マイセン

マイセンの食器 オススメのシリーズ10選

February 16, 2018
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マイセンとは

マイセン磁器は1710年、東洋の磁器に魅せられたザクセン公国アウグスト強王の命令により生まれました。以来今日まで、ヨーロッパ最高の硬質磁器として知られています。

マイセンの歴史

マイセンの歴史は300年前に遡ります。17世紀、ヨーロッパでは硬く艶やかな硬質磁器はなく、中国の磁器や日本の伊万里などが王族貴族の中でもてはやされていました。アウグスト強王は錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを監禁して磁器製造の秘法を研究させ1710年、ヨーロッパ初の硬質磁器窯「マイセン」が誕生しました。その後も長い歴史を辿り、1940年代には世界ニ次対戦によりソ連に一部管理されたり、1991年には東西ドイツの統合などを迎え、手工芸に伝統を守りながら現代も素晴らしい作品を生みだしています。

 マイセンの窯印

マイセンの窯印といえば「双剣」です。アウグスト強王の紋章が1722年にマイセンの窯印として使用が認められました。この当時は、シュベルトラーと呼ばれる専門絵付師だけが書くことができました。のち1875年には窯印、双剣が国内外で登録商標され、法的に保護されることになりました。双剣マークは現在でも手書きで記されています。

マイセンの絵付け

マイセンの繊細な絵付けは、18世紀からマイセンの工房内実験室で作られる1万色もの顔料を組み合わせ、花や鳥、果物、風景、人物などが描かれています。更にその歴史は、1764年に設立されたマイセン養成学校卒業生により、現代にも受け継がれています。定期的に日本でも絵付け師を招き、マイセンの絵付がどのようにして施されるか見ることができます。

マイセンの世界限定コレクション

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた「国立マイセン磁器製作所」。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、毎年世界限定販売されています。2017年には約34種類のプレート、花瓶、オーナメント、ティーセットなどが販売されました。販売数は多くても100点。ほとんどは25点のみという製品もあり、世界のコレクターを魅了させています。

 

オススメのマイセン10選

1.人形

300年近い歴史を誇るマイセン磁器の中でも特に重要なジャンルの1つです。人形の造形家や絵付け師は、食器とは異なった修業の後、専門家として生涯をマイセンの人形と共に過ごします。大きなものは途中数ヶ月間寝かせて乾燥させ、部分部分をそれぞれ別に作ってはそれを磁土でつないでいくなど、すべてが時間をかけた繊細な手仕事で行なわれます。

2.剣マーク

マイセン、300年の歴史を象徴する「剣マーク」。流麗なシルエットと使いやすさで人気のあるフォームに、一点一点フリーハンドで描かれたマイセンブルーの双剣が、透き通るような白磁ホワイトの上で、気品あるアクセントになっています。

3.波の戯れ

21世紀のマイセンを代表するシリーズ「波の戯れ」。さざ波のようなレリーフがモダンなフォームに映え、「用と美」の完全な一致を感じさせる作品です。ホワイトカラーが更に引き立つデザインで、アーティストのグループによって考案・製作されている拘りです。水面に生まれるさざなみが清冽な印象を与えるレリーフや、花のつぼみや茎を連想させるフォームに大きな特徴があります。
価格:プレート 5,400円より サラダボウル 7,560円より(全て税込み)

4.ロイヤルブロッサム

花のレリーフが美しい「ロイヤルブロッサム」。レリーフの源は、1739年に白いガマズミの花をモチーフに作られた「スノーボール装飾」です。マイセン磁器の創始者、アウグスト強王の息子、アウグスト3世が最愛のマリア・ヨゼファへ「枯れない花を贈りたいという願いから誕生日しました。スノーボールは、英語で「雪の玉」という意味のほかに「ガマズミの花」を意味しています。歴史あるこちらのシリーズは結婚祝いなどのギフトなどにオススメです。

5.コスモポリタン

アウグスト強王のために作られた傑作 「金のコーヒーセット」からインスピレーションを得て誕生した「マイセンコスモポリタン」。一流ホテルで使用されている華麗なシルバーウェアを意識した現代的なデザインが特徴です。表面を手仕上げすることで得られるダイヤモンドのような輝き、ホワイトとメッシュのモチーフにゴールドやプラチナ施した独自の「マイセンメッシュ」。「コスモポリタン」は、マイセンの伝統を受け継ぎながらも現代的なエッセンスを加えた洗練された新シリーズです。

  6.ブルーオニオン

中国写しの染付の技法を生かして完成させた「ブルーオニオン(青いたまねぎ模様)」。
ホワイトカラーにブルーオニオンの模様が引き立つデザインです。この呼称は、柘榴(ザクロ)を玉ネギと間違えたため、という説明が定説になっています。中国のお皿に写実的に描かれた柘榴は、マイセンでも初期の頃には忠実に真似られていました。しかし、見慣れぬ果物は馴染み深い玉ネギに姿を変え、桃のような果物、そして竹がバランスよく配置されることになりました。 中国伝来のおめでたい「象徴」が描かれています。存在感あるデザインのブルーオニオンはカップなどギフトにオススメです。
価格:カップ&ソーサー 27,000円より、ケーキプレート 21,600円より
クリーマー 22,680円より

7.スワンサーヴィスセット

18世紀のヨーロッパ磁器芸術の頂点と言われる「スワンサーヴィスセット」。
「水」をテーマに、永遠の命の象徴とされるスワン、ガラテア、魚、貝などが立体的に表現されています。白磁の「スワン ホワイト」は、優雅なスワンがくっきりとレリーフに浮かび上がりこの上なくエレガントです。ビーダーマイヤー様式の可憐な小花柄があしらわれている「スワンサーヴィスセット」は、結婚式のバージンロードに散らす花であり、愛と平和の象徴として多くの人に愛されています。

価格:ティーカップ&ソーサー 162,000円より

8.煎茶カップ&ソーサー

17世紀に日本から伝わった古典的なフォームの煎茶カップ。 それに、白磁ホワイト誕生前に生まれたベトガー炻器のソーサー(茶たく)を組み合わせました。 マイセン市と有田町が姉妹都市35周年を迎える2014年にスタートし、毎年違うデザインの双剣が絵付け販売されています。有田焼創業400年(2016年)に6客のカップが揃う貴重なコレクションです。 カップにはそれぞれマイセンの歴史的な窯印が描かれています。

 

9.マイセングラス

マイセンはザクセン州の町の名前であると同時に、国立マイセン磁器製作所が作る「マイセン磁器」も意味します。そのマイセンがチェコの名門「モーゼル」社と提携して生まれたグラスウェアが「マイセングラス」です。マイセングラスの「波の戯れ」は、現代マイセンを代表する白磁のシリーズ「波の戯れ」とセットで使用できるグラスウェアです。グラスの種類も、ワイングラスからシャンパングラス、そしてビアグラスに至るまで、さまざまなタイプのフォームがラインナップされています。グラスを支えるプレートの部分にはマイセン磁器の双剣マークが刻まれています。
価格:ワイングラス 12,960円

10.ペンダント

アウグスト強王は、宝飾品のコレクターでもありました。 その高価なコレクションは、現在でもドイツ、ドレスデンにあるアウグスト強王の宝物館「緑の天井」に保存されています。 国立マイセン磁器製作所はこのような歴史的背景をふまえ、磁器のペンダントトップを発表。 ペンダントトップのモチーフは、親しみやすい「動物」で11種類。 カラーは、ナチュラル、カラフル、金彩、そしてマイセンの絵柄「散らし小花柄」の4パターンです。 形もボリュームのあるフルタイプと、身体になじむフラットなハーフタイプの2種類があり、 全83種類のペンダントトップが登場しました。

マイセン特集はいかがでしたか?西洋白磁の頂点に君臨する「マイセン」。造形、繊細なデザインと絵付けは誰が見ても素晴らしいものばかりです。私達でも手に入る商品から、一生の宝物、先祖代々受け継がれる品物まで揃うマイセン。ぜひお気に入りの商品をみつけてくださいね。

テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテックを経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
食空間プロデューサーの山本侑貴子先生に師事し、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル部門2入賞   HP:https://www.mikarawfood.com