【テーブルウェアフェスティバル2023開幕直前特集】 テーブルライフおすすめ 有田焼のうつわ19選

【テーブルウェアフェスティバル2023開幕直前特集】 テーブルライフおすすめ 有田焼のうつわ19選

いよいよ来週に迫ったテーブルウェアフェスティバル2023。今年の特集企画の1つに「美の有田焼~伝統と革新~」があります。有田焼といってもさまざまな窯元や作り手が存在し、その特徴はさまざま。柿右衛門様式の伝統的な絵付けのものから、白磁にシンプルなデザインのモダンなものまで多種多様です。

今回は、テーブルライフで取扱いのある有田焼の窯元、作家のうつわを一気にご紹介。テーブルウェアフェスティバルに出展者する方も含まれているので、事前の情報収集もかねてお読み下さいね!

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1.一峰窯(いっぽうがま)


今回紹介するのは、有田焼の窯元・一峰窯(いっぽうがま)さんのうつわ。側面にレモンが描かれた、素朴で可愛らしいデザインの小鉢です。

深さがあるので、サラダボウルやスープボウル、取り鉢などにも使えて便利。手になじむフォルムです。どんぶりのように使うのもおしゃれです。大きなサイズのものもあります。

一峰窯では、和食器の伝統をおしゃれにアレンジしたうつわを作られています。白磁に映えるカラフルで大胆な絵付けは今のライフスタイルにぴったりですね。軽くて持ちやすいのでとても実用的です。

他にもさまざまなうつわがあります。ぜひ、こちらもチェックして下さいね!

【一峰窯HP】https://www.facebook.com/ippou.gama/

2.伊兵衛(いひょうえい)


白磁に和服を着せる思いが詰まった華やかなうつわ。繊細な柿右衛門様式の流れを受け継ぐ、有田・伊兵衛さんのカップ&ソーサ―です。ひとつひとつ丁寧に描かれた模様はまさに職人技。緩やかな曲線美のあるデザインは、高貴な雰囲気を感じます。桐箱付なので、ご両親の記念日などのプレゼントにも最適です。

カップ全体に模様が描かれたブルーの品物もあります。

こちらのカップ&ソーサ―は全部で3パターン。全部そろえても素敵です!

その他にもさまざまな商品がありますので、こちらもぜひご覧下さい。

【伊兵衛HP】https://www.ihyoei.jp/
 instagram:https://www.instagram.com/ihyoei/
 facebook:https://www.facebook.com/kamamotoihyoei
 twitter:https://twitter.com/ihyoei

3.伊万里陶芸(いまりとうげい)


茶道で使う茶筅(ちゃせん)をイメージした美しいフォルム。伊万里陶芸が開発したWASABIのうつわです。日本を連想する美しいフォルムにこだわって作られています。

うつわを通じて日本独自のわびさび、おもてなしの心を伝えていきたいと考えているそう。白磁にゴールドの組み合わせは、ハレの日にも最適です。特別な日の1杯やプレゼントにもいいですね。


日本の伝統文様を現代に昇華させた「和・紋」の半月プレート。モダンなデザインなので、和洋さまざまなメニューに対応。お箸、スプーンを置くことができるのが便利ですね。

写真は、野山の花を大胆にあしらった「花紋」という模様。白地にコバルトの図柄が鮮やかです。このほかに「青海波(せいがいは)」「千鳥」など、縁起の良い伝統模様をあしらった商品もあります。

テイストが似ているので、柄違いで使っても統一感があります。メインのおかずと付け合わせを盛り付けて和定食に、パンとおかずをのせてモーニングプレートとして使うのもいいですね。
和紋のこのほかのアイテムはこちらをご覧下さい。

★伊万里陶芸のこのほかのアイテムはこちら

【伊万里陶芸HP】http://www.imari-tougei.co.jp/
 facebook:https://www.facebook.com/imaritogei
 instagram:https://www.instagram.com/imaritogei/
 twitter:https://twitter.com/imari_yamashita

【WA・SA・BI HP】http://aritamade.com/ja/brand/wasabi/

4.伯父山窯(おじやまがま)


次に紹介するのは伯父山i窯さんのうつわ。手描きの良さとモダニズムが融合した「モルソー」シリーズの花瓶です。

「モルソー」とはフランス語で「欠片(かけら)」という意味。有田の川によく落ちている焼き物の欠片、「べんじゃら」を埋め込んだような伝統的かつモダンなデザインです。色はホワイトとダークの2色。写真のように色違いで並べて飾っても素敵ですよ。

一見、焼き物の破片を埋め込んだように見えますが、べんじゃら部分は手描き!
マットな生地と、つるつるのべんじゃら風の部分とのギャップが本当に埋め込まれてるように錯覚してしまいます。

個性的な花瓶は置くだけで、インテリアになります。手におさまるサイズなので、2,3個並べて飾るのもおすすめです。

★他にもさまざまなアイテムがあります。ぜひ、こちらもチェックして下さいね!

【伯父山窯HP】https://peraichi.com/landing_pages/view/shinwaojiyama
 facebook:https://www.facebook.com/aritakikunoka/

 伯父山窯のインタビュー記事はこちら
 https://table-life.com/columns/post/15975

5.金照堂(きんしょうどう)


モダンで妖艶な酒カップは、金照堂の「麟・Linシリーズ」。

光沢のあるメタリック感のあるうつわ。見る角度によって色味が変わり、「非日常」というコンセプトにぴったりな商品です。ひんやりとした手触りで、冷たい飲物を味わうのにいいですね。手作業のため、表面の凹凸や色合い、筆の刷毛あとなど1つとして同じものがないのも魅力です。

高級感のある酒カップは、いつもの晩酌を特別なものにしてくれます。色違いで組み合わせればプレゼントにもなりますね。

「麟・Linシリーズ」は、このほかにも豆皿などさまざまなアイテムがあります。少しずつそろえてコーディネートすれば、クリスマスなどのイベントが盛り上がりそう。

★金照堂のアイテムはこちらをチェック!

【金照堂HP】https://www.kinshodo-shop.co.jp/
 https://www.instagram.com/arita_kinshodo/
 https://www.facebook.com/kinshodo/

6.渓山窯(けいざんがま)


渓山窯といえば、そば猪口。ひとつひとつ丁寧に描かれた手描きの絵付けのうつわは何と100種類以上! 今回その中からモダンな柄のものを選びました。

少し小ぶりなサイズなので、アイスクリームやフルーツ、ちょっとしたお惣菜を入れるカップとしても使えます。柄違いでそろえても素敵。メニューやシーンに合わせて使い分けるのも楽しいですよ。


そば猪口同様、繊細な手描きが美しい豆皿。牡丹菊の柄です。小さいながらも、華やかなうつわはテーブルのアクセントに集めたくなりますね。醤油皿や取り皿、スイーツを盛り付けても良さそうです。

★渓山窯のこのほかのアイテムはこちらをご覧下さい。

【渓山窯HP】https://www.keizan-shop.com/
 インタビューコラム:https://table-life.com/columns/post/8182

7.艸窯(そうがま)


有田焼の窯元・艸窯(そうがま)のうつわ。異なる色の土を組み合わせて模様を表現する「練り上げ技法」により作陶しています。

写真は、波の模様が全面にほどこされたモダンな角鉢。ブルーのグラデーションが美しいですね。シンプルにフルーツを盛り付けるだけも絵になるおしゃれなうつわ。深さがあるので、汁気のあるおかずや麺類などにも使えます。

絵画のようなうつわは、インテリアとして飾っておくのもいいですよ。

★このほかにもさまざまなアイテムがあります。詳しくはこちら

【艸窯(そうがま)HP】http://www.sougama.net/ 
 facebook:https://www.facebook.com/marbleware/

8.惣次郎窯(そうじろうがま)


次に紹介するのは、惣次郎窯の「ひまわりシリーズ」。呉須の藍色とひまわりのイエローのコントラストが美しいポットです。

ビタミンカラーのうつわはテーブルを明るくしてくれます。夏だけでなく、1年中使いたくなりますね。ひまわりシリーズには、フリーカップやそば猪口もあるので、あわせてコーディネートするのもおすすめですよ。

★このほかのうつわはこちらをチェック!

【惣次郎窯HP】https://www.soujirougama.com/
 Instagram:https://www.instagram.com/masashi_oogushi/
 Facebook:https://www.facebook.com/soujirougama
 Twitter:https://twitter.com/wo_masashi

9.草山窯(そうざんがま)


暮らしになじむうつわを作られている草山窯。「雪輪」といわれるボタン雪をモチーフにした形の中皿です。有田焼らしい美しい染付の図柄のうつわはふだん使いはもちろん、赤絵など華やかなうつわとの相性もいいので、おもてなしにも活躍します。

取り皿やケーキ皿、1人分のおかず用など使い道は色々。柄違いの商品もあるのでぜひチェックして下さいね。詳しくはこちら。

10.惣太窯・そうた窯


白磁に大胆に描かれた柄が美しい大鉢は惣太窯のうつわ。外側だけでなく内側にも柄が施されています。

モダンなデザインなので、和食だけでなく洋食やエスニック料理などにもあいます。深さがあるため、パスタなどソースを使った料理にも使えますね。テーブルにあるだけで華やかになるうつわは、パーティなどおもてなしにもぴったりです。

色違いで赤のシリーズもあります。組み合わせて使うのもいいですね!


★このほかのうつわはこちらをチェック。

【惣太窯HP】https://souta-kiln.com/
 facebook:https://www.facebook.com/soutakiln/
 instagram:https://www.instagram.com/souta_kiln/

11.徳七窯(とくしちがま)


有田焼の窯元・徳七窯さんの長角皿様々なデザインのカラフルな瓢箪が描かれたうつわ。食卓にあるだけでインパクトがありますね。

6つそろった瓢箪は、無病息災のお守りになるといわれる、縁起のいい柄。おかずを少しずつ盛り付ければ、お正月などのおめでたい席にもぴったりです。ほかにも柄違いの商品があるので、バラでそろえてつかうのもいいですよ。

【徳七窯】https://imariyaki-seira.com/
instagaram:https://www.instagram.com/imariyaki_seira/

12.乃利陶窯(のりとうがま)


乃利陶窯は、自ら集めた有田の鉱物やミカン灰などを混入してオリジナルの李白釉を生み出しました。写真はその李白釉で作られた菊型の深鉢。

花びらのレリーフが美しい、上品な雰囲気のうつわは、いつものメニューを特別に見せてくれます。サラダやフルーツなど和食以外にも幅広く使えるのがいいですね。

李白釉を使ったティーカップなどもあります。詳しくはこちらをご覧下さい。

【乃利陶窯HP】http://noritou.com/

13.福珠窯(ふくじゅがま)


丁寧に細工された白磁の素地に、銀彩・染付を施された小皿。伝統をベースにしながらもモダンなうつわづくりを目指す福珠窯の商品です。市松模様をアレンジした柄は、デザートなど洋のメニューに合うモダンなデザインです。

ひとつひとつ手描きのため表情が違うのも魅力です。こちらのシリーズは全部で6種類。柄違いのものを組み合わせて使うのも素敵ですね。シルバーの縁取りのうつわは高級感があります。特別な日の取り皿などに使うのもいいですね。

■こどものうつわ


次に紹介するのは、名前入り子供食器「こいのぼり男の子」4点セット。ご自身のお子様用はもちろん、ご出産祝いや小学校ご入学記念など贈り物として人気の大ベストセラー商品です。それぞれ(レンゲ除く)にお名前をお入れいたします。上質な赤紙の化粧箱に全商品をお入れしてお届け致します。のしも無料にて対応いたします。

★福珠窯のこのほかのアイテムはこちら

【福珠窯HP】 http://www.fukujugama.co.jp/index.html
 福珠窯インタビュー記事はこちら。https://table-life.com/columns/post/7479/

14.福泉窯(ふくせんがま)


割烹などで使われる「福が宿る器たち」シリーズなど、高級感のあるうつわづくりをしている福泉窯。

今回紹介するのは、白地に赤とゴールドが映える美しい高坏(たかつき)です。食前酒に使うもよし、前菜などを盛り付ければ、自宅で料亭気分が味わえそう。お正月やお祝い事などにふさわしい、上品で格調高いうつわです。

【福泉窯】http://www.fukusengama.co.jp/

15.フラッグス


まず紹介するのが、文翔窯のカトラリー。文翔窯はうつわ以外のアイテムを有田焼で作るインテリアメーカーです。

持ち手に特徴のあるカトラリーは、インパクトがありおもてなしにもおすすめ。写真は、「かくかくシリーズ」のディナースプーン。

凹凸のある持ち手は、デザインだけでなく持ちやすくて実用的。色は全部で3種類あり、どれも使いやすいので全色そろえたくなります。

持ち手のデザインは全部で3種類。好きなデザインで統一するのもよし、デザイン違いでそろえてもいいですね。

このほかのアイテムはこちら

【文翔窯HP】http://www.aritanet.ne.jp/bunsyoh/
 Facebook:https://www.facebook.com/aritabunbun/
 
★文翔窯の森田さんのインタビュー記事
 https://table-life.com/columns/post/13939


水玉模様の茶器が有名な佐賀県嬉野市・肥前吉田焼の窯元・副千製陶所。時代に合わせたデザインを追求しながら、一つひとつ手彫りで仕上げる伝統技法を受け継いでいます。

ポップな水玉模様を白磁に埋め込んだシリーズは、懐かしさを感じながらモダンな雰囲気があります。ポットと湯呑みセットでそろえれば、いつものティータイムが楽しみになりそう。おもてなしやお茶好きの方へのプレゼントにもいいですね。

フラッグスとは

有田焼の7つの窯元(「伯父山窯」「貝山窯」「皓洋窯」「副千製陶所」「陶悦窯」「福珠窯」「文翔窯」)が、それぞれの個性を伝えるべく立ち上がったのがフラッグスです。同じ有田焼とはいえ、得意な技法や特徴はそれぞれ異なります。自分にしかないものづくりを今に伝えています。

★フラッグスの商品はこちらもご覧下さい。

【フラッグスHP】https://www.flags7.com/about
 https://peraichi.com/landing_pages/view/pldm

「フラッグス」の特集記事はこちら。
 https://table-life.com/columns/post/13933/

16.文山製陶(ぶんざんせいとう)


一見すると、やわらかい生地のようなデザインのカップ。文山製陶の「ceramic mimic fabric」というブランドのうつわです。手びねりを進化させた技法で作られた、ほかには見られないアイテムです。

同じシリーズでビアグラスなどもあります。シンプルなデザインなので、そろえるとシックでモダンなコーディネートが楽しめます。ふだん使いにはもちろん、お酒好きな方へのギフトにも最適ですね。

★このほかのうつわはこちらをご覧下さい。

【文山製陶HP】https://bunzan.co.jp/

17.柳屋(やなぎや)


柳屋さんのブランドmimiシリーズのハートの重箱。型から考えた完全オリジナル商品で、柄は有田焼の李荘窯が手がけたものです。表面に大胆に描かれた花柄の重箱は、インパクト大。小さいながらもテーブルがパッと華やかになりなるアイテムです。

ちょっとしたおかずやスイーツを入れて、おもてなしに使うと喜ばれそう。ふたを開けるまで中身が分からないのが楽しいですね! 箱付のボックスもあるのでプレゼントにも喜ばれそう。

他に一段のものや柄違いの商品もあります。詳しくはこちらもご覧下さいね。

【柳屋HP】http://www.arita-yanagiya.jp/
 Instagram:https://www.instagram.com/arita_yanagiya/
 facebook:https://www.facebook.com/arita.yanagiya/

18.ヤマト陶磁器(やまととうじき)


有田焼の企画販売会社・ヤマト陶磁器と伊万里の窯元・瀬兵窯とコラボレーションによって生まれた「KUSAKI」シリーズの小皿。特殊な陶土を使い、植物による天然染めを施しています。中央が円形にくぼんでいるため、調味料を入れたり、副菜やデザートを盛り付けるなど、いろいろな使い方ができます。

写真の鮮やかな紫は、ログウッド、またはアカミノキと呼ばれるマメ科の小高木。植物染料でありながら、力強い発色が魅力ですね。カラーは全部で5種類。

このほかに、フリーカップや花器などもあります。花器は色違いで並べるだけでも素敵ですよ!

このほかのKUSAKIシリーズのの商品はこちらをチェック!

【ヤマト陶磁器HP】https://www.yamatotoujiki.co.jp/
 KUSAKI HP: http://kusaki.sehyou.com/#

19.李荘窯(りそうがま)


インパクトのあるオブジェのようなうつわは李荘窯の重箱。その特徴は、段ごとに違う構造です。おもてなしのテーブルが盛り上がること間違いなしです。

5段分の構造はこんな感じになっています。1つのお皿として、バラで使っても面白いですね! 色々な楽しみ方ができるうつわです。

このほかのアイテムはこちら

【李荘窯】:http://www.risogama.jp/
 facebook:https://www.facebook.com/risogama
 instagram:https://www.instagram.com/riso_porcelain/

今回は、テーブルライフで購入できる有田焼を紹介しました。柿右衛門様式の華やかなものから、独自の製法のモダンなものまで、さまざまなスタイルのものがありますね。

有田にはなかなか足を運べない方でもオンラインで購入することができます。気になるうつわがあったら、ぜひチェックして下さいね。

〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕