捨てるなんてもったいない!意外と知らない食器のリサイクル方法5選
セールで買ったものの使っていない、 一度も箱を開けていない引き出物の食器がある。使わない食器をただ捨ててしまうのはもったいない。そんな方に、不要になった食器をリサイクルする方法を5つ紹介します。
1.フリマアプリで販売する
テレビCMでおなじみのメルカリやフリルなどのフリーマーケットアプリに出品する方法です。出品方法はとても簡単! 慣れてしまえば、1品5~10分で出品できます。メルカリの利用者は20~30代の女性が多く、ターゲットにあったウェッジウッドなどの有名ブランドで状態のいいものであれば数分から数日で売れますよ。私もメルカリで30品ほど売りました。(うち約10品はセット販売)
【メルカリガイド】https://www.mercari.com/jp/help_center/
◆出品のポイント:自分の経験から、出品のポイントをお伝えします。
①色々な角度で写真を撮影しましょう
メルカリは出品数が多く、写真でクリックしてもらえるかがポイントです。そのため、1枚目は特に大切。背景に無地の布や紙を敷くなどして、商品をよく見せる工夫しましょう。私はテーブルクロスを変えただけですぐに売れたことがあります。
メルカリの場合10枚まで写真の掲載が可能。商品情報を正確に伝えるため、さまざまな角度から撮影しましょう。裏面のブランドロゴはアピールポイントになりますし、傷などを見せることでトラブルを未然に防ぎます。
波佐見焼のプレートはセットで出品。人気のデザインなので10分以内で売れましたよ!
②タイトルを工夫しましょう
「新品未使用」「限定品」などアピールポイントをタイトルに入れると効果的です。
リチャードジノリのプレートは今では販売されていないため、タイトルに「とってもレア!」と入れてみました。
③説明文は丁寧に
商品の説明文は、サイズ、箱などの付属品の有無、またはこんな風に使えるなど使い方の提案なども書いておくと丁寧です。
④送料を考えて値段をつける
メルカリの場合、送料を出品者が負担する方が売れやすく、送料込みで値段をつけることがほとんど。食器の場合、厳重に包装するためサイズが大きくなってしまいます。送料は箱のサイズで決まるので、送料を高めに見積もって値段をつけましょう。安くつけすぎると送料の方が高くなって赤字になってしまいます。
⑤出品の時期も大切
商品によっては出品のタイミングも大切です。例えばクリスマスに使う物は11月に出品すると売れやすいなど、季節を先取りして出品してみましょう。
私は、使っていないお椀を4客セットにして「お正月用」として12月に販売したところ、数日で売れました。
取引後は、お互いを評価し、その評価結果が公開されます。メルカリは、メッセージのみのやりとりなので、最後まで気持ちよく取引するよう心がけましょう。
2.オークションに出品する
ヤフオクなどのオークションサイトに出品する方法です。オークションは業者の出品も多く、一般的な食器よりブランド品やアンティークものの需要が高いようです。
私はアンティークのお皿やタイルを出品するのに使用しました。締め切り間近になると入札者が増え、価格が上がっていくプロセスが面白いです。自分の出品したものがいくらで落札されるのか、入札期限までわからないという楽しみがあります。
【ヤフオク出品ガイド】https://auctions.yahoo.co.jp/guide/guide/sell01.html
3.リサイクル業者に買取り依頼する
リサイクルショップなどに持ち込む、もしくは配送して買取金額を振り込んでもらう方法があります。こちらも方法は簡単。申し込むと、段ボールなどの送付グッズが届き、品物を詰めて送るだけ。その際、運転免許証などの本人確認書類のコピーが必要です。事前に買取金額を見積ってもらい、納得感のある業者を選びましょう。
私は、メルカリで買い手がつかなかったノーブランド食器とフランスのブランド「ジアン」のプレートの買取を食器専門業者にお願いしたことがあります。買取金額は低かったですが、ノーブランドの食器を引き取る業者さんが限られていたのでお願いしました。
食器買取業者の例:ブランディアhttps://brandear.jp/ct/accessories/shokki
4.バザーやフリーマーケットに出品する
地元のフリーペーパーや市区町村のホームページなどでバザーやフリーマーケットの開催情報をチェックしましょう。品物を会場まで運ぶ、値札をつけるなど、自分でやらなくてはいけないことが多いですが、お客様とのコミュニケーションを楽しみたい人にはおすすめです。主催団体によって出展料が異なるので確認しましょう。
【フリーマーケット開催情報】
フリマガイドhttps://fmfm.jp/?area_id=&pref_id=0
5.寄付する
リサイクル団体や海外支援団体などで食器の寄付を受け付けていることがあります。そのほかにも、災害などの支援品として寄付を募る場合もあります。品物の送料は自己負担で利益はありませんが、何かの役に立てるのであればいいですよね。ちなみに寄付品は原則新品です。状態の良いものを送りましょう。
食器の寄付を受け付けてくれる団体
○WE21ジャパン http://www.we21japan.org/
途上国の支援をしている団体で、運営しているショップで寄付品を販売して、売上を支援に当てています。寄付品を送ると活動報告を郵送してくれるので、自分が寄付したものの使い道がはっきりしているので安心できます。
○ワールドギフト http://world–gift.com/sutekata/shokki-1.html
家庭から集荷した不要品を再利用し途上国支援をしている団体です。これまでの寄付国は54か国。再利用で得た収益は日本赤十字社など6つの団体へ募金で支援しているのも信頼できます。
○セカンドライフ https://www.ehaiki.jp/second/tableware/tableware_kihu.html
家庭で不要になった物資を集荷し国内外でリユースしている団体。特徴的なのは、集荷した箱数に応じてユニセフを通じてワクチン募金をしていること。つまり、食器などを寄付することが募金活動にもなっているのです!
寄付を受け付けている団体は色々あるので、調べてみてはいかがでしょう?
いかがでしたか?食器のリサイクルには様々な方法があるのです。ご家庭で不要になった食器を捨てる以外の処分方法を考えてみてはいかがでしょう?
[取材・編集 テーブルライフ編集部 Chiaki]