「白山陶器」特集〜世代を越えて愛される、波佐見焼のトップブランド

和柄を大胆レイアウトで、可愛くモダンにした「白山陶器」

400年近い磁器生産の歴史を持つ、波佐見のトップブランド「白山陶器」。グッドデザイン賞や、ロングライフデザイン賞など多く受賞されています。時代に左右されないデザインですが、どこか北欧風な雰囲気もあり、お洒落で可愛らしい食器がたくさんあるブランドです。

洗練されたデザインで、若い方から年配の方まで世代を超えて愛され、使う人を選びません。可愛らしさにくわえて機能的にもすぐれたうつわ達なので、ご結婚祝いや、引き出物、引越し祝いにもオススメです。

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白山陶器の人気シリーズ

白山陶器には、約60種類ものシリーズがあります。その中でも今回は、人気のシリーズを中心にご紹介します。

・ブルームシリーズ

・錆千筋(SABISENSUJI)

・ねじり梅

・重ね縞

・G型醤油さし

・とり型はしおき

・ブルームシリーズ

白山陶器の人気シリーズ「BLOOM」(ブルーム)。北欧のような雰囲気も持つ花のようなデザインに、瑠璃色が引き立ちます。テーブルコーディネートを考えると、「モダンなテーブル」、「ナチュラル系」にも使えそうです。
サイズも豊富にあり、パスタ皿やカレー皿などに使えます。形はプレートだけでなくコーヒーカップなども作られています。セットでプレゼントすると喜ばれそうですね。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp

・錆千筋(SABISENSUJI)

白山陶器の代表作ともいえる「錆千筋」。「錆」とは酸化鉄を主成分とした、焼き物の絵の具の通称です。1960年代にデザイナーの森正洋が生み出し、2007年から再生産となりました。艶やかな白磁と、錆色のコントラストが素敵なうつわです。
茶わん、コップ、急須、深鉢、シリアルボウル、蒸し碗、サイズ豊富なお椀と和皿など種類がたくさんあります。和でも洋でも使用できるデザインなので、テーブルコーディネートするのにとても重宝されます。伝統を受けつつ、現代でも色褪せないデザインはさすが白山陶器と思わせる器です。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp

・ねじり梅

白山陶器を代表するプロダクトデザイナー森正洋氏によりデザインされ、1968年から販売されているシリーズ。 家庭用食器の基本アイテムを、丸味をおびたモダンで親しみやすいフォルムでデザイン。肥前地区の伝統技法「呉須濃(だ)み」を用い、家紋の「ねじり梅」を描いています。
大胆な梅のデザインは可愛らしさと親しみも合わせ持ち、和モダンな仕上がりになっている人気の商品です。グッドデザイン賞、ロングライフデザイン賞を受賞しています。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp

・重ね縞

「重ね縞」シリーズは、四辺に向かって緩やかに反った形が特徴の、モダンな角皿です。それまでありそうで無かったペン画タッチのブルーの縞模様は、和洋を問わず様々な料理を引き立ててくれます。1984年から販売のロングセラーアイテムは、民芸品のような可愛らしい印象があります。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp

・G型醤油さし

1958年から製造を続けている、白山陶器の定番のしょうゆさし。デザインや製法を変えず60年のロングセラーを続けています。安定感の良い底の形状、握りやすいくびれ、しょうゆを補充しやすい広めの口、たれにくい注ぎ口のつくりが特徴。
発売当初は白磁と鉄砂の2色展開でしたが、今ではカラーバリエーションが増え、現在は、白磁・黄・ルリ・グリーン・鉄砂・天目の6種類あります。色別に中身を変えて使うのもいいですね。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp

・とり型はしおき

「とり型はしおき」は1973年、高度経済成長の中で洋風化・多様化が進む日本の家庭の食卓向けに「モダンで親しみやすい箸置き」をテーマに開発されました。
「鳥」をモチーフとしピンと伸ばされた翼には、ネームカードやメッセージカード立てとしても使えるので、テーブルコーディネートではオーナメントとしても使えそうです。これまで40年以上愛用され続けているロングセラー商品です。

引用画像:http://www.hakusan-porcelain.co.jp


白山陶器の特集はいかがでしたか? 昔からあるロングセラー商品は、現代でも愛されるデザインが多数あり、どの時代でもお洒落で可愛らしいものがそろっています。ぜひお気に入りの1つを見つけてくださいね。

IMG_5312-2テーブルコーディネーター・MIKA(愛知県名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切に気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
 Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
 2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
 テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞

HP:https://www.mikarawfood.com/