2016年に創業400周年を迎えた有田焼。「和食器と言えば有田焼」という代名詞的にも使われるくらい有名ですよね。
しかしまだまだ通販が普及しているとは言えない食器業界ですが、テーブルライフで厳選した通販で買える有田焼の窯元ショップをご紹介します。
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有田焼とは?
佐賀県有田町をその周辺地域で製造される磁器を指します。歴史的には朝鮮人陶工・初代金ヶ江三兵衛(通称:李参平)らによって有田町の泉山(現泉山磁石場)で磁器の原料となる陶石が発見され、磁器の一大産地・発祥の地として発展したことで有名です。それは「和食器」の発祥と言い換えても差し支えありません。
伝統的な有田焼は以下の3つの「様式」のいずれかで絵付けされていると言われ、今もなお匠の技が他の産地を遙かに凌駕していると言われています。
■柿右衛門(かきえもん)様式
濁し手と呼ばれる乳白色の素地に描かれた赤・青・緑・黄などの鮮やかな彩色を施した、当時「赤絵」と呼ばれた上絵付けの色絵が特徴です。ふんだんに余白をとる構図の特徴から「余白の美」とも称されます。
■鍋島(なべしま)様式
鍋島藩が製造元となり、もともとは幕府や大名などへの献上・贈答用に製造していたもので、当時の匠の技術を集結させた最高級品として発展してきた様式です。
青みがかった地肌やくし高台・裏文様に特徴があり、大きくは染付と赤・青・緑の三色を基調とした「色鍋島」、藍色で精緻に描かれた「藍鍋島」、自然の青翠色の「鍋島青磁」に分かれます。
■古伊万里金襴手(こいまりきんらんで)様式
金彩をまじえた豪華絢爛な焼き物で、日本的な「わび・さび」の美意識とは対極にある世界観を醸し出しており、異国情緒溢れる趣となっています。
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1.伊万里陶芸/「WA・SA・BI 和茶美」
創業400年の長い歴史の中で培われた伝統・技術を駆使して作る新しい有田焼を発表し、世界へ発信していくプロジェクト「∞ARITA」。こちらの「WA・SA・BI 和茶美」シリーズは、世界に先駆けてニューヨークでの展示会で発表されました。
日本らしい飲む時間を提案したいという思いからWASABIの器は日本を連想する美しいフォルムにこだわり、手に馴染みやすいと評判です。
お色は白、青磁、金、銀、茶の5色あり、スタッキングもできるので収納にも便利です。他にプレートやポット、ボウルなどの種類もあります。
2.柳屋/mimiシリーズ
高級美術として有田焼を専門として扱う柳屋のオリジナルのハートの重箱です。キュートラグジュアリーをテーマとし約30の有田焼の窯元がデザインを手がけています。どのデザインも一段、二段とあり有料ですが宝石箱のようなボックスで届けてくれます。
こちらのピンクが印象的な桜の花びらは「田清窯」が手がけています。お花見などの季節にピッタリですね。
こちらは有田焼の「利休窯」。赤字に白いお花が印象的です。女子会か、若い世代の方へのプレゼントにいいですね。
有田焼の「李荘窯」が手がけた大胆に描かれた花柄です。テーブルがパッと華やかになり、インパクトあるデザインは御祝いの席にも大活躍してくれそうです。
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3.福珠窯
2018有田国際陶磁展・産業陶磁器部門 経済産業大臣賞(グランプリ)受賞した「福珠窯」の古伊万里金襴手の絵柄のお皿です。絵柄を染付と銀彩のみのツートーンで再構築。初期伊万里調の柔らかな染付と釉肌、華美過ぎない上品な銀彩で仕上げられています。
和食器の定番ではないフラットなプレートにし、クラシックとモダンのギャップを楽しんでいただくため、あえて洋の形状にされています。細やかなデザインは職人ならでは、ラグジュアリーな有田焼のうつわとして手に取りたいひとつです。
4.文山窯
有田焼400年の歴史を超えて誕生した「布の真似をした磁器」という意味の「ceramic mimic fabric」シリーズです。陶磁器とは思えない洗練された白磁の器は、他にはない布目模様が新しいうつわ。亜麻のザラっとした質感がうまく表現されています。
和でも洋でも、スイーツを置いても絵になります。
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5.究極のラーメン鉢/有田焼
2003年、NHKの『おーい、ニッポン』という番組の企画で「有田ならではのプロジェクトを立ち上げて欲しい」との依頼により開発から商品化までのプロセスを放送するという企画から産まれた有田焼のラーメン鉢です。
有田焼を代表する14の窯元がそれぞれ得意とする釉薬や絵付の技法を施すことにより、現在までに300種類以上ものデザインを生み出し、累計25万個以上販売しています。
コンセプトは、「チキンラーメン」を美味しく食べれるか!ラーメンにこだわり考え尽くされた設計が随所に施されています!
数ある中からテーブルライフお勧めの2点をご紹介します!
こちらは荒く跳ね上がる水しぶきの様をプラチナと呉須でメリハリをつけています。一珍技法を用い十数行程を経て手間をかけて製作した優美で豪華なラーメン鉢です
レンゲも拘ったデザインにプラチナが施されています。
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こちらはシンプルな白磁にプラチナが施されたラーメン鉢です。
シンプルという観点から人気のデザインのひとつになっています。
6.香蘭社(こうらんしゃ)
全国どこの百貨店でも取り扱いがある有田焼の老舗「香蘭社」。ここ有田でも多くの窯元の跡継ぎが一度就職して修行をするほど、匠の技の厳選ともされるメーカーです。宮内庁御用達を納得させる見事な花柄、色彩は誰が見てもため息の出る美しさです。
オンラインショップも充実し、実に900近い商品が並んでいます。
(画像引用:香蘭社ホームページ https://www.koransha.co.jp/table_coordination/tcode3.html)
商品によってはコーディネート事例やお料理のレシピも紹介されていて、お皿やポットなどをセットでもお求め頂ける、とても購入しやすい通販ショップです。万華鏡やアクセサリーなどともコラボした商品もお取り扱いがあり、ギフト商品としても根強い人気があります。
価格表示:税込 送料:880円(税込)、10,000円以上無料 決済方法:クレジットカード、銀行振込、代金引換 代引き手数料:無料(ただし20万円以下まで) 発送までの期間:在庫がある場合5日以内
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7. 深川製磁(ふかがわせいじ)
有田でもいち早く海外進出を果たし1900年(明治33年)にはパリ万国博覧会に出品最高名誉のメダーユドールを獲得した深川製磁。フカガワブルーと呼ばれる透き通るような青と鮮やかな赤色の染め付けの磁器が特徴です。洋食器ばかりの中で万国博覧会にて評価されたデザイン力は和食器の魅力を世界中に知らしめた功績が認められます。クラッシック、モダンの2つのデザインに分かれており、和食器なのに近代を感じさせてくれます。
(画像引用:深川製磁ホームページ https://www.fukagawa-seiji.co.jp/ec/)
大切な人へのギフトに最適な、ブランド力と確実な技術力が深川製磁の魅力と言えるでしょう。
シリーズ別・用途別・贈り物別と目的に応じてうつわを探しやすくなっています。
価格表示:税込 送料:(案内なし) 決済方法:銀行振込、郵便振替、代金引換 代引き手数料:1万円未満324円、3万円未満432円、10万円未満648円、30万円未満1,080円 発送までの期間:1〜2営業日
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いかがでしたか?
中には全国各地の百貨店でも手に入るものもありますが、とても歩いて探せないものもインターネットなら見つけることができます。
上手く活用してあなたのお気に入りの一枚を見つけてください!
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[2017年7月20日現在 取材・編集:テーブルライフ編集部]