夏の和モダンテーブルコーディネート@ヘーベルハウス幕張フレックス

こんにちは。テーブルコーディネーターMEGUMIです。

今年はいつもとは違う夏を迎えています。新型コロナウィルスの影響で当たり前だった日常が当たり前ではなくなる。世界が大きな転換期を迎え私達の生活も大きく変わりました。日々の生活を大切にし感謝して過ごしていきたいと思います。

さて、緊急事態宣言を受けて休業しておりました住宅展示場様も営業を再開され、先日テーブルの方も春から夏へとコーディネートを入れ替えして参りました。

夏の和モダンテーブルコーディネート

今回のヘーベルハウス幕張フレックス様のテーブルは、竹、木等の自然素材を取り入れ、夏らしい雰囲気の和のテーブルコーディネートにいたしました。

ガラス製品を多めに取り入れ涼を感じるテーブルにしました。


写真では見えにくいのですが、紺と白の細かい模様の和紙と白の2種類重ね、テーブルランナーとして使用しました。

 

山中漆器 浅田漆器工芸~「普段づかいの漆器」asada

今回コーディネートで使用しました木のうつわは、石川県加賀市の浅田漆器工芸の新ラインである「asada」シリーズです。

 

「普段づかいの漆器」がコンセプトのこちらのうつわは、シンプルモダンなデザインでありながら木目の温かみが感じられます。

木製なので割れる心配もなく、非常に軽く扱いやすいのが特徴です。

美しいフォルムのグラスも同じく木製です。手に持った時の軽さに驚きました。

非常に薄く繊細な作りで浅田漆器工芸の技術力の高さがうかがえます。


山中漆器について

山中漆器の特徴はなんといっても木地とろくろにあります。輪切りにした板から様々な寸法をとりカットして乾燥させ、 鉋(かんな)とよばれる特殊な刃物で白木地を回転させながらくり抜く「ろくろ挽き」です。
千筋や糸目筋などの加飾挽きを施し、木地師のひとりひとりのこだわりが込められています。

 

 

 

 

浅田漆器工芸の歴史は、明治45年に嶋田京作(20歳)が石川県大内村で木地師として独立し、その後木地の技術を広めたことから始まります。

昭和52年に有限会社浅田漆器工芸を設立、漆器の製造販売を始め、平成10年に「うるしの器あさだ」として店を構え現在に至ります。

今回コーディネートで使用しましたプレートは4代目浅田明彦さんの作品です。

沢山の作品を発表されており今後の活動にも要注目の漆作家さんです。

 

 

 

 

 

 

浅田明彦(あさだはるひこ)4代目

経歴

1988年 山中生まれ 曾祖父・京作 祖父・孝夫 父・孝に続く4代目。

2006年:京都伝統工芸大学校 で二年間塗りと蒔絵を習う

2008年:地元の山中温泉に戻り、石川県立山中漆器産業技術センター (石川県挽物轆轤技術研修所)で挽物の基礎を習う

2010年 (有)浅田漆器工芸 入社

2011年 いしかわの伝統工芸フェア 美しい和のカタチ展 優秀賞 
    「Shikki  de Pasta」
    全国漆器展 日用品部門 日本放送協会会長賞 受賞 「二段茶筒茶々」

2013年 テーブルウェアフェスティバル2013
    テーブルウェア大賞 オリジナルデザイン部門
    入選 「Shikki de Pasta 麻の葉

    いしかわ伝統工芸フェア オシャレ工芸
    優秀賞受賞 「うるしマカロン」
    全国漆器展 日本放送協会会長賞
          「浮遊鉢 L 朱・黒」
    雪のデザイン賞 入選
          「Shikki de Pasta 結晶」

テーブルライフオンラインストアでは、この他にも浅田漆器工芸の商品をお取り扱いしております。ぜひご覧ください。

その他コーディネート使用アイテム

・ガラスプレート: IVV

・片口、ガラスカップ、ナプキンリング、箸置き: スガハラ

・箸: M苦楽園

・竹ランチョンマット、ナプキン: IKEA

テーブルコーディネーター MEGUMI

大学卒業後、金融機関に勤務の傍ら、料理、お菓子を勉強していく中でテーブルコーディネートに興味を持ち、dining & style 山本侑貴子氏に師事。

現在、千葉市にてお菓子作りとテーブルコーディネートの楽しさを伝える教室を主宰。2児の母。

dining & style インストラクター、ル・コルドンブルー製菓ディプロム取得

blog: https://ameblo.jp/sugargrace/

協賛企業:旭化成ホームズ 幕張展示場 フレックス(G3B)
千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-7 幕張ハウジングパーク内
043-213-6151