【超速報】テーブルウェア・フェスティバル2024開催レポート 東京ドーム開催との違いを解説します!

 

こんにちは。
テーブルライフ編集部スタッフです。

今回は、毎年お伝えしているテーブルウェア・フェスティバルのレポートです。

ただ、前回の記事でお伝えしたように、2024年は開催場所と時期が違います。
その違いと、今回のイベントを楽しむポイントをお伝えしますね。

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【超速報】テーブルウェア・フェスティバル2024に行ってきました! 
今年ならではの楽しみ方を紹介します

今回は、場所が狭くなった分、お店やコンテストの展示ブースが少なくなりましたが、見応えは十分!

この記事では、いち早く「テーブルウェア・フェスティバル」を訪れたスタッフが、イベントの見どころをお伝えします。
ぜひ、この記事を参考に足を運んでくださいね。

うつわに興味があるけどまだ行ったことがない方は、小規模な今回から訪れるのもおすすめですよ。

テーブルウェア・フェスティバルとは

◆公式HP:https://www.event-td.com/tableware/31th

テーブルウェア・フェスティバルは、例年1月末~2月初めに開催される、国内最大規模のテーブルウェアの祭典。
国内外の和食器・洋食器関連の展示・販売ブースが出展。

黒柳徹子さんなどの著名人のテーブルコーディネートや食器ブランドの展示販売コーナもある盛りだくさんの内容。
2020年には、約25万人が来場者した、うつわファン必見のイベントです。

【開催概要】 
日時:2023年12月5日(火)~12月11日(月)10:00~18:00 
場所:東京ドームシティプリズムホール 
チケット代:前売券1,600円・当日券1,800円(税込) 
チケットの入手方法はこちらhttps://www.event-td.com/tableware/31th/ticket/

ちなみに、私はセブンチケットで購入しました。
ネットから申込んで、チケットの入手と支払はセブンイレブン(どこの店舗でもOK!)なのでなかなか便利ですよ。
★セブンチケットのサイトはこちら

早速行ってきました! 「テーブルウェア・フェスティバル2024」を歩いた順に紹介

有名人の展示は、今年は黒柳徹子さん、田川啓二さんの1テーブルのみ。

事前にマップを確認し、入口から順番に訪れることにしました。

まずは特集企画をチェック!今年は「Christmas&New Year

まさにこれからのイベントについての展示。
洋食器ブランドによる、クリスマスとお正月に特化したコーディネートを見ることができルコーナーです。

うつわの色づかいやナプキンワーク、サイドテーブルにグラスを並べてパーティー使用にするなど、おもてなしのヒントがたくさん!

上の画像は、ベルナルドのディスプレイ。
クリスマスツリーの形のナプキンワークやカヌレの飾り方などが、おもてなしに使えそうなアイデアですね。

ホームパーティーのテーブルコーディネートに悩んでいる、
クリスマスにどんなうつわを使うか迷っている、そんな方のヒントになるコーナーですよ。

おもてなしの参考に! コンテスト入賞者の展示コーナー

テーブルウェア・フェスティバルの見どころの1つである、コンテスト入賞者のコーディネート展示。

今年のテーマは「~師走を愉しむ食卓~」。
企画展示とあわせてみることで、おもてなしの参考になります。

テーブルクロスとうつわの色の組み合わせ、お花の生け方、ナプキンリングなどの小物使いなど、まねしたくなるポイントがたくさん。

いつも同じコーディネートになってしまう、そんな方はぜひチェックしてみてくださいね。
後日見返すことができるように、写真を撮って記録しておくといいですよ。

各地の焼き物を見ながら うつわショッピングへGO!

さまざまなコーディネートを見た後は、「日本の器を訪ねて」(有田焼、波佐見焼、美濃焼・多治見焼・とこなめ焼・三川内焼)のコーナーに立ち寄りつつ、各うつわ店をめぐることに。

テーブルライフでも取扱のある、窯元やブランドも展しているので、店名をチェックしつつ、ショッピングを楽しみました。

今年の出展数は例年の約半分。
とはいえ約100のブースが出展しているため、いくつかのお店をピックアップして紹介しますね!

「日本の器を訪ねて」各焼き物産地のコーナーを紹介

有田焼

渓山窯(けいざんがま)

写真は、テーブルライフでは、そば猪口の種類が豊富な渓山窯。

年越し蕎麦やお雑煮など、年末年始に活躍しそうな、鉢物が充実しています。
柄の種類が多いので、柄違いで組み合わせて使うのも良さそうですね!

【渓山窯公式HP】https://www.keizan-shop.com/

梶謙製磁社(かじけんせいじしゃ)

鯛の小皿が充実の「梶謙製磁社」。
お正月にぴったりですね!
豆皿は、かさばらないので、おもてなし用に複数そろえるのもいいですよ。

【梶謙製磁社公式HP】https://kajikenseiji.com/

やま平窯(やまへいがま)

シックでモダンなデザインが特徴のやま平窯。
ゴールドやシルバーの豆皿は、テーブルのアクセントになりますね。 

【やま平窯公式HP】https://yamaheigama.co.jp/

波佐見焼

一真窯(いっしんがま)

オリジナルの「一真彫り」のうつわが魅力の一真窯。
テーブルライフでは、大皿の取扱があります。
カラーバリエーションが豊富なので、色違いで欲しくなりますね。

【一真窯公式HP】https://issingama.com/index.html

丹心窯(たんしんがま)

透かし彫りやシルバーの絵付けがスタイリッシュな丹心窯。
白磁のうつわは、他のうつわと組み合わせしやすく、使い勝手が抜群。
コーディネートに取り入れると、おもてなし感がアップしますよ!

【丹心窯公式HP】https://www.tanshingama.com/

みかわち焼

繊細な絵付けが特徴のみかわち焼。特に染付の豆皿の種類は圧巻です!

テーブルのアクセントや取り皿に便利そう。
柄違いで、バラでそろえたくなりますね。

常滑焼

常滑焼といえば、やっぱり急須。他では見られない、ユニークなデザインのものがたくさん。

私が注目したのは、1人分の小さめサイズの急須の数々。
ふたのデザインなどが独特で、飾っておきたくなる可愛さです。

多治見焼

多治見は、日本の焼き物の一大産地。
うつわの種類が多く、価格も比較的リーズナブルです。

和食器に興味がある、うつわを一からそろえたい方にはおすすめですよ。
窯元やメーカーの数も多く、選ぶのに迷ってしまいます。

個々の販売ブースもチェック!

天龍窯(てんりゅうがま)

私が、ここ数年毎年訪れているのが萩焼の天龍窯。
テーブルライフで「萩焼祭り」の記事を執筆したことがきっかけで、知るようになった窯元さんです。

お花をかたどった稜花のシリーズやアンティークのようなピューターシリーズなど、和洋折衷のデザインが気に入っています。
今年はお花の形の小鉢を購入しました!

【公式HP】https://www.tenryu.net/

土本製陶所(つちもとせいとうしょ)

いつも多くのお客さんでにぎわっている、三重県で作陶している作家さん。
こっくりとしたホワイトのうつわは、アンティークのような形が魅力的。
ディスプレイも素敵で、いつもうろうろしています。

【公式HP】https://tsuchimotoseitousho.stores.jp/

TSUBO-BUN  奥田 章

信楽で作陶している、奥田章さんのブース。
ブラックとホワイトを基調としたうつわは、一見モダンでありながら、手作りのぬくもりを感じます。
和食、洋食どんなジャンルのメニューにも使えて、便利そう。
人気のブースなので、なかなかお店の奥に入ることができません。

【公式HP】https://www.tsubo-bun.com/

浅田漆器工芸 

テーブルライフでも販売している、山中漆器の「浅田漆器工芸」。

リムの色使いが美しい、うつろいシリーズのプレートなど、ふだん使いしやすいモダンな漆器が魅力です。
漆器を使ったことがない方、洋食にも漆器を使いたい方にはいいですよ。

【公式HP】https://asada-shikki.com/

このほかにも、「テーブルウェア・フェスティバル」では、漆器のお店がたくさんあります。
重箱やお椀、お箸などお正月用品を探しに行くのもいいですよ。

箱根オリエンタル・ギャラリー

「テーブルウェア・フェスティバル」では、数は少ないですが、骨董品やアンティークのうつわを扱うショップもあります。

箱根オリエンタル・ギャラリーでは、骨董のうつわを販売。色鮮やかな古伊万里の鉢や中皿が充実しています。
骨董にしては、手頃な価格の物も多いので、骨董初心者さんにも良さそう。
おもてなし用の取り皿などを買うのにいいですね。

唯一のイベント?  グラスティスティングでうつわ選び

前回体験していいなと思ったのが、グラスティスティングのコーナー。

今年は、これまでステージやバックヤードで行われていたイベントやセミナーがなく、寂しく感じていましたが、
これだけは残ってくれて良かった!

自分が持っていない、薩摩切子や海外のハイブランドのグラスを試すことができるのは、なかなか貴重。

自分へのご褒美やお祝いなどのプレゼントに、グラスを買う際の参考になりますね。

テーブルウェア・フェスティバル2024に行ってみて

今年のテーブルウェア・フェスティバルは、いつもより約2ヶ月早い開催。

さらに、例年の東京ドームに比べてかなり狭い、しかもやや地味な場所で行われるということで、盛り上がりに欠けてしまうのでは…と危惧していました。

とはいえ、約100の販売ブースがあり、和洋のさまざまなテーブルウェアの展示を大量に見ることができるイベントは他にはありません。

陶器市とは違い、コーディネート展示を見ることで、うつわ使いのイメージがわき、暮らしのヒントも得られるのはいいですよ。
以下に今回ならではのメリットをまとめました。
これから行く方は、ぜひお読みくださいね!

メリット1.小規模だからお買い物しやすい!

ラタン製品などテーブル小物も充実。ランチョンマットやトレイなどふだん使いしたくなる物がたくさん!

このイベントの醍醐味の1つが、お店の方とのコミュニケーションを楽しむこと。
作り手の方が販売していることも多く、うつわのことを聞きながらお買い物できるのはいいですね。

また、今年は会場が狭い分、歩きやすかったです。

東京ドームの場合、通路を間違えて同じ場所をぐるぐると歩き回ることもありましたが、今回の会場は、配置がシンプル。
お目当てのお店が見つけやすいのが良かったです。

また、会場がコンパクトなので、もう一度見たいときも引き返すのが楽!
結局、3週位ぐるぐると周り、じっくり見ることができました。

メリット2.年末年始のお買い物におすすめ!

また、12月開催ということもあり、クリスマスやお正月などを意識した展示や品ぞろえになっていると感じました。

いつもは、ふつうに品物を並べているショップも
今回は、コーディネーターさんを使うなどディスプレイにこだわっていました。

各店舗のディスプレイは、クリスマスやお正月向け。見るだけでも参考になりますよ!

展示を参考に漆器やお客様用の取り皿を選べるのはいいですよ。

初めて行く方は、展示を楽しみながら、年末年始の食卓をイメージしてお買い物を楽しんでみては。