ら~わ– category –
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楽家(らくけ)
楽家(らくけ)は、楽焼の創始者長次郎に始まる家系であり、二代目が秀吉より下賜された「楽」を家号としています。 -
李朝(りちょう)
李朝(りちょう)と言えば、時代と場所によって微妙に色合いは異なりますが、白磁が有名です。また時代が下がると中国からコバルトを輸入して李朝青花という染付もつくられ、それは日本にわたり、伊万里焼きの元の一つになってもいます。 -
竜泉窯(りゅうせんよう)
中国の浙江省竜泉県・慶元県・麗水県などで、宋代から明代まで、長期にわたって膨大な青磁を産した窯、またはその窯で生産された青磁のことを、竜泉窯(りゅうせんよう)と呼びます。 -
緑釉(りょくゆう)
緑釉(りょくゆう)は、やきものに使う釉薬のうち、焼き上がった時に緑色になるものです。その原料になるのは銅が多く、銅が酸化する左様で緑色に発色するのです。緑釉を多く使ったやきものには「織部焼」などがあります。 -
輪花(りんか)
口縁部分に規則的な切り込みが入れられています。花弁に尖った部分が少ないのが輪花(りんか)の特徴です。 -
瑠璃(るり)
焼き物の染付のひとつに瑠璃釉(るりゆう)というものがあります。これは磁器の模様を描く青藍色の顔料を入れて作る瑠璃色の釉薬です。瑠璃(るり)色の深さにより仕上がりの表情は変わり、厚く施釉することで美しさを引き出します。 -
蓮弁文(れんべんもん)
蓮の花弁をあしらった連続文様の事を蓮弁文(れんべんもん)と呼び高台脇などを一周する文様としてよく見られます。 -
ロイヤル・ウースター
イギリスの陶磁器メーカーである「ロイヤル・ウースター」は200年以上の歴史と伝統を有する世界的な陶磁器メーカーです。 -
楼閣(ろうかく)
楼閣(ろうかく)は、緑釉楼閣に代表されるような、二・三階建ての寄棟造りの屋根や欄干がついた建物のことです。 -
ロウ抜き(ろうぬき)
ロウ抜き(ろうぬき)は陶芸技術の一つ。溶かしたロウで器に模様を描いて焼くと、ロウ抜きした部分には釉薬がかかりません。簡単に言えば、養生・マスキングのような役割を果たすものです。 -
轆轤(ろくろ)
轆轤(ろくろ)で作った焼き物は仕上がりがきれいという特長があります。一方、手びねりで作った焼き物は味わい深い個性がでるものです。 -
ロストル
陶器や器などを窯に入れて焼く際に風通しをよくするために炉やストーブの下に敷く鉄格子のことをロストルといいます。
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