【潜入取材】アリタハウス(arita huis)その2 アリタセラで食する![レストラン編]
2018/4/18(水)、有田焼専門店が軒を連ねる「アリタセラ」の中にホテルとレストランを備えた「アリタハウス(arita huis)」がオープンしました。今回はその2と題しまして本格フレンチレストランとしてのアリタハウスの潜入レポです。
第一弾の特集記事では「ホテル編」と題しましてできたばかりの宿泊施設をレポートいたしました。
全11室の小さなホテルですが、コンセプトがぎっしり詰まったこだわりのおもてなし空間をレポートさせて頂きました。
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ですが「アリタハウス(arita huis)」はホテルだけではなく、もっとこだわったレストランが一体になって構成されています!
今回はこのこだわりの食空間について、体験レポートをお届けします。
【この記事の目次】
- ・食器へのこだわり
- ・キッチンとレストランスペース
- ・モーニング
- ・ランチ
- ・ディナー
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000027600.html より
11室の客室と48席のレストランからなる宿泊施設「arita huis(アリタハウス)」には、有⽥との交流をはかる海外のクリエイターらが⻑期滞在するレジデンス機能を備える他、観光にいらした方や地域住民の皆様に広くご活用いただける場として、充実したホスピタリティでお迎えする準備をしております。
■レストラン
席数:48席(ホール36席、カウンター12席)
定休日:年中無休
営業時間:モーニング 7:00〜10:00
ランチ 11:30〜14:00
カフェ 11:30〜17:00
ディナー 18:00〜22:00
アリタハウス(arita huis) 〒844-0024 佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351−169 アリタセラ(旧陶磁の里プラザ)内 tel: 0955-25-8018
■食器へのこだわり
アリタセラ内で百田陶苑さんがプロデュースしたarita huis。当然のことながら食器にはこだわりまくっています。
その中でも特に力を入れているのが有田焼400周年事業で発表した「2016/」ブランドの食器。世界的なデザイナーと有田/伊万里などの窯元がコラボして開発したモダンな有田焼のラインナップです。
レストラン「arita huis」ではこちらのうつわでおもてなしされるのが基本です。
(写真:すべて2016/Stefan Diezシリーズ)
カトラリーはスタイリッシュなポルトガルのメーカー「Cutipol(クチポール)」のGOAシリーズ。テーブルコーディネーターも多用するこちら定番のカトラリーになっております。
■キッチンとレストランスペース
食器だけでなく空間トータルでスタイリッシュ・モダンに洗練されて尽くされた設計。
キッチンがこんな感じです。
■朝食(モーニング)
宿泊者として頂いたモーニングプレートをご紹介いたします。おそらく一般客として7:00〜10:00に訪れても同じメニューを頂けるものと思います。
ちなみに宿泊者は7:00から30分刻みで予約します。
それではまず。。。スープです。
冷たいポテトのポタージュに濃いめのオリーブオイルが香ばしかった!うつわは2016/Stefan DiezシリーズのServing Dish。
次にサラダ。かなり上質の生ハムがふんだんに使われております。うつわは三角形の高台になっているのが特徴の「2016/」ブランド・「Christian Haas」シリーズのBoul。
おまちかねワンプレートはオムレツとソーセージ、ポークとフィッシュの王道モーニング。うつわは2016/ Teruhiro YanagiharaシリーズのBowlです。パンを載せた取り皿は2016/Stefan Diezシリーズ。ジャムを載せているのは同じく2016/Stefan DiezシリーズのSalt Saucer。
コーヒーはLeon Ransmeierのカップ。
お砂糖とミルクのうつわはこちら。Ingegerd Råmanシリーズで、お皿の部分はカップのフタにもなります。 スプーンが2016/ Christien Meindertsmaシリーズ。なんと磁器でできています。
そしてまだまだあります。デザートはこちら。
朝食にしてはかなりのボリュームで、完食したらしばらく動けませんでした。。
■ランチ
こちらはランチ営業もあります。(今回は残念ながらランチを頂くことができず、情報提供のみとなります)
こちらが店頭に表示されているランチのメニューです。(季節によって内容が変更される可能性もあるのでご参考まで)
驚いたのはその価格。本格フレンチのレストランなのに、それぞれが驚くほどリーズナブルです。また本格的に佐賀牛を頂くこともできるのもすごい!
「アリタセラ」を訪れたときは、ランチはarita huis一択ではないかと思うくらいです。
次回はうつわも含めてレポートさせて頂きたいと思います!
■ディナー
コース料理を注文すると、「トラディショナル」「デザイナーズ」「コンテンポラリー」の3つのテーマからうつわを選べるそうなのですが、ここはあえてアラカルトを注文しました。
すると上記テーマの中では「デザイナーズ」に属するうつわでのご提供となりました。
サラダボウルは2016/シリーズのTeruhiro Yanagiharaシリーズ。取り皿として使っているのがTAFシリーズのPlate。
ポテトフライも絶品。お酒が進みました。うつわは2016/Stefan DiezシリーズのServing Dish。
カッティングボードに載せた前菜のポーク料理です。
マグロのローストはお味もさることながら盛り付けも絶品!うつわはTAFシリーズのPlateでした。
とどめは地元の名産・有田鶏を使った鶏料理と地元野菜のコンボ。意外に木をふんだんに使ったナチュラルな盛り付けも多いです。
■お値段もリーズナブル!
大人3人で頂きましたが、アラカルトで頂くとお酒代抜きでひとり3,000円に届かないくらいの高いコストパフォーマンス!何より会計にビックリしてしまいました。
味的にもお値段的にもアリタハウスに宿泊したら、夕食はこのレストラン利用以外に選択肢はないと言っても過言ではありません。一度は必ずお試し頂きたいレストランでした。
いかがでしたか?
うつわも食事も堪能できるアリタハウスのレストラン。次は「トラディショナル」「コンテンポラリー」での盛りつけを楽しんでみたいです。
[2018年5月10日現在 取材・編集テーブルライフ編集部]