通販で買える笠間焼 おすすめ陶磁器作家窯元10選

笠間焼(かさまやき)とは?

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出典:笠間の陶炎祭

「笠間焼」とは、茨城県の中央に位置する笠間市周辺で作られる焼き物です。笠間焼が誕生したのは江戸時代、1770年代。信楽の陶工職人が開祖とされ、日用雑器を中心に作られてきました。江戸に近いこともあり、焼き物の一大生産地として発展し、現在では300以上の作家の活動拠点として賑わっています。

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笠間焼の特徴は?

笠間焼には特徴がない!?

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出典:向山窯

笠間焼は歴史が長く、多くの作家が活動しています。そのため、作品の種類も皿や丼、カップなどの日用雑器作品からエクステリア、オブジェ、アートまで多く存在し、作風も多種多様です。「特徴がないのが特徴的」と言われるほど、個性にあふれています。

 

花崗岩と釉薬のあたたかさ

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出典:笠間の陶炎祭

笠間周辺で採取される土は良質な材料として古くから利用されてきました。花崗岩が長い年月をかけ風化してできる粘土は、強い粘性と鉄分が特徴的です。



笠間焼のおすすめ窯元・作家 通販10選


1.西本典正(にしもとのりまさ)

奥様も陶芸家であり、いつもご夫婦で作品展を開催している西本典正さん。何かを生み出す仕事がしたいと旅先での陶芸体験がきっかけで陶芸の道へすすみました。

オンリーワンの柄や模様を目指し、流行に流されないオリジナル作品を作られています。石垣、オリエンタル柄、渦巻きなど古代の文様のシリーズ、ロボットのシリーズなど遊び心あるデザインが特徴です。

2.小松弦太(こまつ げんた)

土という素材が一番生活に寄り添っていると思い陶芸への道へ進まれたそうです。陶芸家であり、絵描きでもあった父、故・小松敬さんの姿勢を受け継いで製作しています。小松さんは茨城大学教育学部情報文化課程アート文化コース・彫刻ゼミ卒業。向山窯で3年間修業した後に実家の工房へ入りました。日常の器は気持ちが豊かになるものを作ろうと心がけています。小物、オブジェなどの制作の他、彫刻、絵画、音楽の創作活動も行っています。

左右の縁にさりげなく縄文模様が施されています。

3.向山窯/keramiika

焼き物の街、笠間にある向山窯。10名を超える陶芸家(5名は伝統工芸士)が日々素敵な器を作陶しています。少数で精鋭な若手陶芸家たちが向山窯で活躍しており、国が認定する笠間焼伝統工芸士が向山窯には5名、そのうちの1名は、当時30歳で全国最年少の伝統工芸士に認定されるほど技術面なども兼ね揃えています。

こちらは、フィンランド語で“繊細な陶器”の意味を持つherkka keramiika(へルッカ セラミカ)。笠間焼を従来の半分ほどの薄さにし、軽く仕上げた新しいシリーズです。幅広い年代の方々に使えるシンプルで使い勝手の良いデザインに仕上げています。

お色はホワイト、ブラック、キャメルの3色です。

こちらは同じシリーズのスクエアプレートになります。

4.佐川義乱(さがわぎらん)

笠間の土でヨーロッパの伝統技術を用いたスリップウェアの技法を使い、日々の暮らしに沿ったうつわ作りをされています。デザインはプレート全面に絵付けされたものから、シンプルなものまで多く揃っています。

引用画像:https://table-life.com/columns/

佐川さん独自の世界観、釉薬の色は異なる配色の器と合わせてもテーブルでマッチしてくれます。

5.東風舎(とうふうしゃ)

笠間で作陶する東風舎・須藤陽子さんのうつわ。東風舎は須藤茂夫さん・陽子さんご夫婦と息子の忠隆さんの3名で活動しています。伝統にとらわれず「新しく自由な陶器」を目指して、作品を作られています。

こちらは桜を彷彿させるようなピンクが目を引きプレートです。サイズは2種類揃っています。

葉脈のようなラインと「しずく」のようなゴールドの粒が、ユニークですね。

 

特徴的な縁とホワイトとのコントラストが美しいうつわ。少し深さがあるので、おでんなど汁気のある料理の取り皿などにも使えますね。

6.坂本新(さかもと あらた)

愛知県瀬戸で陶芸を学び、2015年より笠間で活動されている坂本さんの器です。坂本さんはラスター彩で彩られているものが多くあります。どの色もシンプルながら淡い色合い、焼成によりひとつずつ異なるので同じものはひとつとして出来ない器です。

*ラスター彩(ラスターさい、Lusterware)とは、焼成した白い錫の鉛釉の上に、銅や銀などの酸化物で文様を描いて、低火度還元焔焼成で、金彩に似た輝きをもつ、9世紀-14世紀のイスラム陶器の一種。 ラスター(luster)とは、落ち着いた輝きという意味。(wikipediaより引用

どの器も光の加減で、色の見え方が違うのが魅力。シンプルなのに存在感のある素敵なうつわです。

こちらは緑になります。他には白、黄色、青、ピンク、黒のお色が揃っています。

 


7.鯨井 円美(くじらい まるみ)

笠間焼作家として様々な地域で個展など開催されている鯨井 円美さん。作品はどれもやさしく温もりがあり、思わず触れたくなります。個展や取扱店の情報は鯨井さんのブログでも発信されています。

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出典:ギャラリーニュアージュ

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8.CRAFT BORO×BORO

飴釉の深みと強い存在感が印象的なCRAFT BORO×BOROさんの器。スープ、パスタ、魚や肉までどれも美味しく演出してくれます。普段使いにも、特別な料理にも、どちらも使いたい器です。

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出典:HANDECO

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9.原田奈央(はらだ なお)

笠間に「原田陶窯」をご夫婦で営む原田奈央さんの器。シンプルで洗練されたデザインは清潔感が漂い、テーブルが明るくなりそう。結婚祝いやプレゼントにも喜ばれそうですね。

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出典:モノナナイロ

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10.沖誠(おき まこと)

笠間の陶芸家、沖誠さんの器。円形のしのぎ模様や炭化焼成など個性的な作風は多くの人から愛され人気があります。鮮やかなレッドの釉薬を用いた器も。普段使いでも特別な料理でも、ワンランク上の高級感を演出してくれそうです。

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出典:HANDECO

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笠間焼の作家・窯元はいかがでしたか?あなたのお気に入りの作家や器は見つかりましたか?作家・作品ごとに様々な個性がある笠間焼。普段使いから特別なコーディネートまで幅広く使えて、どんな料理でも綺麗に演出してくれる器ばかりです。ぜひじっくりチェックしてみてくださいね。

 

※本記事の情報は執筆当時のものです。
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2017年11月9日現在 取材・編集:テーブルライフ編集部 小林真先