山田晋一朗、青白磁の世界を伝える

山田晋一朗の器・青白磁の世界を伝える

日本最高級車ブランド、TOYOTAのレクサスが扱うレクサスコレクションに、やきもの作家として初めて掲載され一躍有名となった陶芸作家「山田晋一朗」さん。

山田さんの作品は、理想のフォルムを追求した末にできた独自の曲線美、洗練された器は青白磁の色合いが見事に調和しています。

誰もが見ると手に取りたくなるような器のやわらかさ。洗練されたスタイリッシュなデザインは、山田さんの世界観を愛してやまないコレクターを魅了させてくれます。

岐阜県土岐市出身で、実家が窯元だった影響もあり、愛知県立窯業高等技術専門校卒業、多治見市陶磁器意匠研究所を卒業、作家活動を開始。

現在では意欲的に数多くのイベントをコラボ、個展を開催。企業とのコラボ、某有名レストランからオリジナルの作品依頼など、オファーが途絶えることのない人気の若手作家のひとりです。

TOYOTAのレクサスが扱うレクサスコレクションに掲載

レクサスのコレクションの掲載にが決まった時のお気持ちを教えてください。

今まで応援や支援してくれた方々の期待に答えることができて良かったです。また陶芸作家として掲載されるのが、初だったので嬉しかったです。

どのような作風を目指して作陶されていますか?

例えば器なら料理を盛って、料理を引き立てる器ができたらと思います。あくまでも器は料理を引き立てる脇役だと思っているので。



山田晋一朗、ゆらぎのフォルム

山田さんの作品は、透き通るような美しい色味の青白磁に、やわらかなフォルム、独自のカーブが洗練された印象を伝えてくれます。

こちらのプレートをはじめ、全てが使いやすいだけでなく、見た目、盛り付けも全てにおいても大活躍してくれるデザインばかりです。

お酒好きの山田さんは、日本酒、ロックグラス、ワイングラスも数多く作陶されています。

こちらはステム付きのワイングラス。ろくろをまわして作られたデザインです。

こちらは酒器など小さな器です。

こちらのナイフ置きは、某有名レストランから依頼を受け作陶されました。今までありそうでなかったナイフ置き。

チーズナイフ、こちらのナイフ置きをワンプレートに置きテーブルコーディネートするのもいいですね。


山田晋一朗さんの作品紹介

1.片口徳利

手に馴染む大きさ。コロンとした可愛いフォルムです。注ぎ口に向かうゆるやかな曲線が本当に美しいです。

2.注ぐ形

また先程とは少しフォルムの違う片口です。いくつかの種類のお酒をいただく際には、異なるデザインの片口を持っておくと大変便利です。

3.丸い片口

片口とありますがお酒だでなく、ソース入れとして、またお花を入れてフラワーベースとしても使えますね。

4.ふんわりな台皿

ぽてんとしたフォルムで温かみがある台皿。表側は平ではなく少し凹みがあるのでオイル系のものでも液だれしにくくなっています。使いやすさもまでも追求している、山田さんらしい作品です。

5.アミューズスプーン

手のひらに収まるサイズで、流れるようなデザインの持ち手。単品使いももちろん、複数並べるとそれだけで存在感があります。

盛りつけするとまた青白磁が映えて美しいですね。

6.長い入れモノ

こちらはモノ入れとして使える長皿です。先程のアミューズスプーンを入れるとスタイリッシュな雰囲気になります。

*こちらの製品は、表の底面部分に釉薬がかかっていません。リバーシブルとしては使用できませんのでご注意ください。

7.長い台皿

こちらは台皿として使える長皿です。お皿の上部はほんの少し凹みがあるので少量のオイルであれば液だれしにくいです。

*こちらの作品は、内側に釉薬がかかっていません。リバーシブルとして使用はできませんのでご注意ください。

8.ケーキプレート

こちらはスイーツプレートとして使用できます。高さは0.6cmととても薄い分、透けるような美しい色合いです。

 

ケーキだけでなく、フルーツなどを盛り付けるのもいいですね。

引用画像:http://www.ma-fleur.jp

【作家紹介】

山田晋一朗

・日本最高級車ブランドレクサスが扱うセレクトカタログ
 「レクサスコレクション」に、やきもの作家として初めて掲載
・書家でタレントの矢野きよ実氏と作品コラボ
・おおくて廃校プロジェクト企画立ち上げ
・土岐市に作品寄贈
・酒蔵、酒屋とのコラボ企画
 「酒に器」「お酒大好き作家による酒の器展」を企画
・ギャラリー芽楽 個展(12,14,15年)
・熟成古酒エルヴァージュの周年記念酒器制作
・画家 木全 靖陛氏と作品コラボ
・グラフィックデザイナー 梶原大輔氏と作品コラボ
・津カントリー倶楽部開場記念コラボ作制作
・矢野きよ実氏とのコラボ展「陶 書」開催
・企画展グループ展多数出品



山田晋一朗さんの特集はいかがでしたか?

山田さんの作品は見ているだけでも心を落ち着かせてくれます。食事をいただく際、食器が環境を整えてくれるだけでなく、私達の心までも整えてくれるのです。

テーブルライフでは、山田さんの作品を掲載している以外にも発注を承ります。企画、大量発注についてはテーブルライフへお問い合わせください。

IMG_5312-2テーブルコーディネーター・MIKA(愛知県名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切に気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
 Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
 2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
 テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞

HP:https://www.mikarawfood.com/