ドイツのマイセン地方で作られる陶器の名称で、現在では西洋白磁の頂点に君臨する名窯です。
17世紀ごろ既に東洋では日本の伊万里焼などの磁器がありましたが、西洋ではまだ技術がなく、
熱狂的な伊万里焼の収集家であったアウグスト2世が開発に着手し製造に成功、1710年ごろから
テーブルウェアや人形などが生産されています。
食器類では伊万里焼のザクロ柄を西洋風に玉ねぎに置き換えたブルーオニオン柄が有名で、
天使の人形は熱狂的なコレクターがいるほどで、現行品からアンティーク品まで世界中の人々に愛されています。
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