Richard Ginori リチャード・ジノリの食器 オススメのシリーズ8選

ジノリとは

リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)は、イタリアの総合陶磁器メーカーです。

ジノリの歴史

1735年、鉱物学に詳しかったカルロ・ジノリ侯爵は、ドイツのマイセンの窯に匹敵するものをイタリアにも作りたいと思い、自ら土や発色の研究をし、フィレンツェに近い自領ドッチァに窯を創設しました。ジノリ最古の代表作である「ベッキオホワイト」やトスカーナのとある貴族の為に造られた「イタリアンフルーツ」は不朽の名作として愛されています。

ジノリの永遠の定番「ベッキオホワイト」

リチャード ジノリを代表し、世界中の人々に支持され続ける「ベッキオジノリホワイト」。 イタリア語で古いという意味の<ベッキオ>という名のこのシリーズは1750年代のバロック様式による、格調高いレリーフが特徴です。このレリーフは、手彫りで行わています。手彫りの型にひとつひとつ材料を流し込み、コンピュータではなく人の感覚で製造・管理していく昔ながらの製法で現在でも作られています。

ジノリのオススメの8選

1.ベッキオホワイト

リチャード ジノリを代表し、世界中の人々に支持され続けるベッキオジノリホワイト。バロック様式の格調高いシェイプは、規則正しいバスケットの編み込み模様と、中心に向かって大胆に入ったレリーフのラインが特徴です。

2.イタリアンフルーツ

リチャード ジノリといえば多くの人がこのパターンをあげるほどよく知られている「イタリアンフルーツ」。1770年頃、ある貴族がトスカーナに持っていた別荘のテーブルセットとしてデザインされました。うららかな太陽の下、野にはやさしい花々が咲き乱れ、木々には香しいフルーツが豊かな実を結ぶトスカーナの自然がイメージされています。

3.カテーネ

イタリアデザインの巨匠 ジオ・ポンティによって1926年にデザインされた図案から着想を得た「カテーネ」。鎖・絆という名のデザインは、シンプルで直線的なインペロシェイプに、洗練された美意識を表現しています。

4.グランデューカ

トスカーナ大公妃で、オーストリア女王でもあったマリア・テレジアのためにデザインされました。開窯250周年に復刻されたシリーズです。リチャードジノリならではの白地に描かれた大輪の花々が、華やかで優雅な雰囲気をかもし出しています。

5.アンテックローズ

中世ロマネスクの面影をとどめ、200年を経た今も高い人気を得ているアンティックローズ。ルネサンス期の銀器の形をモデルとしたそのシェイプには、中世の貴族を魅了した優美さが漂っています。

6.ラビリントネーロ

迷宮(ラビリント)を彷彿させる規則的な配列の直線が、そのパターンを際立たせる「ラビリント」コレクション。イタリアデザインの巨匠ジオ・ポンティによって生み出されました。

7.オーロディ ドッチァ

時代を超えた装飾の象徴である雄鶏、その絵付けの柔らかい質感が特徴の「オーロディドッチァ」コレクション。華麗な絨毯のように、伝統と今を見事に綾なす芸術的な価値を感じさせるデザインです。

8.コンテッサ

「コンテッサ」(伯爵夫人)は、色彩の美しさが最大限に表現されたコレクションです。緻密に計算されたデザインは、卓越したクラフトマンシップの手作業のエアブラシ技法によるものです。

全ての引用画像:https://www.richardginori1735.com/


ジノリ特集はいかがでしたか?ジノリのデザインは、ルネサンスの時代から現代まで、生活のすみずみにまで美を採りいれてきたイタリアの伝統が込められています。ぜひお気に入りの1つをみつけてくださいね!

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテックを経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生に師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com