こんにちは!
テーブルライフ編集部スタッフです。
今回は、毎年8月に開催される、江戸の風情残る人形町の一大イベント『人形町せともの市』のレポートをお届けします。
この記事では、せともの市の基本情報から、実際に足を運んで分かった魅力を紹介します。
都心で開催される陶器市は珍しいので、来年以降の参考にお読みくださいね!
〇人形町せともの市とは?基本情報をちょっと解説

「人形町せともの市」とは?
人形町せともの市は、毎年8月の第1月曜日から3日間開催。
都心の屋外で行われる、珍しい陶器市です。
開催当初は、陶磁器問屋の在庫処分をかねて行われました。
現在は、全国各地の陶磁器製品や台所用品を割引価格で販売。
初日は、陶器への感謝と今後の発展を祈願する神事「陶彦大神」が開催され、ろくろ体験などのイベントも行われます。

どうして人形町でやっているの?
人形町は、江戸時代、海路交通が便利だったため、酒、醤油、穀物など、生活物資の集積所として栄えました。
特に、陶磁器問屋が多く集まり、関東一帯の家庭が使用する90%以上の陶磁器をまかなっていたといわれています。
戦後、問屋の数は減りましたが、かつて「せともの」の町として栄えた歴史を伝えるため、1954年(昭和29年)から始まったのが「人形町せともの市」です。
【人形町せともの市概要】
開催日時:2025年8月4日(月)~6日(水)9:00~20:00
開催場所:水天宮人形町通り
イベント:ろくろ体験 1回1作品2,000円・絵付け体験 1作品1,500円(大観音寺)
公式HP:https://ningyocho.toukiichi.tokyo/
Facebook:https://www.facebook.com/kaki
人形町せともの市レポート・行ってみてわかった4つの魅力
1.陶磁器がお得に買えます!

人形町せともの市(以下せともの市)では、多くのお店で定価の20%~30%引きで販売。
安いものは100円以下のものからあり、通常よりお得な価格で購入できます。
お店によっては、アウトレット品やB級品なども販売しており、宝探し感覚で楽しめます。
500円均一や有田焼の半端物など、魅力的なコーナーがたくさん!
高級品もありますが、ほとんどの商品はリーズナブル。
飲食店の従業員らしい方など、かごにどんどんうつわを入れて、大量に買う方も。
ふだん使いのうつわをまとめ買いするのにいいイベントだと思いました。
2.日本各地のうつわに出会えます

人形町せともの市では、卸売業者の出店が多いため、日本各地の焼き物産地のうつわがそろいます。
しかも、お店は通り沿いに集中しているので、1度にさまざまなタイプのうつわを比較しながら選ぶことができます。
地方の陶器市にすべて行くのは難しいですが、せともの市に行くことで、全国の主要なうつわを見て、触ることができるのは魅力です。
ただ、陶器市やクラフトフェアに比べると個人の作家さんや窯元さんの出店は少なめ。
出店者の情報は、事前にSNSで確認するといいですよ。
◆「せともの市」で扱われている日本の陶磁器(一例)
有田焼(佐賀県)、伊万里焼(佐賀県)、現川焼(長崎県/うつつがわ)、小鹿田焼(大分県/おんた)、笠間焼(茨城県)、京焼・清水焼(京都府)、九谷焼(石川県)、小石原焼(福岡県/こいしわら)、小代焼(熊本県/しょうだい)、瀬戸焼(愛知県)、鍋島焼(佐賀県)、波佐見焼(長崎県)、備前焼(岡山県)、益子焼(栃木県)、美濃焼(岐阜県)、やちむん(沖縄県)など
3.駅からすぐの立地の良さ~外出ついでや仕事帰りに立ち寄れます

せともの市の会場は、人形町駅・水天宮駅からすぐ。
日本橋からも近い都心の一等地で開催されるため、外出や仕事帰りのついでに立ち寄ることができます。
また、20時までなので、暑さを避けて17時以降に行くのもおすすめです!
ちなみに、会場の人形町通りは、水天宮交差点から人形町交差点までの400メートル程度。気軽なお散歩感覚で歩ける距離ですよ。
4.人形町は見どころいっぱい!下町散歩も楽しめます

せともの市の会場である人形町は、水天宮や甘酒横丁など見どころがたくさん。
また、和食から洋食、中華、カフェなどの有名店も多いグルメ激戦区でもあります。
陶器市とあわせて、グルメや下町散策をするのもおすすめです。
ただ、暑いので行く場所を決めて、早朝や夕方以降に行動するのがいいですよ。
せともの市で出会ったうつわを紹介します!
以下に、今回のせともの市で見付けたうつわを写真で紹介しますね。
箸置きなど小物がたくさん!

小さくてリーズナブルな箸置きを扱っているお店は多く、特に外国人観光客の方は熱心に選んでいました。
見ているだけで、いくつも欲しくなってしまいますね。
食洗機・電子レンジ対応のうつわも充実!

「うちのお店の商品は、全部食洗機が使えますよ!」など食洗機・電子レンジ対応の商品が全体的に多いのが印象的でした。
漆器や金彩のうつわで、電子レンジの使用が可能なものもあり、とても気になりました。
九州など遠方の焼き物産地のうつわが充実!

このせともの市では、全国の焼き物を幅広く扱っていますが、特に充実しているのが九州地方のうつわ。
以前、有田・波佐見の陶器市を訪れた際に目にした、窯元やブランドのうつわに再び出会えました。
ほとんどのうつわがオンラインで購入できますが、さまざまな窯元のうつわが都内で1度に見ることができる機会はなかなかありません。
連休に陶器市に行くことができなかった方は、ここでリベンジするのもいいかも。
作家物のうつわもあります!あじさい工房・笠間焼

多くはありませんが、窯元さんや作家さんの出店もあります。
写真は、テーブルライフでも取扱いのある、笠間の「あじさい工房」さんのブースの様子。
ブルーを中心とした独特の色合いと金属のような質感が魅力!
ほかのブースとは明らかに違うテイストの作品に、多くの方が足を止めていました。
★あじさい工房さんの商品はこちらをチェック!
和雑貨もあります!

アクセスのいい人形町は、インバウンド人気の観光地でもあります。
そのため、てぬぐいや扇子など和雑貨を扱うお店もちらほら。
ぞうりのようないぐさのスリッパは、室内履きによさそう!
「人形町せともの市」は都心で開催されるレアな陶器市・夏祭り気分で行ってみよう!
夏は陶器市のオフシーズン。
そのため、毎年8月に行われる「人形町せともの市」はとても貴重。
しかも、アクセスの良い都心で全国各地のうつわに出会えるのは、うつわ好きにはたまりません。
会場が通り沿いに集中しているので、歩きやすく、迷うこともないのがいいですね。
下町情緒が残る人形町で、グルメや名所めぐりを楽しみながら、いつもよりお得にうつわを手に入れてみませんか?
掘り出し物もあるので、毎年行っても飽きませんよ。
皆さんの夏休みのスケジュールに入れてみてはいかがでしょう。