自宅がカフェに早変わり! 木製食器の人気ブランド8選

テーブルにあるだけでほっこり! お手入れ簡単な木製食器を使ってみましょう

木製食器は天然素材のもつあたたかな風合いと、木目の美しさが魅力です。ボウルからカッティングプレートまで様々なアイテムがあり、季節を問わず使える便利なうつわです。今回は、木製食器のお手入れ方法や特徴と共に素敵な木製食器を扱っているブランドを紹介します。

木製食器のお手入れ方法

〇通常のお手入れ
カッティングボード・お皿は、水拭きや乾拭きが基本。水洗いをした後は、清潔なふきんでしっかりと拭いてから、立てかけて乾燥させましょう。また、ツヤを取り戻すには、オイルメンテナンスを行いましょう。製品の表面を保護し、美しいツヤを取り戻すことができます。亜麻仁油や紅花油、くるみ油といった乾きが早い乾性油がおすすめです。

〇保管方法
保管には、風通しが良く、直射日光が当たらない場所が最適です。濡れたままの製品を直射日光に当てると、反りや割れの原因になるので注意しましょう。

〇避けた方が良いこと
食洗機や電子レンジの使用はおすすめしません。急激な温度変化と乾燥により、反りやヒビ、割れが生じる可能性があります。

1.無印良品 アカシアシリーズ

アカシア材ならではの美しい木目が特長の商品で、フィリピンの職人さんが手作りしています。ボウル、丸形、角型のプレートがあり、サイズ展開が豊富です。どんな料理も引き立てるシンプルな形で、磁器ベージュシリーズとサイズを合わせたプレートなど、他の食器との相性も考えて作っています。テレビの情報番組で紹介されるなど人気商品です。

引用画像:無印良品ネットストア

Amazonでの販売はこちら>>無印良品 アカシア プレート 約直径26×高さ2cm

【URL】https://www.muji.net/store/

2.ACACIA(アカシア)

ダイニングシーンを彩るナチュラルな素材感と、シンプルで機能的なシリーズが特徴のブランド。口にしても人体に害のない塗料を使用しているので、食器として直接食べ物をのせても安心して使用できます。材料となるラバーウッドは成長が早く、計画的に植林されるエコで自然にやさしい素材。アイテムの種類が豊富で、プレートだけでなく、カッティングボードやトレイも多数展開しています。手頃な価格なので色々揃えたくなります。

下の商品は人気の「SQUARE PLATE」。カラーの木製食器シリーズで、スタッキングできるのが特徴です。アクセサリートレイ等としても使えますよ。

引用画像:マークスインターナショナルオンラインストア

アマゾンの販売サイトはこちら>> ACACIA ウッドプレート White

【URL】http://marcs.shop/?mode=cate&csid=0&cbid=2317180


3.SUNAO lab.(スナオラボ)

「”たのしい”と暮らそう。」をコンセプトに 毎日の暮らしで活躍してくれるデザインプロダクトを発信するブランド。大人も子供も、思わず笑顔になるようなデザイン。もちろん、きちんと使える機能、安心・安全な素材、人に寄り添うかたち、という基本をおろそかにはしていません。たとえば子供用食器の「きのこのうつわ」。とってもかわいい見た目ですが、それだけではありません。子供にとって持ちやすく、すくいやすいようにと育児を経験したデザイナーが生み出した商品なんです。

引用画像:きのこのうつわ(スナオラボHP)

下の写真は「SENRO(せんろ)」というカフェトレイ。つなげると線路のように!

引用画像:SENRO(スナオラボHP)

アマゾンの販売サイトはこちら>>SENRO カフェトレー(大)

【URL】http://sunaolab.jp/

4.薗部産業(そのべさんぎょう)

古くから木工や漆器の生産が盛んな小田原に木工所を構えて70年以上の木工メーカー。小田原漆器から間伐材を使った木工製品まで、幅広く手がけています。看板商品は、ころんとしたかたちと、6種類の材から選べる楽しさが人気の「銘木椀(めいぼくわん)」。ウレタン塗装仕上げの、使いやすく、洗いやすい、日常使いの木の器で、6種類の日本の銘木から、選ぶことができます。1996年にグッドデザイン賞を受賞。

引用画像:銘木椀(cotogotoオンラインショップ)

アマゾンの販売サイトはこちら>>銘木椀/欅(けやき) 中

【URL】http://www.konomi-net.com/


5.BUNACO(ブナコ)

独自のユニークな製法で、ひとつひとつ熟練した職人により丁寧に手作りされている木工品ブランド。日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を、有効利用するために開発されました。商品の特性として「割れ、狂いがなく、気候風土の異なる場所でも安心して使える」、「耐水性に優れたコーティング」、「アルコール系中性洗剤で洗浄可能なので手入れが簡単」、「様々な形状が表現できる」、という点が挙げられます。ちなみに青森のショールームでは、商品を作るワークショップが開催されています。

引用画像:楕円型のトレイ Lサイズ(ブナコセレクト)

上の写真の楕円形トレイは「洞爺湖サミット2008」で各国首脳へのお土産として選定された品です。

ボウルはサイズ違いで揃えると、入れ子になるのでコンパクトに収納できます。↓

引用画像:丸型ボウルL(ブナコセレクト)

アマゾンの販売サイトはこちら>>ボウル 266 ナチュラル

【URL】公式HP http://www.bunaco.co.jp/
ブナコ専門店BUNACO SELECT(ブナコセレクト)http://bunaco.net/ 全品3%オフ

6.高橋工芸

挽き物師の高橋昭一により1965年に旭川で創業。創業時は家具の脚(飾り柱)などを手がけていましたが、家具の需要低迷に伴い1980年代からロクロ挽きのカップやシュガーポットを製作し始めた、旭川の木製テーブルウェアメーカーの元祖というべき存在。デザイナーとのコラボレーションで、主に北海道産の樹種を用いてシンプルかつ機能的なテーブルウェアを制作しています。Kamiグラスを筆頭に、木の質感を活かしながら現代的な佇まいを見せる製品は、現代の生活様式に自然に溶け込んでいます。

引用画像: Kami grassワイド(cotogotoオンラインショップ)

アマゾンの販売サイトはこちら>>高橋工芸 KAMI glass ワイドタイプL

【URL】http://takahashikougei.com/


7.woodpecker(ウッドペッカー)

2007年、岐阜県で創業の「いちょうの木まな板」を看板商品とする木工メーカー。熟練した職人が厳選した木材だけを使い、手作りされた商品は、長く使い続けられる「普遍的な美しさ」をデザインテーマにしています。どんなキッチンのインテリアにもなじむまな板、食卓にそのままサーブできるカッティングボード、盛りつける料理を選ばないお皿など、定番として長く愛用できるものばかり。オンラインショップではお手入れ用のたわしやオイルなども販売されており、アフターサービスも充実しています。

引用画像:山桜のお皿(ウッドペッカーHP)

アマゾンの販売サイトはこちら>>woodpecker/山桜のお皿 S

【URL】http://www.hello-woodpecker.com/index.html

8.La Luz(ラ・ルース)

ブランド名のラ・ルースとはスペイン語で“光”の意味。時代の風を読みながらワールドワイドな視野を持ち、いつまでも新鮮さを失うことのない魅力的な生活用品をより多くの人々に広めて行きたいという願いを込めています。木工所を構える小田原は、挽き物、箱根寄木細工など多様な木工技術が発展してきた場所。木の持つ多彩な表情を活かしたデザインで、お客様のニーズに応じたシンプルで長く扱えるオリジナル商品を製作しています。また、小田原の間伐材を用いることで森を活性化させるなど、環境保全に取り組んでいます。

小田原の間伐材で作った「ひきよせ」シリーズ。平安時代から伝わる木地挽き技法と小田原寄木の技術にモダンなデザインをプラスした商品。

引用画像:ひきよせ(インテリア雑貨シエロ本店)

アマゾンの販売サイトはこちら>>ラ・ルース ひきよせ (プレートM) ヒノキ材

【URL】http://la-luz.co.jp/



木目がすべて異なる木製食器は、1つとして同じデザインがありません。また天然素材ならではの温かい質感は、テーブルを優しい雰囲気に変えてくれます。手入れが簡単で長く使えるだけでなく、陶器とも相性がいいので、いつもの食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。

[取材・編集 テーブルライフ編集部 Chiaki]

Chiaki(粟村千晶)
テーブルウェアスタイリスト&整理収納アドバイザー
一般社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会認定プロフェッショナルテーブルウェアスタイリスト・食空間コーディネーター3級・整理収納アドバイザー1級。
このコラムでは、テーブルコーディネートの専門知識や現場でのコーディネート経験をいいかして、おすすめのうつわ紹介から食器収納のアイデアまで幅広い情報を発信していきます。
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