波佐見焼ブレークの先頭グループ、マルヒロの「HASAMI」シリーズ
この波佐見焼で検索すると、かならず上位に出てくる「マルヒロ」は、陶器市では入店するのにも行列必至の人気ブランドです。今回はマルヒロの中でもとくに人気のブランド、hasamiをご紹介します!
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マルヒロの危機を救った、代表作「HASAMI」
2010年当時、業績不振に喘いでいたマルヒロの2代目馬場さんは、60年代のアメリカのレストランで使われていた大衆食器をテーマに、「HASAMI」のマグカップを世に送り出しました。カラフルでポップ、機能的で丈夫なマグカップは大ブレーク! セレクトショップなどに5万点を出荷する、起死回生のヒットとなりました。
マルヒロのブランド「HASAMI」は、その中で5つのseasonにわかれています。season事にデザインやテーマが異なり、それぞれのseasonならではの雰囲気が楽しめます。
season 1
50〜60年代のアメリカの、ローサイドのカフェで使われていたような雰囲気を持つ、機能的で洗いやすく、少々雑に扱っても大丈夫な実用的なデザインです。おもちゃのブロックのように、色を組み合わせて楽しめる多数のカラーバリエーションがそろっています。
引用画像:https://store.hasamiyaki.jp
なんとマグカップは24色ものカラーがラインナップ。サイズはスープカップなどを合わせると3種類あり、色違いで是非そろえたいですね。
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こちらはスープカップと、ブロックボウルミニです。スープカップとボウルは、重ねて収納も出来るので実用的です。元々和食器に使用されていた釉薬を使用しているので、和食・洋食問わず合わせやすい色合いです。
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こちらは、マグカップに合わせるソーサーです。このソーサーを合わせるだけで、来客用になるのでとても便利ですね。
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同シリーズのプレートは、3種類のサイズがあります。
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最初は直径15.5cmの、一番小さなプレート。マグカップのソーサーとしても使えます。ソーサーとして使用するさいは、小さなクッキーを添えたりと来客用にも使えますね。
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この皿は、もちろん取り皿としても使用できます。パーティーの時など色違いでセットするのも、アメリカンスタイルなコーディネートで面白いですね。
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こちらは直径22cmで、食パンの脇に、サラダやフルーツなど盛り付ける事ができます。一番デイリーに使用するサイズなので、ぜひ1つは持っていたいね。
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三番目は一番大きなサイズ、ピザやホールケーキがまるっと入る28cmの大皿です。トレイとしても使え、パーティーなど大人数の席で活躍してくれるアイテムです。
season 2
メキシコの風土をイメージしたカラーバリエーションと、貫入釉(ヒビ模様)が特徴的です。蜂の巣のように六角形を連結させることができ、色を組み合わせて使用できます。
ポットは植木鉢として使うよう、水はけがよいように設計されています。トレイはポットに合わせても、他にはお香をたく受け皿、キートレイなどインテリアとして使用するのもオススメです。
season 3
オーブンからそのまま食卓へ使用できる、「トイグラタン」。フランスのおままごとセットをイメージした、遊び心のつまったオーブンウェアです。
引用画像:https://store.hasamiyaki.jp
おもちゃのような丸みのある形とレインボーカラー、プラスチックのような質感が特徴です。他にはない可愛らしいピンク、イエロー、ブルー、レッドなどの色合いが素敵ですね、インテリアとして飾っておくのもオススメです。
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ジュースやビールを入れて、気軽に使える脚付きのフリーカップです。
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グラタントレイは、一番大きい物は二人で取り分けるサイズ、そして大人一人用、小さめの子供サイズ、おつまみなどを入れるのちょうどいいさらに小さな4種類のサイズがそろっています。ぜひ、色違いでほしいですね。
season 4
「産業景観の風化をイメージした」という、このデザイン。スチームパンクを感じさせる、流れる釉薬が特徴的なランプです。
引用画像:https://store.hasamiyaki.jp
これは窯変釉(ようへんゆう)を使用しており、釉薬の性質や炎の当たり方などから、窯の中で思わぬ変化をして焼き上がります。4色で展開していますが、ひとつひとつ違った風合いや色合いが魅力的です。
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画像のように電気を通すと、また違った色合いになります。透光性のある磁器を通しているので、やわらかな光が幻想的です。
season 5s
イギリスのパプで使われるような、お酒周りのアイテムです。
引用画像:https://store.hasamiyaki.jp
味わいのある色は釉薬ではなく、焼き物の生地に染み渡る特殊な絵の具を使用し、マットな風合いを出しています。シンプルでモダンなデザインなので、お酒好きな男性へのプレゼントに喜ばれそうですね!
HASAMIの特集はいかがでしたか? それぞれのシリーズ事に遊び心があり、新たな試みで作品展開されています。どのシリーズも人気の物ばかり、今後の新作も要チェックですね!
テーブルコーディネーター・MIKA(愛知県名古屋市在住・中部支部担当) 夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切に気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。 Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。 2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。 テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。 2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞 HP:https://www.mikarawfood.com/