福岡で買える小石原焼のセレクトショップ5選

福岡で買える小石原焼のセレクトショップ5選

今ひそかなブームを起こしている福岡県・東峰村の名産・小石原焼。村まで行けばもちろん購入することができますが、なかなか足を運べないあなたにピッタリの、福岡の街中で小石原焼を取り扱っているオススメのセレクトショップをまとめました。

引用画像:https://www.instagram.com/explore/locations/169319849/ddepartment-fukuoka/

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ジワジワきている、小石原焼

こんにちは。小石原焼をこよなく愛するLEAFです。

小石原焼は日本の伝統工芸の器で、その歴史は約350年にさかのぼります。
小石原焼の里である、東峰村は福岡県で二番目に小さい村で、豊かな大自然に恵まれたとても美しい村です。東峰村の小石原地区には約50軒の窯元があり、伝統技術を守りながらも、新しいデザインや海外の技術なども取り入れた個性豊かな器も創り出され、ますます進化しているように思います。

小石原焼の地元である福岡にも、実に数年前から静かな小石原焼ウェーブが来ています。
福岡ではお隣佐賀県の有田焼・波佐見焼が大人気ですが、おしゃれなセレクトショップやブロガーさんの間で、小石原焼がじわじわ流行りだしました。

実は、地元福岡での小石原焼のイメージは「民芸調」「おばあちゃんの湯呑茶碗」といった少し古い感じのものでしたが、最近の新しいモダンな小石原焼に驚かされています。民陶のもつ「用の美」を備えた小石原焼に改めて注目が集まっています。

今回は、福岡でもとてもハイセンスなセレクトショップのオーナーが選んだ「小石原焼」にフォーカスしてご紹介します。

1. B・B・B POTTERS(スリービーポッターズ)

引用画像:https://www.instagram.com/bbbpotters/?hl=ja
福岡市の大繁華街、天神のすぐ隣の薬院にはおしゃれで感度の高いショップが並びます。薬院を代表するような存在であるB・B・B POTTERSは選りすぐりの生活用品のデパートのような存在です。キッチン用品からバス用品などこだわってセレクトした洗練された道具や雑貨が勢揃いしています。

引用画像:http://www.weeks-f.co.jp/koishiwara/index.html

引用画像:http://www.bbbpotters.com/item/kitchen/index2.html
B・B・B POTTERSでお取扱いの小石原焼は全国的にも有名になっている「小石原ポタリー」。フードコーディネーターの長尾智子さんがプロデュースした、10の窯元による料理をおいしくする器、小石原ポタリーのフルラインが2階フロアで展開されています。小石原焼の魅力に出会うきっかけとなることが多い小石原ポタリーは、ぜひ押さえていただきたい器です。

引用画像:https://www.instagram.com/bbbpotters/?hl=ja

 【店名】B・B・B POTTERS(スリービーポッターズ)
 【住所】福岡県福岡市中央区薬院1-8-8-1F~2F
 【TEL】092-739-2080
 【営業時間】11:00~20:00 (カフェ11:30~OS19:30)
 【定休日】不定休
 【オフィシャルHP】http://www.bbbpotters.com/

2.D&DEPARTMEN FUKUOKA(ディーアンドデパートメント福岡)

引用画像:https://www.instagram.com/explore/locations/169319849/ddepartment-fukuoka/

古きよき博多の町が残っている博多区の年季が入ったビル、一見ではセレクトショップだということに気付かないユニークな外観の建物を一歩踏み入れると、そこには洗練された家具や生活道具・雑貨が並び、おしゃれなダイニングもいつも賑わっています。今福岡で大注目のセレクトショップ「D&DEPARTMENT」には、小石原焼、太田哲三窯元の器が並んでいます。黄色や青や茶色が特徴の太田哲三窯元の器は、心が温まる少し男前な器です。ダイニングではランチセットのスープに、太田哲三窯元の「切立(きりたて)鉢」(税込864円)が使われ、お客様からの反響やお問い合わせもたくさんあるそうです。店内では切立鉢のほか大小さまざまな使いやすい器を販売しています。お食事とともに小石原焼を楽しんでいただける素敵なお店です。

引用画像(いずれも):http://www.d-department.com/jp/shop/fukuoka

 【店名】D&DEPARTMENT FUKUOKA(ディーアンドデパートメント福岡)
 【住所】福岡県福岡市博多区博多駅前1-28-8 2F
 【TEL】092-432-3342
 【営業時間】ショップ  11:00~20:00
 ダイニング 11:00~20:00(19:00ラストオーダー)
 【定休日】水曜日
 【オフィシャルHP】http://www.d-department.com/jp/local/fukuoka

3.GOUACHE FUKUOKA(ガッシュ福岡)

引用画像:http://gouachefukuoka.com/
福岡市の大繁華街、天神エリアの福岡市中央区今泉にある、こだわりのある粋なセレクトショップです。
国内の職人による高品質なデイリーウェアとともに九州はじめ全国の民芸も紹介しています。毎日使いたくなるような愛おしい日常の雑貨や器やウェアは、スタッフがとことんこだわって選んだものばかりです。用の美の極致と言わしめた小石原焼は、地元福岡の誇るべき伝統工芸品です。ガッシュ福岡にももちろん選ばれて置かれています。
ガッシュ福岡で出逢える小石原焼は飛びかんなに加え、ドットやしのぎが実に現代的で美しい「翁明窯元」。入荷と同時にすぐに完売してしまうほどの人気ぶりです。
ぜひ早めにチェックしてくださいね。

引用画像:http://gouachefukuoka.com/引用画像:http://www.020oumei.info/

 【店名】GOUACHE FUKUOKA(ガッシュ福岡)
 【住所】福岡県福岡市中央区今泉1-19-8
 【TEL】092-791-7555
 【営業時間】11:00~20:00
 【定休日】なし
 【オフィシャルHP】http://gouachefukuoka.com/

4.Melia Noce(メリアノーチェ)

福岡市中央区平尾の隠れ家のようなフランス雑貨のショップです。古民家をオーナー自ら内装を手掛け、ここはまるでフランスの雑貨屋さんではないかと錯覚してしまうような素敵な空間です。

こちらには、九州北部豪雨災害後、居て立ってもいられなくなったオーナーが小石原焼の器を特別展示コーナーを設けると共に、復興支援の募金箱も設置。災害後、今でも継続して、小石原焼の復興支援販売を行っています。フランス中の蚤の市で買い付けしているオーナーが選んだ器たちは、とにかくスタイリッシュかつシック。フランスの雑貨と見事に融け合い、フランスと日本のセンスの相性の良さを感じます。一点ものばかりですのでお気に入りの小石原焼を探しに来てくださいね。

 【店名】Melia Noce(メリアノーチェ)
 【住所】福岡県福岡市中央区平尾2-17-15
 【TEL】092-523-8508
 【営業時間】11:00~19:00
 【定休日】水・木・金曜日
 【オフィシャルHP】https://www.instagram.com/melia_noce/

5.うなぎの寝床(うなぎのねどこ)

福岡県八女市で今大注目の地域文化商社、「うなぎの寝床」。八女福島白壁の町は、江戸時代からの白壁の街がそのまま温存されている全国でも最大の規模の町並みです。
インスタに載せたくなるようなスポットばかりで、連日多くの方々が足を運んでいます。そんな八女福島の未来を先導するようなアイコン的な存在であるセレクトショップ「うなぎの寝床」には九州を中心とした日本全国の伝統工芸の生活用品が、洗練された和の空間にスタイリッシュに並んでいます。

八女星野村を代表する、星野焼源太窯をはじめ人気の陶器が並びますが、その中に小石原焼、「鬼丸豊喜窯」のコーナーがあります。
深い茶色をはっきりとした刷毛目や飛びかんなにくぎ付けになってしまう鬼丸豊喜窯の器は大人気で、人気のプレートは何か月も待たないと手に入れることができないくらいです。窯元でもなかなか手に入りにくいスープ皿やプレートがこちらで手に入れることができるかも。和のアイテムを満喫できる素敵なお店でぜひ小石原焼と出会ってくださいね。

 【店名】うなぎの寝床(うなぎのねどこ)
 【住所】福岡県八女市本町267
 【TEL】0943-22-3699
 【営業時間】11:30~18:00
 【定休日】火・水曜日(祝日営業)、夏季休暇、年末年始
 *臨時休業あり
 【オフィシャルHP】http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=704109

器に出会う場所は様々ですが、セレクトショップの感度の高いフィルターを通した器を、こだわりのある空間でゆっくり選ぶ楽しさはひとしおですね。福岡の素敵なショップと共に楽しいひと時になること思います。

[2018年3月13日現在 取材・編集 テーブルライフ編集部]