みなさんこんにちは。
「肥前吉田焼」は佐賀県有田町の南15kmほどに位置する嬉野市で作られる焼き物。
嬉野温泉は私も佐賀県を訪れるときには必ず立ち寄る九州屈指の温泉街として有名です。
とにかく街の人は大変親切。弊社サービスのチラシを置いてもらうようアポなし突撃したことがあったのですが、ほとんどすべての旅館や観光協会の方々が協力してくれました。
そんな嬉野・吉田にて、この夏から秋にかけて肥前吉田焼のふるさとでデザインコンペが開催されます。
肥前吉田焼デザインコンペティション2016開催[7/13〜10/31]
「肥前吉田焼デザインコンペティション」は、歴史ある磁器産業である肥前吉田焼の未来をみすえ、商品化および流通を目指す商品開発コンテストです。幅広い視点と柔軟な姿勢で、吉田焼の可能性に向きあう意欲的な磁器作品を求めています。募集するのは磁器素材を利用し商品化を目的とした作品です。磁器をメインに、異素材を組み合わせてもかまいせん。器はもちろん、広くテーブルウエアやインテリア・雑貨、新たなジャンルの提案など、自由な発想のクリエイティブに期待しています。
肥前吉田地区の窯元や職人たちと一緒に、真剣に商品開発に取り組むことのできる人の応募をお待ちしています。
小さな磁器産地、吉田焼の未来を拓く
佐賀県の有田焼、伊万里焼、長崎県の波佐見焼など磁器産業が盛んな肥前地区にありながら、ほとんどその名を知られることのない吉田焼。有田焼と同様400年の歴史がある焼き物ですが、有田焼のようなハレの日の器ではなく、日常に使う生活雑器を生産してきました。かつて食堂や旅館などでよく見かけた「水玉の茶器」の産地といえばイメージしやすいでしょうか。日本の食卓の象徴のような水玉模様の急須や湯のみは、吉田焼を代表的する商品のひとつです。近年、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン的価値が見直されていますが、生産量としては減少しているのが実状です。
そこで、この小さな磁器産地の職人たちとともに、新しい吉田焼のあり方を考えていただくのが「肥前吉田焼デザインコンペティション2016」のテーマです。工業製品でありながら、手仕事の工程も多く、小ロットの生産にも対応できるのが吉田焼の強みです。ぜひ自由なものづくりに挑戦し、新たなロングライフデザインとなる商品を提案してください。コンペでは実現可能なデザインを基本としますが、商品化にあたっては焼き物特有の知識や経験を必要とするため、産地の職人たちがサポートをしながら一緒に製造方法を検討していきます。
募集期間中には産地見学会を予定していますので、ものづくりの現場をみて、職人たちの生の声を聞くこともできます。肥前吉田焼の窯元や職人たちと一緒になって、吉田焼の未来を見据えたものづくりに取り組んでみませんか?
応募手続きは二段階。参加申込み[〜9/30]と作品応募[〜10/31]
■参加申込み
申込期限 2016.9.30 [金] 応募資格 プロ、アマ、職業・実績を問わず、いかなる方もご参加頂けます 出品料 1,000円(銀行振込・Paypal)
■作品応募
応募締切 2016.10.31 [月] ※必着 審査基準 ・具体的な販促効果が見込める商品企画であること ・磁器の特徴をとらえた創造性のある商品企画であること ・商品化を目的とした実現する可能性の高い商品企画であること 応募フォーマット ・フェイスシート(様式1) ・コンセプトシート(様式2・A3横 1枚以内) ・3D-CG レンダリングデータ(形式:IGES、STEP、STL、3DM) または模型 ・三面図(正面図・平面図・上面図) 応募方法 ・メールまたは郵送
より詳しくはこちら
我こそは!という方、ご応募頂いてみてはいかがでしょうか?
あなたの思い描く夢の食器を実現し、商品として世の中に販売してみたいと思いませんか?
肥前吉田焼ホームページ(肥前吉田焼窯元協同組合)より一部転載
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