界という刺激も見てみたいです。

-今後の展望は何ですか?

今目指しているのは、幅広い作風ではなく、狭くて深いものなんです。だからこそ、テーマをしっかりと決めてから、個展やイベントのためにうつわを作るようにしています。

課題としては父が70歳を迎え、自分が年の半分を出張で出ているという体制がいつまでも続くとは思っていません。そんな前提の中で父・惣次郎の味と自分の味をそれぞれ生かして生きたいと思っています。

例えば最近「窯作品」としてでなく「作家作品」的に茶器みたいなもので作っていますが、コンセプトを「かっこいい」にするのか「かわいい」にするのかで大きく悩みますね。

また漆器やガラスみたいな違う素材とのコラボのようなチャンスあれば積極的に参加してみたいです。そういうものに触れたり人と交流する中で今までと全く異なるものの見方ができるようになるかもしれないので。

-自分の作品をどんな人に使って欲しいですか?

今のお客様よりも少し下の世代である40~50代の人たちにも求めてもらいたいですね。やはり一番生活力にパワーがあって趣味趣向にグッと入り込めるような方々に日常プラスαのちょっと贅沢な食卓に使っていただければ嬉しいです。

OFFの日は・・・

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-OFFの日は何をされていますか?

一年のうち半分は、個展やらイベントやらで家にいません。だからこそ、家族と過ごす時間をつくるように心がけています。また、自然をゆったりと見返すようにもしています。特に今の年齢になってから改めて自然の良さを実感するようになり、こうした時間が製作の精度につながると信じています。

-もし時間があったら何をしたいですか?

旅をしたいですね。出張では行けない(行かないところ)に行ってみたいです。例えば金沢ではなくて福井とか、大阪じゃなくて奈良とか、仙台じゃなくて岩手とか。結局静かなところが好きなんですかね(笑)あとは海外にも。今は台湾に行ってみたいです。

あとはみんなでワイワイとBBQというのも憧れます。子供(4歳・1歳)がまだ小さいのでもうちょっと大きくなってきたらやりたいですね。

家族をとても大事にされている大串さん。常に意欲的な姿がとても印象的でした。

これからのご活躍が楽しみな作家さんです!

今後の予定

◆ 2/4~2/12   テーブルウェアフェスティバル
◆ 2/14~2/26 日本橋髙島屋

惣次郎窯さんの作品をお借りした住宅展示場でのダイニングコーディネートを2度行っておりますので是非そちらもご覧ください。

① 2017.2「ミモザのテーマ」→ こちら
こちらのコーディネートを上のDMハガキにして下さいました!

② 2017.7 「有田焼のティータイムテーブル」 → こちら

惣次郎窯
〒849-4172 
佐賀県西松浦郡有田町下本乙3066−9
TEL:0955-46-3980 
URL:http://www.soujirougama.com/

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