黒い食器の魅力
こんにちは、テーブルコーディネーターのMIKAです。突然ですが「皆さまのお持ちの食器は何色が多いですか?」私の知人の殆どは「断然白い食器」と答える方が多く、中には「黒い食器は使った事がない」と答える方も多くいました。実はテーブルコーディネートは初心者にこそ白よりも黒がお勧め!そこで今回は黒い食器の魅力について書かせていただきます!
テーブルコーディネーターが食卓で使うのは断然「黒の食器」
こちらの4種類の黒い食器は、我が家の日々の食卓でつかっている物ばかりです。
・左上下iittalaのティーマ26cm、17cm・右上 sghrのすきや15cm・右下 IKEA20cm(現在このデザインでは廃盤色)
黒い食器は和洋とどのシーンにでも使え、モダンに仕上がるだけでなく洗練された雰囲気にもなります。
黒の食器を使った「黒のテーブルコーディネート」
こちらは我が家のワイン会でのテーブルコーディネートです。食器だけでなく、テーブルクロスとフラワーベースも黒尽くしにしてみました。全て黒だと全体が沈んでしまうイメージになりがちです。そこで黒の中にも艶のあるものをどこかに入れるのがお勧め。例えば艶のある黒の食器、艶のあるサテンの黒のテーブルクロス、透明なガラスを差し色にし艶を出す。全てに艶を入れるのではなく、どれか1つだけで充分です。
食材を引き立てる
そしてこのコーディネートに食材を添えると・・・野菜、お肉やチーズなど食材の色が引き立てられ、色鮮やかな色彩が目に入るのがおわかりでしょうか?!
特に白っぽい食べ物(クリームパスタやチーズなど)、色鮮やかなお野菜などは黒のプレートに盛り付けすると色も映えます。使用しているsghrの「すきや」は表面に全体に凹凸があり、ざらっとしたテスクチャが特徴的です。
IKEAの黒色い食器。私の師匠 dinig&styleの山本侑貴子先生も、実際にテーブルコーディネートで使われました。IKEAの黒は艶、黒の質も良いのでお勧めの1つです。残念ながらこのデザインの黒は現在は廃盤になってしまいましたが、別のデザインの黒は今でも購入できますよ。
ブランドにより黒の質感は変わる
黒といっても色々な黒の食器があります。例えばフロスト加工(艶消し)されマットに仕上げた黒い食器。艶を出している黒い食器。表面に凹凸をつけ、黒に動きを出している黒い食器。ブランドにより黒の質感は変わりますし、黒の質も様々。是非お気に入りの黒をみつけてテーブルコーディネートしてみてくださいね!
テーブルコーディネートで使用したガラス製品:全てsghrのガラス
テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)
夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切に気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。
2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞
HP:https://www.mikarawfood.com/