どこよりも早い!テーブルウェア・フェスティバル2019、企画特集 第2弾!〜German Tableware~Traditional & Modern~
うつわ好き、テーブルコーディネート好きにはたまらない「テーブルウェア・フェスティバル2019〜暮らしを彩る器展」が2019年2月3日(日)より開催されます!
毎年特集企画が組み込まれ、今年はこちらの3つの企画が予定されています。
- 特集企画Ⅰ「German Tableware~Traditional & Modern~」
- 特集企画Ⅱ「彩の食卓 カジュアルリッチ~波佐見焼~」
- 特集企画Ⅲ「Botanical Table~ナチュラルな暮らしを愉しむ~」
合わせて読みたい、テーブルウェア・フェスティバル関連記事 第1弾の波佐見焼特集はこちら 第2弾のドイツの陶磁器特集はこちら 第3弾のボタニカルテーブル特集はこちら 第4弾のテーブルウェア・フェスティバルの歩き方 第5弾のさらに詳しい情報
テーブルライフではいち早く今年のテーマを予習すべく、全3回に分けて特集致します。
【特集・ドイツの陶磁器ブランド】
ヨーロッパ磁器発祥の国ドイツ。高い品質で世界の陶磁器ファンを魅了し続けています。今回のテーブルウェア・フェスティバルでは、日本でも馴染みのある有名ブランドから、日本初上陸のモダンなブランド器まで集結します!
引用画像:https://welove.expedia.co.jp/destination/europe/germany/7459/
<展示ブランド>カンネギーサー ケラーミク、ナハトマン、ビレロイ&ボッホ、マイセン、ローゼンタール、DIBBERN、FÜRSTENBERG、hering berlin、KPM Berlin
引用画像:テーブルウェアフェスティバル公式HP
公式ホームページにいくつかの代表的なブランドが紹介されておりますが、詳しい情報は載っておりません。テーブルライフではいち早く詳細情報を知りたいあなたのために、それぞれのブランドについてまとめてみました!
1.KPM Berlin・ベルリン王立磁器製陶所
日本初上陸のブランドです。1763年にフリードリッヒ大王により設立されました。製品マークは、選帝侯ブランデンブルクの紋章からきているコバルトブルーの王の笏がすべての製品に付けられています。
食器セットだけでなく、フィギュアや花瓶など、芸術要素ある磁器も制作されています。以前はロココ様式の作品が多くありましたが、現在ではその雰囲気を残しながらも、現代に馴染むスタイリッシュなデザインも展開されています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
器の裏には、王の笏のマークが手描きで絵付され、更には高台内に絵付け師による個人のサインと、装飾に対する番号がつけられています。
引用画像:https://www.kpm-berlin.com
(トリートメント カントリー ストライプ サイドプレート ホワイト) 参考価格:47,885円
名称:KPM Berlin・ベルリン王立磁器製陶所 公式HP:https://www.kpm-berlin.com/en/home/(英語) 取扱店舗:正規店舗なし 創業:1763年 所在地:ドイツ ベルリン
2.FURSTENBERG(フュルステンベルク)
日本発上陸のブランド。1747年に設立されたドイツで2番目に古い陶磁器メーカーです。
高級磁器として名高く、量産をしていない作品はクラシックからモダンまで幅広く展開されています。また色彩も豊かで、ゴールドに柔らかい色を見事に調和させたシリーズ、色鮮やかで大胆なデザインのシリーズなどがラインナップされています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
引用画像:https://www.fuerstenberg-porzellan.com
引用画像:https://www.fuerstenberg-porzellan.com
名称:FURSTENBERG(フュルステンベルク) 公式HP:https://www.fuerstenberg-porzellan.com(ドイツ語) 取扱店舗:正規店舗なし 創業:1747年 所在地:ドイツ ニーダーザクセン州
3. Rosental(ローゼンタール)
1879年に設立されました。芸術と実用品の融合を目指し、個性溢れるデザインで注目されています。
モダンスタイルを発信する”スタジオライン”、ヨーロピアン・エレガンスを伝える”クラシック”、カジュアルライン”トーマス”、洗練されたトラディショナル”フッチェンロイター”などのブランドを展開し、多くのデザインアワードを受賞しています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
引用画像:http://www.rosenthaljapan.com
ローゼンタールといえば「フルーツガーデン」、といわれるほど日本で人気のシリーズです。色鮮やかで圧倒的な存在感のあるデザインです。
引用画像:https://www.le-noble.com/d/s/sm.php?mk=028
名称:Rosental(ローゼンタール) 公式HP:http://www.rosenthaljapan.com 取扱店舗:日本橋タカシマヤ 〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4番1号 その他全国の百貨店にて取扱 創業:1879年 所在地:ドイツ バイエルン州
4.DIBBERN(ディバーン)
DIBBERNはドイツ、ハンブルグの郊外に1965年に設立された高級磁器メーカーです。製品はドイツの自社工場にて、数多くの工程を経てハンドメイドで作られています。
通常より骨灰(リン酸カルシウム)を多く含むボーンチャイナは、群を抜いた透光性と強度と好評です。ルフトハンザ航空のファーストクラスほか、世界の最高級ホテルで使われている憧れブランドのひとつです。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
トスカーナの白い大理石から発想を得たCARRARA(カララ)シリーズ。伝統とモダンが融合し、優美なデザインとして日本でも一部販売されています。
引用画像:https://www.dibbern.de/de/home.html
ユーカリがリム部分に彩られた、爽やかな印象のユーカリシリーズです。
引用画像:https://www.dibbern.de/de/home.html
名称:DIBBERN(ディバーン) 公式HP:DIBBERN(ディバーン)公式HP(英語) 取扱店舗:正規での店舗はなし https://shop.livingmotif.com 一部通信販売あり 創業:1965年 所在地:ドイツ ハンブルグ
5.Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)
1748年、現在のフランス・ロレーヌ地方に設立。その後、ルクセンブルクにも工場を設立し、ハプスブルク家の援助を受け、王室御用達の窯として発展しました。
1836年に同業者であり、ライバルでもあるビレロイ家と合併。「ビレロイ&ボッホ」となり、ドイツに本社を構えました。以後工業化を推進し、いち早く機械化と量産体制を堅め、マイセン、ロイヤルコペンハーゲンに並ぶ世界三大陶磁器メーカーのひとつとなりました。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
こちらのオールドルクセンブルクは、もっとも歴史のあるロングセラーシリーズです。可憐なブルー&ホワイトの小枝と小花が特徴的です。
参考価格:8,100円
こちらのオーダンシリーズは、カジュアルなシーンにも似合うコレクションとして展開しています。大人ピクニックをお家の中でも楽しめるデザインです。
名称:Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ) 公式HP:https://www.villeroy-boch.co.jp 取扱店舗:伊勢丹新宿店 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1 その他全国有名百貨店 詳細はこちら 創業:1748年 所在地:ルクセンブルグ
6.MEISSEN(マイセン)
1710年設立、ヨーロッパ最高の硬質磁器ともいわれるマイセン。絵付されたプレート、フィギュア、世界限定コレクションなど、繊細なデザインは誰が見ても素晴らしいものばかりです。
こちらは1739年より続く、マイセンを代表するブルー・オニオンシリーズです。中国の染め付け技術を応用してつくられています。あまりの人気に類似品が多く出回り、本物であることを示すために1885年から「青い双剣」が器の図柄の中に描かれています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
下記は剣マークシリーズ。流麗なシルエットと使いやすさで人気のあるフォームに、一点一点フリーハンドで描かれたマイセンブルーの双剣が引き立ちます。
3つ目は白いガマズミの花のモチーフがリム部分に施された、ロイヤルブロッサムシリーズ。「枯れない花を贈りたい」という願いから誕生し、今ではマイセンを代表する装飾として作り続けられています。
引用画像:https://www.meissen-jp.com
名称:MEISSEN(マイセン) 公式HP:https://www.meissen-jp.com 取扱店舗:伊勢丹新宿店 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1 その他全国有名百貨店 詳細はこちら 創業:1710年 所在地:ドイツ マイセン地方
7.カンネギーサー ケラーミク
ドイツとポーランドの国境地帯で、伝統的に作られてきたブンツラウアー様式と呼ばれる陶器です。手作り温かみにある食器はひとつひとつスタンプし、ブラシで仕上げるという手法で絵付けされています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
引用画像:https://item.rakuten.co.jp/portiacross/pt004/
名称:カンネギーサー ケラーミク 公式HP:なし 取扱店舗:正規での店舗はなし 創業:1824年 所在地:ドイツ ザクセン州
8.hering&berlin(ヘリング&ベルリン)
1992年に陶芸デザイナーのステファニー・ヘリング設立しました。小さな工房で、全てがハンドメイドで完成までに多くの工程の時間を費やしています。今では高級磁器メーカーとしてヨーロッパを中心に成功をおさめています。
シンプルでありながら、エレガントな雰囲気を持つ独創的なデザインは、数々の賞を受賞し国際的にも高い評価を受けています。
こちらのシエロシリーズはひとつずつ職人による高度な技巧で、多いものでは6400個の穴が手作業であけられています。
引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
小さなドットだけでなく大きなドットタイプもあり、さらなる高度な技術が必要とされています。
引用画像:https://www.heringberlin.com
こちらのSILENT BRASS(サイレントブラス)シリーズは、釉薬を流し込んだかのようなグラデーションが特徴です。他にもブルーシリーズも展開しています。
引用画像:https://www.heringberlin.com
名称:hering&berlin(ヘリング&ベルリン) 公式HP:hering&berlin(ヘリング&ベルリン)公式HP(英語) 取扱店舗:正規店舗なし 創業:1992年 所在地:ドイツ ベルリン
テーブルウェア・フェスティバル2019〜暮らしを彩る器展、特集企画第2弾〜German Tableware~Traditional & Modern〜の特集はいかがでしたか?ラインナップを見ると、ラグジュアリー、モダン、スタイリッシュ、温かみのあるブランドが勢揃いしています。
事前にドイツ磁器の予習をしてから、じっくりと現地で見てみたいですね!
次回第3弾の特集もお楽しみに!
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