【潜入取材】東京蚤の市・2018年春 おしゃれかわいい宝島でうつわ探しに出かけよう!

掘り出し物がまっている! 「東京蚤の市」に潜入して、食器と雑貨を満喫してきました!

皆さんは「東京蚤の市」をご存知ですか?
2012年から毎年春と秋の年2回、東京の調布市・東京オーヴァル京王閣で開催されている、大人気のフリーマーケットです。今年は5月26(土)・27(日)に約36,000人を迎え、大盛況で終了しました。


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東京蚤の市って?

フランスの蚤の市(古物市)を意識したこのイベント。
アンティークやヴィンテージの食器・ファッション・アクセサリー・ワークショップ・インテリアやフードに至るまで、誰でも楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。全国の雑貨屋さんが選りすぐりのアイテムを持って出店されています。今年もInstagramなどのSNSやブログで、来場者である皆さんの楽しい報告がたくさん投稿されていました♪

私も2日目に参加して大好きなうつわをチェック。エネルギーあふれる皆さんに負けじと、たくさん撮った写真とともに、今回のイベントをふり返ってみたいと思います!


まるで宝島とウワサされる「蚤の市」の入り口。すでに大勢の人が…。2日目のしかも12時前に到着してしまった出遅れ感満載の私は若干焦っています! 入場料500円を払ってさっそく潜入~。



【会場MAP】
参考:東京蚤の市公式サイト

入場口から奥へ。アンティーク雑貨の数々が


「お、おぉぉぉ~」。一歩入って思わず声が漏れました。すごい人混みです!
奥がどうなっているのかさっぱり分かりません。競輪場のトラックの外側に小さな店舗が所せましと並んでいます。この先に広がっている楽しい空間を想像して早くも興奮しちゃいました。


さっそく現れた、アンティーク雑貨の数々。ヨーロッパの蚤の市を再現していて、時代を超えた古き良きアイテムが揃います。雰囲気のある雑貨たちは、いつものお部屋のインテリアにちょっとだけシャビーシックなスパイスを与えてくれそう。おしゃれ女子が次々と手に取っては真剣に見ていましたよ。


どうやって使おう?という妄想で頭がいっぱい。お部屋の片隅にちょっと飾るだけでもステキですね。レトロかわいい雑貨に想像力が掻き立てられます!



蚤の市という空間では定番アイテムのパニエ。持ってお出かけしても、収納に使っても楽しい、カラフルなものがたくさん積まれています。周辺はカゴ類のコーナーになっていて大混雑でした。私も洗濯物など入れて普段から愛用していますよ。


デッドストックのボタンやビーズなどの素材系。二度と手に入らないかもしれないという希少価値がありますね。これぞ骨董市の醍醐味。


何に使うのでしょうか・・・。ちょっと怖いですね(笑)
私には計り知れませんが、どこかアンティークの魅力をかもし出しています。


場内中心部のプラザ棟にやっと到着。古着やアンティーク雑貨、ヴィンテージのアクセサリーなどがメイン。小規模なお店の数々が連なっています。
その中に我らが大好きテーブルウェアもちらほら見えてきましたよ!



さぁ、ここからが本番です。プラザ棟に食器がいっぱい


プラザ棟を上から撮影してみました。人・人・人・・・!!!来場者で埋め尽くされて、その混雑ぶりに圧倒されてしまいます。その分ワクワク・ドキドキも最高潮に。私のお目当てはあるかな?


レトロ感満載のガラス食器に目が釘付け。色味や細工が美しいです。


食器類が豊富にディスプレイされているエリア。うつわコーナーは人気で、毎年出品店がとても多く、マグカップや小皿、プレートがたっぷり並びます。とくに人々が集まっていてエネルギーに満ちあふれ、熱気が伝わってきます。


逆に小さなお店は一点ものばかりで、気に入れば自分だけの運命の出会いがあるという良さがありますよね。


宝物を掘り出すかのように次々と手に取っては、しばらく考え込むように眺めている様子。うつわ探しあるあるですね。皆さんの真剣な眼差しが印象的です。



プラザ棟の2階に広がる「東京北欧市」!

ではそろそろ奥にある階段から2階へ上ってみましょう~。


プラザ棟の2階は「東京北欧市」を開催しています。
派手ではないけれど独特の華やかさと、温かな風合いが特徴の北欧食器。やりすぎないデザインや使い勝手の良さは日本でも愛され、北欧ブームは今も続いています。歴史が長いので、ヴィンテージ食器も世界中にコレクターがいるほど。北欧らしい素朴なデザインは心が和みますね。


北欧フィンランドの代表的なブランド、「マリメッコ」を扱うお店。食器や古着などがキュートです。


北欧雑貨と暮らしの道具のお店。店主が買い付けたヴィンテージ食器の「ARABIA(アラビア)」やポーランドの人気カトラリー「クチポール」など、心躍るステキなラインナップ。制作された当時の様子や文化が垣間見えるような魅力は、ヴィンテージならではですね。




プラザ棟3階は、注目度ナンバーワンのエリア!

では3階へ移動します!
3階は、「東京蚤の市」の中でも注目度ナンバーワンの「豆皿市&箸置き市」や、古書店街と呼ばれる古本を扱うエリアがあります。
今回で5回目の「豆皿市&箸置き市」は、アンティーク商品ではありませんが、同時開催のマルシェとして見どころのひとつに。その人気ゆえに会場前から並び、入場と同時にまっしぐらにここを目指すほどのファンを獲得しました。まるで戦場のような売り場と、レジでのお会計も長蛇の列とウワサです。


私がエリアに到着した時点で午後を回っていましたので、だいぶ空いた様子でしたが、その代わり豆皿がかなり売り切れてしまっていました。会場前から並んだ友人は狙っていたアイテムをすべてゲットできたそうです。やはりお目当てのものがある方は、朝一から気合を入れた方がいいかもしれませんね! 逆にゆっくり見て回りたい方は、少し遅めに行くことをオススメしますよ。


充分混んでいるように見えますが、これでも落ち着いたほうです。「午前中は黒山の人だかりで豆皿が見えなかった・・・」とは友人談。


お値段も手ごろな豆皿は、ちょっとした副菜を乗せるのにぴったりのサイズ。何枚かあると重宝します。たとえ衝動買いしても失敗が少ないアイテムです。箸置きも何個あってもかわいいものばかり。たくさん集めたくなっちゃいますね!



人気の動物柄。食卓が楽しくなりそう♪




絵本に出てきそうなほっこりデザインの豆皿や箸置きも。




伝統工芸の日本らしいモチーフでも、デザインアーティストとコラボすれば洗練されたデザインに。食卓に彩りを添えてくれますね。


友人によると、会場1時間前からすでにたくさんの来場者が待っていて、時間がきたら看板を持ったスタッフさんに誘導され、皆さまの勢いに押されながらも3階のエリアへ。一瞬で選別してカゴへ入れ、自分はなんとか欲しいものをゲットできたけれど、15分もせずに商品がすっかり消えてしまったテーブルもあったそう。本当にとんでもない人気のようですね。次回の「豆皿&箸置き市」が気になる方はお早めに!



一番奥も見逃せない! 屋外にもたくさんのお店が

では最後に、MAPの一番奥にある外のエリアをご紹介します。お天気で気持ちが良かったこの日。屋内と違い広々とスペースを使っていて、こちらにも多くの出店があり賑わっていましたよ~。



椅子やテーブル、ドアや扉など、ヨーロッパやアメリカで買い付けたアンティーク家具や、現代のライフスタイルに合わせてリメイクした商品が、あちこち無造作に置かれています。創造の翼が広がりますね♪


古道具の中にさらりと食器が現われました!


アンティークやヴィンテージアイテムと合わせても違和感がないセレクト。


中央ではテントを貼ったライブステージをやっていました。玩具ショーや工作ショーなど子ども向けのショーもやっていて、エンターテインメントも充実しています。お子様がいるお父さんお母さんも安心ですね。


青空の下、地面に広げてゆったりとディスプレイされている様子は、大らかな沖縄の「やちむん」の雰囲気とぴったり合っています。

「蚤の市」「フリーマーケット」「骨董市」というよりは、「フェスティバル」といった雰囲気で、おしゃれかわいいものだけではなく、みんなで楽しく過ごせるスポットが盛りだくさんでした。
屋内・屋外と、木陰や奥まった驚くような場所にまで、それぞれのスタイルでお店が接戦しています。その中からお気に入りを見つけたときは、まるで輝いた宝物を探しあてたような、ドキドキ・ワクワクした気持ちにさせてくれます!



【概要&アクセス】

第13回 東京蚤の市 概要
 日程:2018年5月26日(土)、27日(日)
 時間:26日 9:00~18:00、27日 9:00〜17:00
 開催場所:東京オーヴァル京王閣
 東京都調布市多摩川4-31-1
 入場料:500円(小学生までは無料)
 主催:手紙社 後援:調布市
 協力:株式会社京王閣/オフト京王閣
 公式サイト:http://tokyonominoichi.com/2018_spring/

【電車でお越しの方】

京王線「京王多摩川」駅
臨時改札口:下車徒歩0分(ご利用は両日共に9:30〜18:00までの時間となります)
通常改札口:改札右手に出て橋本方面へお進みください。
*臨時改札口にはエレベーターはございません。ご利用のお客様は通常改札口までお進みください。
*イベント当日は駐車場や周辺道路が大変混雑いたします。公共交通機関をご利用ください。

【お車でお越しの方】

第13回東京蚤の市ではご来場者用の当日駐車場を設けておりません。公共交通機関をご利用ください。
*駐車場利用希望の方には、予約制駐車場のご利用受け付けをいたします。
*隣駅の調布駅周辺には多くのコインパーキングがございますので、そちらにお停めいただき、電車で(ひと駅です)お越しになることをおすすめいたします。

参考:東京蚤の市公式HP http://tokyonominoichi.com/2018_spring/



「東京蚤の市・潜入レポ」はいかがでしたか。
古今東西、海を越え、時を超えてやってきた一期一会の古き良きものたち。食器類も思った以上に品ぞろえが豊富で、うつわ好きのみなさんもきっと楽しめることと思います。年に2回だけぽっこり現れるステキな宝島で、ぜひあなただけのお宝を探しに行ってみてくださいね!

[2018年6月24日現在 取材・撮影・編集 テーブルライフ編集部 ヤミー]