遠くまで行かなくても大丈夫! 東京都内で開催される陶器市に足を運んでみよう。
陶器市というと、窯元のある地方まで足を運ぶイメージがありませんか? 今回ご紹介するのは、すべて東京都内で開催されるものばかり。
全国の焼き物が手に入る陶器市のほか、作家もののうつわに出会えるクラフトマーケットまで様々な陶器イベントが年間を通して開かれています。
なかなか地方まで足を運べない、1か所で色々なうつわを探したい人にはおすすめです。ぜひ、チェックしてくださいね!
一部イベントについては、テーブルコーディネーターでもある私Chiakiが、実際に訪れた感想を付け加えています。訪れる際の参考になれば嬉しいです。
1.人形町せともの市(中央区・8月)
公式HP:http://www.ningyocho.or.jp/contents/event/august.html
引用画像:中央区観光情報センター
このお祭りは、蠣殻町、浜町の陶器問屋が、瀬戸物の供養をして市を開いたのがきっかけ。水天宮から人形町交差点に至る大通りの両歩道に日本橋界隈の陶磁器問屋のテントが並びます。
陶磁器や漆器、ガラス製品、椀や茶托、台所用品が特価で販売されます。価格は100円から高級品まで様々。処分品などのアウトレット品もありますよ。
ただ、炎天下の時期のため、夕方から行くのがおすすめです。 夜の8時まで行われているので、仕事帰りに立ち寄るのもいいですね。人形町は、グルメスポットでもあるので、お買い物帰りに食事する場所も困りませんよ。
人形町せともの市 日程:毎年8月第1週の月・火・水の三日間 時間:10:00~20:00(早じまいのお店もあり) 会場:東京都中央区人形通り 入場無料 アクセス <公共交通機関> 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」よりすぐ
2.東京蚤の市(品川区・5月)
公式HP:http://tokyonominoichi.com/2019_spring/
引用画像:公式HP
毎年、春と秋に開催される大規模な蚤の市。今年から京王閣より場所を変え、「大井競馬場」で開催されることになりました。同時に「東京豆皿市」、「東京北欧市」も開催され、うつわの品ぞろえが充実しています。
ビンテージやアンティーク食器に興味のある方は必見ですよ! その他ワークショップやフードブースもあります。
昨年訪れたスタッフの取材記事もあるので、是非参考にしてくださいね!
【潜入取材】東京蚤の市・2018年春 おしゃれかわいい宝島でうつわ探しに出かけよう!
東京蚤の市 日程:2019年5月11日(土)、12日(日) 時間:11:00~19:00 会場:大井競馬場 住所:東京都品川区勝島2-1-2 入場料:700円(小学生以下無料) アクセス <公共交通機関> 東京モノレール「大井競馬場前」駅より徒歩2分 京浜急行「立会川」駅より徒歩12分 <自動車> 首都高速湾岸線 大井南ICより5分 首都高速1号羽田線 平和島ICより5分
3.有田・伊万里やきもの夏祭り(新宿区・7~8月)
案内HP:https://www.keioplaza.co.jp/event/arita/
毎年夏に1か月間、京王プラザホテルで開催される有田・伊万里焼のイベントです。ホテル内の会場では主なメーカーや窯元の商品が一堂に会し、1か所でお買い物ができるので便利です。
また、売場近くでは、テーブルコーディネーターによるテーブル展示があり、コーディネートの参考になりますよ。期間中は、著名な窯元の作品展やオークションなど様々なイベントが随時開催されています。ホテル内のレストランでは、伊万里焼を使った限定メニューもあります。
新宿以外の京王プラザホテルでも同様のイベントが開催されているので、あわせてチェックしてみてはいかがでしょう。
有田・伊万里やきもの夏祭り 日程:7月1日から8月1日(予定) 場所:京王プラザホテル東京 住所:東京都新宿区西新宿2-2-1 入場無料 アクセス 〈公共交通機関〉 JR・私鉄・地下鉄「新宿駅」西口から徒歩5分。 都営大江戸線「都庁前駅」からB1出口階段を上がってすぐ。
4.かっぱ橋道具まつり(台東区・10月)
公式HP:http://www.kappabashi.or.jp/home/KappabashiDouguMatsuri.html
浅草から至近の調理道具の問屋街である「合羽橋道具街」で開催されるお祭りです。食器の店が多いことから、うつわ好きにはたまらないイベントです。普段の問屋価格より更に安く変えることもあり、期間中は大混雑です。
特に最近は外国人観光客が増加していることから、事前に行きたいお店をチェックしておきましょう。少しでもゆっくりお買い物をしたいなら、平日がおすすめです。
◆合羽橋道具街の和食器店について特集しています。あわせてお読みください!
和食器を探すなら!かっぱ橋道具街のお店6選 うつわ好きなら1度は行きたい!
かっぱ橋道具まつり 日程:10月上旬(体育の日の週) 時間:10:00~17:00 場所:合羽橋道具街・台東学習センター・金竜公園・矢崎稲荷神社 入場無料 アクセス <公共交通機関> 東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩5分 東京メトロ日比谷線「入谷駅」より 徒歩6分 マップ http://www.kappabashi.or.jp/home/access.html
5.多摩くらふとフェア(多摩市・10月)
公式HP:https://www.tama-craftfair.com/
引用画像:公式ブログ
多摩くらふとフェアは、多摩中央公園の広々とした芝生スペースで10月に開催されるイベントです。くらふとフェアという名前の通り、陶器だけでなく木工作品やハンドメイド雑貨などもあります。ご家族やご友人とピクニック気分で訪れても良いですね。
多摩クラフトフェア 日程:2019年10月13日(日)〜2019年10月14日(祝) 時間:13日・10:00~17:00 14日・10:00〜15:00 場所:多摩中央公園 住所:東京都多摩市落合2-35 入場無料 アクセス <公共交通機関> 京王線「多摩センター駅」より徒歩5分
6.全国大陶器市
公式HP:http://dai-toukiichi.com/
画像:公式ホームページ
この陶器市は、佐賀県有田町に拠点を置く、全国大陶器市振興組合が主催しています。全国各地の焼物産地の有名な窯元の商品が通常価格より安く販売されます。東京では、過去に上野公園や八王子などでも開催されています。
私は、上野公園で開催された際に訪れたことがあるのですが、波佐見焼、益子焼などの著名な窯元の商品がほぼそろっていました。遠方の陶器市に行くのは大変ですが、ここなら1か所でお買い物ができるのでいいですよ。ただ、開催場所や日程は年によって異なるので、HPで情報をチェックしましょう。
7.ふゆの陶器市(豊島区・1月)
公式HP:http://tezukuri-ichi.jugem.jp/?cid=44
引用画像:公式HP
毎年1月に雑司ヶ谷で開催される陶器市です。陶器市が少ない時期に開催される貴重なイベントです。作家さんの個性的な味のあるうつわに出会えます。またお汁粉などの食べ物のブースもあります。屋外で開催されるため、十分防寒対策をして出かけましょう!
ふゆの陶器市 日程:毎年1月に1日のみ開催(原則日曜日) 時間:9:00~16:00 場所:大鳥神社 住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目20−14 入場無料 アクセス <公共交通機関> 東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」2番出口より徒歩2分 都電荒川線「鬼子母神前」 徒歩2分
8.テーブルウェア・フェスティバル(文京区・2月)
案内HP:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
毎年、2月に東京ドームで約10日間開催されるテーブルウェアの祭典! 国内外のテーブルウェアブランドや窯元の店舗がドームの敷地内にずらりと並びます。期間中はテーブルコーディネートイベントや著名人のトークショーなど様々な催し物が開催されます。1日では満足できず、何日も通う強者もいるくらい人気のイベントです。
事前に出展ブースやマップが公開されるので、あらかじめ行くブースをチェックすると効率的に回れます。大量にお買い物をする方はロッカーを活用したり、カフェで休憩するなど工夫して楽しみましょう!
テーブルライフでは、テーブルウェア・フェスティバルの記事が充実しています。
来年の参考にお読みくださいね!
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テーブルウェア・フェスティバル 日程:2月上旬より約10日間 場所:東京ドーム 住所:東京都文京区後楽1-3-61 入場料:当日券2,100円(前売券1,800円)*小学生以下は無料 アクセス <公共交通機関> ・JR中央線・総武線「水道橋駅」徒歩1分 ・都営地下鉄三田線「水道橋駅」徒歩1分 ・都営地下鉄大江戸線「春日駅」徒歩5分 ・東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
いかがでしたか。東京では様々なうつわのイベントが開催されています。
イベントによって、販売されるうつわのジャンルも違うので、1度足を運んでみてはいかがでしょう。