持ちやすくて大人も使える! 子供用食器6選
今回は、来月5日の「子どもの日」にちなんで子供用の食器を紹介します。
子供用食器の特徴は、小さな手に持ちやすく、口あたりの良さなどにこだわっていること。どれもよく考えられて作られており、大人にとっても使いやすいものが多いです。職人さんや作家さんが丁寧に仕上げた、こだわりのうつわを選んでみませんか?
また、商品によっては名入れサービスや専用のボックスがあります。出産祝いなどのギフトに上質な子供用食器を贈るのもおすすめです。ぜひチェックして下さいね。
1.福珠窯(ふくじゅがま)
まず、紹介するのは有田焼の窯元・福珠窯のうつわ。発売以来30年以上、世代をこえて愛され続けている子供食器「こいのぼり男の子」3点セットです。ご自身のお子様用はもちろん、ご出産祝いや小学校ご入学記念など贈り物としてご利用いただいている大ベストセラーです。
それぞれ(レンゲ除く)に名前を入れることができます。また、上質な赤紙の化粧箱に入れて、のしも無料で対応。出産祝いなどのギフトにもおすすめです!
同じシリーズで、女の子用の商品もいろいろあります。
・福珠窯インタビュー記事はこちら。
★その他の商品はこちらをご覧ください
【福珠窯HP】http://www.fukujugama.co.jp/index.html
2.コド・モノ・コト
写真は、コド・モノ・コトのお茶わんと汁椀のセット。石川県小松市で活動する吉田守孝さんがデザインしています。
「くーわん」とは、コド・モノ・コトが提案する、かぞくのうつわ。大きな手でも小さな手でも、お茶わんが持てるように工夫して作られています。
例えば、指が触れるところには、細いみぞをつけてすべりにくくしており、じょうずに持てなくても、しっかり手を添えられます。そして、お茶わんとしてだけでなく、小鉢、どんぶりなど色々な用途で使うことができるようにデザインされています。
大きくなってからも長く使えるうつわのセットはギフトにもぴったりですね。
■「コド・モノ・コト」とは
2005年5月5日にスタートした、コドモといっしょの暮らしを考えるプロジェクト。デザイナーやつくる人が中心となって、ワークショップ、展覧会、勉強会、ショップなどを通じて、コドモが暮らす日常の「モノ」や「コト」について、考え、提案を続けています。
次に紹介するのは、うるしのカトラリー。江戸時代創業の輪島キリモトが手がけた商品です。
おとなが赤ちゃんの口にはこぶこと、赤ちゃんがじぶんで持ってたべること、そしておとなも使えることも考えてデザインされました。
漆の町・輪島でつくられているこのおさじは、朴の木をていねいに削った木地を「蒔地(まきじ)」という丈夫な塗りで仕上げています。 漆は抗菌作用もある、100%自然の塗料で、 赤ちゃんにも安心して使えます。
名入れもできますので、贈りものにもおすすめです。
【輪島キリモトHP】http://kirimoto.net/profile_jpn.html
★その他の商品はこちらをご覧ください。
【コド・モノ・コトHP】http://www.codomonocoto.jp/
3.co-bo-no(コボノ)
写真は、カフェ・雑貨店向けの食器を提案する、美濃焼のブランド「co-bo-no」のボウル。子供用ではありませんが、お子さんでも使いやすい小ぶりサイズです。カラーは全部で4色。どれも美しい発色で、男女問わず幅広い世代に好まれそう。
ちなみに、「co-bo-no」を手掛けるのは岐阜県に本社を置く(株)丸勝。「とうしょう窯」として知られており、かっぱ橋、神戸など実店舗も展開しています。
このシリーズでは、プレートなど他のアイテムもあります。あわせてコーディネートするのもおすすめです!
★この他の商品はこちらをチェック!
【co-bo-no HP】https://cobono.ocnk.net/
4.2016/コレクション
次に紹介するのは、有田焼の2016/コレクションのオーバルボウル。年齢に関係なく誰もが使えることを意識して作られた商品です。
例えば、子どもにとっての大皿が、大人にはサイドプレートになるというような使い方ができます。結果、子どもでも大人でも使えるもの、アジア、ヨーロッパどちらのテーブルセッティングにも使用できるものといった具合に、どのアイテムも複数の機能を持っています。
■「2016/」とは
「2016/」は有田焼の歴史と技術を継承する、グローバルブランド。1616年に有田で発見された陶石より発展してきた有田焼。その発見から400年を記念して誕生しました。
このブランドは、クリエイティブディレクターである柳原照弘とショルテンアンドバーイングスが手がける「エディション」と、15組のデザイナーが手がける「スタンダード」の2つのシリーズがあります。有田の職人による技と、海外で活躍するデザイナー達による、世界の日常に寄り添う新たな陶磁器を作り出しました。
★その他の商品はこちらをご覧ください。
【2016/HP】http://www.2016arita.jp/
5.一龍陶苑(いちりゅうとうえん)
写真は、波佐見焼・一龍陶苑のカラーストライプシリーズのどんぶり。カラフルでポップなデザインは、大人だけでなくお子様にもぴったりです。
小ぶりなサイズなので、少量の丼としてだけでなく、デザートボウル、お子様用のお茶碗としても使えます。カラーは青・赤・黄の3色。このシリーズには、プレートなど他のアイテムもあります。
あわせてそろえるとテーブルがパッと明るくなりますよ!
★その他の商品はこちらをご覧ください。
【一龍陶苑HP】http://www.1ryu.jp/index.html 一龍陶苑・一瀬龍宏さんインタビュー記事はこちら
6.箸蔵まつかん (はしくらまつかん)
福井県小浜市の箸メーカー・箸蔵まつかんの子供用のお箸。楽しい食卓から子供の創造性が生まれることから「楽しい」をコンセプトにしてつくられました。木の温もりを生かした、手になじみやすく持ちやすいお箸です。
持ち手部分に丸く彫られた模様がドットのよう。可愛いだけじゃないとても手の込んだ逸品です。
まつかんの他のお箸を使ったコーディネートはこちら
★その他の商品はこちらをご覧ください。
【箸蔵まつかんHP】http://www.matsukan.com/
いかがでしたか? 子供用のうつわは、持ちやすさや使いやすさにこだわった商品が多いです。大人にとっても使いやすいので、ご家族で合わせて購入するのもいいですね! ぜひ、うつわ探しの参考にしてくださいね。
〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕