どこよりも早いテーブルウェア・フェスティバル2021第4弾 ~「オンライン特設ステージ」について

どこよりも早いテーブルウェア・フェスティバル2021第4弾 ~ 「オンライン特設ステージ」について

今年のテーブルウェア・フェスティバルはすべてオンライン開催。例年特設ステージで開催される、著名人や専門家によるイベントも動画を視聴すること体験できます。

先日公開されたばかりの「オンライン特設ステージ」の詳細をいち早くご紹介します!

 

◆オンライン特設イベントとは

詳細はこちら:https://twfonline2021.pr-lp.com/pdf/TWFOnline_schedule-list.pdf

 毎年東京ドームのアリーナステージで開催されている出展企業やテーブルコーディネーターなどのプロによるセミナー形式のイベントです。今年は、開催期間中10時~翌10時まで、毎日配信するそうです。(最終日は24時まで)

しかも、第2弾の記事でお伝えした「WEBセミナー」とは異なり、入場券以外の費用はかかりません。おうちにいながら、プロのテクニックやうつわの作り手さんのお話を映像とともに体感できる貴重な機会です。

うつわ好きなら開催期間中ずっと視聴し続けたくなる内容ですよ。

この記事では、「オンライン特設ステージ」のプログラムをピックアップして、ジャンル別にご紹介します。ステイホームの家事やお仕事の合間に閲覧してみてはいかがでしょう。

◆テーブルウェア・フェスティバル2021開催概要
日時:2021年2月5日(金)~14日(日)
公式HP:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
チケット購入ページはこちら

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1.作り手や産地によるテーブルウェア紹介

今年は和食器特に「ガラス」関連のイベントが多めです。薩摩切子に関しては、薩摩切子復元35年を記念した歴史や技術を紹介するイベントと、産地である鹿児島の魅力を伝える2種類のイベントを開催します。

また、北海道小樽の「北一硝子」による現地を散策した気分になるプログラムや「スガハラ」のガラス職人による製作の様子の紹介などユニークな内容です。

このほかにも、鍋島焼の絵付けや瀬戸焼の歴史などを伝えるイベントもあります。ふだん手にするうつわの製造過程や作り手のことを知る機会はとても貴重。見ることでうつわ選びや旅行の候補地を決める際のヒントになりますよ。

和食器以外では、イギリスの陶磁器ブランド「エンズレイ」の歴史を王室とのかかわりを交えて解説するセミナーがあります。公式オンラインショップでは、セミナーで使用する食器を会員限定で販売するほか、1万円以上購入した方の中から抽選10名にテーブルウェア・フェスティバルのチケットがプレゼントされるそうですよ。
詳しくはオンラインショップをチェック!

 

【プログラムの一例】
・「薩摩切子」 35周年から未来へ
・おさんぽ 北一硝子 〜小樽・堺町通り 北一硝子と北一ヴェネツィア美術館をのんびりお散歩〜
・「Sghr スガハラ」のものづくり
・彩りの器・瀬戸焼「温故創新」〜伝統と革新〜
・源右衛門窯の「作陶の風景」〜器ができるまで
・伊万里鍋島焼の絵付けの世界

 

2.テーブルコーディネート関連

 

テーブルウェア・フェスティバルといえば、テーブルウェアを使ったコーディネート展示が見どころです。

今回は、プロによるコーディネートの方法やコツのほかに、出品されているうつわを使ったコーディネートの紹介もあります。

テーブルコーディネートを本格的に習うのは敷居が高い、そんなイメージがある方は短時間で学べる今回のようなオンライン講座がおすすめです。興味のあるものを気楽に見るだけで、やってみたいという気になるかもしれませんよ。

出演者はテーブルコーディネートの書籍を出版する人気のテーブルコーディネーターやテーブルウェアを扱うショップオーナーなどさまざま。全国どこからでも一流の技や品物を目にすることができるレアな機会です。

それでは、プログラムの一部を紹介しますね。

見どころ解説&ワンポイントレッスン
テーブルウェア・フェスティバル プロデューサー 塩貝 起志子(しおがいきしこ)さんによる「テーブルウェア・フェスティバル Online」の見どころを紹介するプログラム。期間中毎日開催しているので、見逃す心配はなし。料理のポイントやテーブルセッティングのプロセスも紹介してくれるそうです。

 

フォトコンテストから見るトレンド〜食卓の在り方〜
SNSで応募したフォトコンテストの受賞作品を見ながらテーブルコーディネートのトレンドなどについて解説してくれるテーブルウェア・フェスティバルならではのイベント。 毎年展示される多彩な入賞作品は、おもてなしやうつわ使いのヒントがたくさん。私も例年、大量に写真を撮影しています。今年はどんな作品があるのか楽しみですね。

 

〇出展者のテーブルウェアを使ったテーブルコーディネート
実際に販売しているうつわを使ったコーディネートは、とても実用的。毎日の食卓のヒントにもなります。今回は、輪島塗を使ったコーディネートのコツや漆器のお手入れ方法、瀬戸焼を使ったコーディネートイベントがあります。

 

【プログラムの一例】
・彩りの器・瀬戸焼「温故創新」〜伝統と革新〜
「古き技法を大切にし新しきを創造し器をつくる」をテーマに瀬戸焼でコーディネート

・メゾン ドゥ ファミーユ スタイルのテーブルデコレーション
人気のインテリアショップオーナーによるショップのテーブルウェアやキャンドルスタンドを使ったテーブルデコレーションの紹介。

・プロが伝える普段の食卓を格上げするテーブルコーディネートのコツ
テーブルコーディネーター・浜裕子氏による食卓を格上げするテクニックを伝授。ノリタケ銀座店で行います。

 

3.食関連のイベント

 

今年は世相を反映した、自宅で食を楽しむイベントが注目です。例えば、「おうちで茶道」やアフタヌーンティを自宅で楽しむやり方やコツをリモートで体感できます。

また、オーストリアのガラスメーカー「ロブマイヤー」のグラスで楽しむ日本酒、料理研究家・江上栄子先生の免疫力を高めるお料理など、時代にあった魅力的なイベントは楽しみです。

【プログラム一例】
・Casual Green Tea Ceremony 〜気楽に茶道〜
おうちで気楽に抹茶を楽しむ方法を伝授。

・アフタヌーンティー アット ホーム〜自宅で素敵なティータイムを過ごしましょう〜
リモートアフタヌーンティの楽しみ方を紹介

・「卓育ってなぁに?」〜食卓で育むこころとからだ〜
「家族で楽しむお誕生日会~Myおうちスタイル」のご提案と卓育活動を紹介。

 

4.フラワー関連のイベント

食卓の演出に欠かせないフラワー。テーブルコーディネートでは、うつわとフラワーとの組み合わせもポイントになります。

今回は、フローリストによる花選びやフラワーアーティストによるデモンストレーションなどを閲覧できます。おうち時間が長い今、お花を買う人が増えているそう。花があることで、季節感が生まれ、インテリアにもなります。花のある暮らしの参考にチェックしてみてはいかがでしょう。

 

【プログラム一例】
・季節の花との出会い方 花屋でより良い旬の素材に出会うために
jardin du I’llony オーナーフローリスト 谷口敦史による花屋での花選びや花屋との付き合い方について解説。

・暮らしに息づく花のデモンストレーション
フラワーアーティスト川崎景太さんによる、自宅で花を楽しむコツを紹介。後半はサプライズデモンストレーションがあるそう。

テーブルウェア・フェスティバル の全貌が徐々に見えてきましたね。アリーナステージで開催されるイベントが、自宅で視聴できるのは新しい試みとして楽しみです。

毎日違うスケジュールなので飽きずに楽しむ事ができます。ステイホーム中の暮らしのヒントを学びにオンラインイベントを体感してみませんか。

気になるものは今からスケジュールに入れて、見逃さないようにしましょう!

〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕