どこよりも早い!テーブルウェア・フェスティバル2020特集第1弾!〜「温故創新」彩りの器・瀬戸焼〜
今年もこのイベントの季節が近づいて参りました!
うつわ好き、テーブルコーディネート好きにはたまらない、令和初の「テーブルウェア・フェスティバル2020〜暮らしを彩る器展」が2020年2月2日(日)より開催されます!
開催期間:2019年2月2日(日曜日)〜2月10日(月曜日) 開場時間:10:00〜19:00(初日は11:00から/最終日は18:00まで) 開催場所:東京ドーム 住所:〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61 アクセス方法: JR総武線各駅停車「水道橋」駅徒歩6分 都営地下鉄三田線「水道橋」駅 A2出口徒歩6分 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 2番出口徒歩8分 都営地下鉄大江戸線「春日駅」 6番出口徒歩9分
テーブルウェア・フェスティバルとは?
日本の名窯から海外ブランドまで、250以上の販売ブースが出展、販売する国内最大級のイベントです。1993年から開催されて今年で28回目。毎年期間中に27万人以上もの来場者が訪れます。
他にもテーブルウェアコンテスト、特設アリーナステージではテーブルセッティングやフラワーデモンストレーションなど、連日各分野の第一線で活躍されている方々によるステージイベントを開催。トークやライブなど、ゲストをお迎えする「スペシャルステージ」も開催されます!
今年のテーマは?
毎年特集企画が組み込まれ、昨年は海外からは「ドイツ食器」、日本からは「波佐見焼」、そして「ボタニカル」という3つのテーマでした。今年は次の3つのテーマでの展示が予定されています。
- 特集企画Ⅰ「美食の国 イタリア ~Life with design~」
- 特集企画Ⅱ「『温故創新』彩の器 瀬戸焼」
- 特集企画Ⅲ「美しきジャポニズム~和と洋のハーモニー~」
テーブルライフではいち早く今年のテーマを予習すべく、全3回に分けて特集!第1回は私たちにもっとも身近な「瀬戸焼」についてお伝えします。
合わせて読みたい、テーブルウェア・フェスティバル関連記事 ・今年はイタリア食器!どこよりも詳しい!テーブルウェア・フェスティバル2020特集第2弾
【特集・瀬戸焼】
瀬戸焼とは愛知県瀬戸市およびその付近で産する陶磁器をいいます。「日本六古窯」の一つでもあり(他の5つは常滑焼・信楽焼・丹波焼・備前、越前焼)、その起源は実に1000年以上も前に遡ります。私たちが現在「せともの」と呼んでいるのは、この瀬戸焼が起源です。
今年のテーブルウェア・フェスティバルでは、「温故創生」彩の器と題して、テーマに沿った窯元や作家ものがラインナップされています。
画像引用:テーブルウェアフェスティバル公式HP
【出展窯元】 アイトー、愛窯工芸社、鐘忠陶器、五春窯、齊藤陶苑、更紗窯、三峰園窯、品野セラミックタイル工業、スズカ、セラミック・ジャパン、曽根窯 江風陶苑、棚橋淳陶房、樽田裕史、唐三郎窯、陶房康窯、美山陶房、松本陶器、丸幸中島、丸八陶器、丸藤製陶所、山田工芸、山長陶苑
公式ホームページにいくつかの代表的な窯元が紹介されておりますが、詳しい情報までは載っておりません。テーブルライフではいち早く詳細情報を知りたいあなたのために、窯元や作家をピックアップしてまとめてみました!
1.アイトー
創業70年の老舗食器商社。現在は瀬戸・東京・大阪・札幌を拠点として食卓関係のトータルコーディネート事業を行っています。
◆ 撫松庵(ぶしょうあん)
着物のブランド〈撫松庵〉とのコラボレーションとして作られたブランド。日本の伝統美の代表である着物と、うつわの土との出会いから生まれた器。表面には粉引をし、その上から転写で絵付けを施している優美で手間のかかった作品です。
◆ 青組(あおぐみ)
自然の色を大切にし、使う際の質感の良さにこだわって作られたアイトーオリジナルブランド。オーガニックやマクロビ料理等にも相性がいい器です。
名称:株式会社 アイトー 設立:1949年(昭和24年)4月1日 住所:東京都品川区東品川4-13-24 HP:http://aito.bz/
2.愛窯工芸社(あいようこうげいしゃ)
伝統工芸品である赤津焼六兵衛窯の織部や黄瀬戸、および古瀬戸や黒織部などの陶磁器の卸売を手掛けている瀬戸の窯元。
引用画像:http://seto-tosyo.jp/kumiaiin/kumiaiin_a/aiyou/
名称:(株)愛窯工芸社 住所:愛知県瀬戸市神町62番地 電話番号:0561-83-2461 HP:http://seto-tosyo.jp/kumiaiin/kumiaiin_a/aiyou/
3.鐘忠陶器(かねちゅうとうき)
明治38年創業の家庭用・業務用専門の陶器店(小売店)。卸問屋からスタートし、現在の代表は3代目。卸問屋時代に培った「品揃え」で業務用陶器から引き出物、作家ものなどあらゆる陶器を扱っています。
引用画像:http://seto-tosyo.jp/kumiaiin/kumiaiin_k/kanechuu/
名称:合資会社 鐘忠陶器 住所:〒489-0044 愛知県瀬戸市栄町36-1 電話番号: 0561-82-5359 HP:http://www.kanechuu.com/
4.更紗窯(さらさがま)
作家・長江哲夫さんの器です。器づくりの技法のひとつである、練りこみの技法を使用しています。異なる色土を幾重にも重ね、その断面を切り取り、彩り豊かな柄を出しています。職人がひとつひとつ、丁寧につくる器は、食卓をステキに演出してくれるはず。確かな技術とモダンな柄行きがおもしろい作品に仕上がっています。
引用画像:https://www.bellemaison.jp/
この技法で作陶をしている作家は瀬戸では数少ないため、貴重な作品です。
名称:更紗窯 住所:愛知県瀬戸市品野町3-256-3 電話番号:0561-42-0045 HP:http://www.yano.ne.jp/sarasa/
5.三峰園窯(さんぽうえんかま)
瀬戸市窯元町にある窯元。7釉すべての作品を作っており、艶のある伝統工芸品赤津焼の黄瀬戸や陰影のある黒織部が特徴です。特に赤津焼は柔らかい風合いの貫入が入ることでとても上品な仕上がりになっています。工房内には併設のギャラリーもあり、展示直売もしています。
引用画像:https://www.sanpouen-kama.com/
こちらの窯元作品はテーブルライフストアでも取り扱っております。
名称:三峰園窯 住所:愛知県瀬戸市窯元町123 電話番号: 0561-82-3256 営業時間:午前9時~午後6時(冬期11~1月は午前10時~午後5時) HP:https://www.sanpouen-kama.com/
6.品野セラミックタイル工業(しなのせらみっくたいるこうぎょう)
昭和38年に設立し、無釉モザイクタイルの生産を開始。表面に結晶のような模様が現れる「結晶釉(ゆう)」を施したタイルの技術を応用したテーブルウェアの生産も行っています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
名称:品野セラミックタイル工業株式会社 住所:愛知県瀬戸市広之田町27 電話番号: 0561-41-0181
7.棚橋淳陶房(たなはしじゅんとうぼう)
瀬戸の伝統的な織部・黄瀬戸・古瀬戸の材質感を大切にしながらも、独自の現代感覚を織り交ぜた、盛り映えのする器を作られています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
名称:棚橋淳陶房 住所:愛知県瀬戸市東拝戸町94-12 電話番号:0561-84-5999 HP:http://tanahashijun.com/
8.丸幸中島(まるこうなかしま)
赤津地区にある窯元。器としての機能だけでなく、『見て楽しい』『集めて愉しい』『使ってたのしい』そんな器づくりを目指しながら作陶されています。
引用画像:http://seto-tosyo.jp/kumiaiin/kumiaiin_m/marukonakashima/
名称:株式会社丸幸中島 住所:愛知県瀬戸市窯元町3-2 電話番号:0561-82-9281
9.山田工芸(やまだこうげい)
伝統的な瀬戸焼に独自の手描き模様が施されたうつわが特徴。瀬戸にいながら彩絵、赤絵の魅力を堪能できます。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
名称:山田工芸(有) 住所:愛知県瀬戸市 品野町6丁目399 電話番号: 0561-41-0366
10.山長陶苑
大正13年より卸売・小売を行っている食器の専門商社。1300余年の歴史と伝統を誇る「赤津焼」を中心に新進の作家・陶工達の技の品々紹介しています。
引用画像:https://www.facebook.com/seifuu.shop/
名称:株式会社山長陶苑 住所:愛知県瀬戸市赤津町10 電話:0561-82-3072 HP:www.rakuten.co.jp/roanroan
11.樽田裕史(たるたひろし)
蛍手(ほたるで)という手間のかかる技法を用いたうつわを作られています。(蛍手とは、透かし彫りをした部分に、透明釉を埋めて焼き上げる技法のこと)凛とした、静かな空間の間が似合うデザイン。光をかざすと切り込みの部分より光が差し込み、透き通るうつわの幻想的な雰囲気を作ってくれます。
樽田さんの作品はテーブルライフストアで取り扱っております。
名称:樽田裕史 住所:愛知県瀬戸市 HP:https://tarutahiroshi.wixsite.com/tarutahiroshi
テーブルウェア・フェスティバル2020〜暮らしを彩る器展、特集企画第1弾・瀬戸焼特集はいかがでしたか?好きなテイストのうつわを事前にチェックしてみてくださいね!
第2弾の特集もお楽しみに!
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[取材・編集 テーブルライフ編集部]