紅葉シーズンの陶器市&クラフトフェア開催・中止情報まとめ【2021年11月編①】
2020年に続き、2021年も新型コロナウィルスの影響でかなりの数の陶器市が中止・延期になっています。11月には開催を表明しているイベントもちらほら見受けられます。
ただし、コロナ前とは異なりさまざまなルールや対策を講じて行います。その土地の風景や名物を味わいながら、一人一人がルールを守りうつわ探しに出かけましょう。
今回はテーブルライフのスタッフが過去に足を運んだ経験なども交えて、うつわ関連の出店が多いクラフトマーケットも含めてご紹介致します。
2021秋の陶器市・陶器まつり (9〜11月) 全国らくらく行き方&スケジュールまとめ |
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10月15日頃まで |
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10月下旬開催 |
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11月10日頃まで |
■陶器市&クラフトフェア一覧
兵庫県姫路市 |
10/30(土)~11/3(水) |
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栃木県芳賀郡 |
益子焼 |
中止 |
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京都市東山区 |
京焼 |
中止 |
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長崎島県東彼杵郡 |
波佐見焼 | |||
鹿児島県日置市 |
薩摩焼 | |||
佐賀県伊万里市 |
伊万里焼 |
11/3(水)~11/7(日) |
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神奈川県横浜市 |
11/6(土)~11/7(日) |
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栃木県那須町 |
小砂焼 |
中止 |
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岐阜県土岐市 |
中止 |
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愛媛県伊予郡 |
砥部焼 |
中止 |
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沖縄県那覇市 |
やちむん |
■姫路 全国陶器市(兵庫県姫路市)10/30(土)~11/3(水)
案内HP:https://www.city.himeji.lg.jp/sangyo/0000018511.html
引用画像:姫路市HP
全国より約30のやきもの産地から集まった選りすぐりの陶器がお買い得価格で展示販売されます。“ろくろ体験コーナー”、“全国陶器作品展”などうつわの魅力を身近に感じることができるイベントが開催されます。
ろくろ体験は、5日間で250名の参加者を募集。体験型のイベント参加の際は、ルールを守って楽しみましょう。
★このイベントの感染症対策はこちら
日時:10月30日(土)~11月3日(水)10:00~17:00
場所: 大手前公園(姫路市本町68)
アクセス: <公共交通機関> JR・山陽電鉄「姫路」駅より北へ徒歩約10分 <自動車> 山陽自動車道 「山陽姫路東」IC より約15分 ※公共交通機関をご利用ください
■益子秋の陶器市(栃木県芳賀郡益子町)・中止
公式HP:http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/
引用画像:公式HP
首都圏で開催される陶器市の中でも最も規模が大きな陶器市のひとつ。販売店約50店舗のほか、約500のテントが出店します。伝統的な益子焼だけでなく、全国から陶芸家、窯元が集結します。ここだけで、幅広いうつわに出会える大人気のイベントです。
2020年年の春から中止となっており、Web開催をしていましたが2021年秋も中止。オンラインでの開催は未定ですが、あのにぎわいが懐かしく感じます。
お問合せ: 陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120
日時:例年10月末~11月初
会場:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子706−2
アクセス: <自動車> 北関東自動車道「真岡」ICまたは「桜川筑西」IC <鉄道> JR東北本線・新幹線「小山」駅→JR水戸線「下館」駅→真岡鐵道「益子」駅より徒歩15分
■京都やきものWeek わん椀ONE(京都市東山区)・中止
公式HP:http://gojo-chawanzaka.jp/11110/※昨年の情報です
facebook:https://www.facebook.com/gojo.chawanzaka/
清水焼発祥の地である五条坂・茶わん坂の町おこしプロジェクトの一環として開催されるイベント。過去には、特別展示やシンポジウム、寄席、お茶会など様々なイベントも同時に行われていました。昨年は各種イベントが中止となりメインの「わん碗ONE展」のみの開催となりました。
今年の開催は中止ですが、来年は秋の京都観光を兼ねて訪れたいものですね。
引用画像:五条坂・茶わん坂ネットワークHP
日時:例年11月上旬開催
会場:五条坂・茶わん坂
アクセス: <公共交通機関> (1)JR京都駅より市バス100・202・206・207「五条坂」停留所下車 京阪電車「清水五条」駅・地下鉄東西線「東山三条」駅・「三条京阪」駅からも同路線バス利用可 (2)阪急「河原町」駅より 市バス207 「五条坂」停留所下車 または市バス4・17・205「河原町五条」停留所下車徒歩5分 京都駅より2.7km(タクシー約10分)
■あちこち波佐見焼まつり(長崎県 東彼杵郡)10月30日(土)~12月5日(日)
公式HP :https://hasamiyaki.com/achikochi/
Instagram:https://www.instagram.com/hasami_porcelain_fes/
引用画像:公式HP
波佐見焼の産地として知られる、長崎県波佐見町。2021年の秋は10月末から12月まで、町のあちこちで期間と場所を分散しておまつりを開催します。
11月の前半は特にイベントの数が多く、近隣なら期間中毎日訪れたくなります。遠くの方は、好みのイベントの日に合わせて旅行を兼ねていくのもおすすめです。
いろいろな窯元によるアウトレット販売など、産地ならではのお得なうつわショッピングはとても魅力的ですね!
【11月前半開催の主なイベント】
・波佐見陶芸作家窯元まつり 10/30(土)〜11/7(日)
・波佐見やきもの通り秋まつり2021 vol.2 11/3(水)〜11/7(日)
・秋の陶器めぐり ~サスティナブルはじめました!~11/3(水)〜11/7(日)
・波佐見窯元まつり 11/3(水)〜11/7(日)
・3.7会 波佐見祭事 11/3(水)〜11/7(日)
・2021 波佐見焼 峠の里まつり 11/6(土)~11/7(日)
*11月後半以降に開催されるものは、別の記事で紹介します。
イベントによって日程と場所が異なります。ホームページやSNSで情報チェックしてから行きましょう!
日時:10月30日~12月5日
場所:長崎県波佐見町一帯
アクセス: <自家用車> 西九州自動車道「波佐見・有田IC」または長崎自動車道「嬉野IC」 <公共交通機関> JR佐世保線・西九州線「有田駅」 所要時間10分(8:00~17:30/1時間に4本) JR川棚駅から西肥バス「やきもの公園前」下車 JR三河内駅から西肥バス「やきもの公園前」下車
■美山CRAFT WEEK(鹿児島県日置市)・10/30(土)~11/7(日)
案内URL:https://www.city.hioki.kagoshima.jp/kanko/matsurieventcalendar/miyama-craft-week.html
出典:日置市観光協会HP
400年以上の歴史を誇り、薩摩焼発祥の地である東市来町美山。感染症の影響から中止となった「第35回美山窯元祭り」の代替企画として、昨年開催された「美山CRAFT WEEK」。例年の窯元祭りとは異なる、ふだんの美山を楽しむ特別な取組として好評を得ました。
今年は昨年度より短い9日間の開催が決定! イベントやフードコートはありませんが、個人周遊・店舗訪問型の企画として行います。
期間中は、各店舗にて薩摩焼、木工製品やガラス製品などを割引価格で販売。400年窯での窯焚きや、陶芸体験も開催予定です。里山散策とお買い物を満喫しましょう。
日時:10月30日(土)~11月7日(日)
会場:日置市美山各窯元にて
〒899-2431 鹿児島県日置市東市来町美山
★詳しくはこちらのマップをご覧ください。
アクセス: <自動車> 南九州西回り自動車道「有料道路美山」IC下車すぐ <鉄道> 鹿児島本線「東市来」駅より約3km
■鍋島藩窯秋まつり(佐賀県伊万里市)11/3(水)~11/7(日)
公式HP:http://www.imari-ookawachiyama.com/
引用画像:公式HP
「伊万里焼」のメインの里が伊万里市の大川内山。江戸時代より今なお鍋島藩窯の伝統技術を受け継ぎ「秘窯の里」と呼ばれています。今なお残る約30の窯元が多くの焼物を出展しています。
このおまつりは、先人の陶工達に感謝する目的で開催。日峯社奉納式、筆供養、鍋島献上の儀と歴史あるイベントの数々が行われます。
同時に窯元市や買い物スタンプラリーも開催されます。国の史跡に指定されている素晴らしい景観を散策しながら、うつわ探しを楽しみましょう!
日時:11月3日(水)~11月7日(日)
会場:伊万里市大川内山一帯
アクセス: <自動車> 長崎自動車道「高速武雄北方IC」下車約30分 <公共交通機関> JR「伊万里」駅より西肥バス「大川内山」行き約15分
■ヨコハマハンドメイドマルシェ(神奈川県横浜市)11/6(土)~11/7(日)
公式HP :https://handmade-marche.jp/
引用画像:公式HP
全国のクリエイターが集まる日本最大級のハンドメイドイベントです。2019年6月開催時には3,000ブース24,000人が訪れました。
今回はその時より規模を縮小して開催。1500ブース、約1500名のクリエイターが集います。うつわはもちろん、ここでしか出会えない逸品に出会えます。ハンドメイドの体験などもあるので、感染症対策をしてお出かけしてみましょう!
日時:11月6日(土)~11月7日(日)11:00~18:00
会場:パシフィコ横浜A・Bホール
横浜市西区みなとみらい1-1-1
入場料:当日券1000円 / 前売券800円 (小学生以下は入場無料)
アクセス <公共交通機関> みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩3分 *駅からのアクセスマップ(pdf)はこちら <自動車> 首都高速横羽線「みなとみらい」ランプより直進約2分
■小砂焼(こいさごやき)秋の陶器市(栃木県那珂川町)・中止
公式HP:http://koisagoyaki.co.jp/
引用画像:下野新聞
創業160年の窯元・藤田製陶所で開催される陶器まつり。春の連休に続き、11月の連休中に2日間開催。小砂焼の8つの窯元が出店し、酒器や食器、花器など約1千点の展示・即売が行われます。
昨年は中止でしたが、今年は5月に開催。秋は残念ながら中止の模様。例年通り年に2回の開催に期待したいですね。
日時:11月初旬2日間
時間:9:00~16:00
場所:藤田製陶所入口広場
栃木県那須郡那珂川町小砂2710
アクセス: <公共交通機関> JR東北本線(宇都宮線)「氏家」駅東口から関東バス「馬頭車庫行き」→道の駅ばとうバス停下車→タクシー約5分 <自動車> 東北自動車「道矢板」ICから約60分 常磐自動車道「那珂」ICから約70分、道の駅「ばとう」から車で5分
■下石どえらあええ陶器まつり(岐阜県土岐市)・中止
公式HP:http://www.kamamoto.jp/
facebook:https://www.facebook.com/下石どえらあええ陶器祭り実行委員会-1190227217787754/
引用画像:全国観るナビ岐阜県
岐阜県土岐市の下石郷は古くより焼き物が盛んな土地。機械化の難しい鋳込成型(徳利、急須、ポット、花瓶、神仏具等)を得意とする窯元や志野・織部等代表される伝統的な焼き物の窯元もあります。生産品は多種多様にわたっており、少量生産に対応できる窯元が多く集まっています。おまつりでは、窯元めぐりや若手クラフト陶器市など多用なイベントを開催。今年は昨年に続き中止されることになりました。
日時:11月上旬、土日2日間
会場:下石町・下石陶磁器協同組合周辺
〒509-5202 岐阜県土岐市下石町900-1
アクセス: <自動車> 「土岐南多治見」ICから10分 <公共交通機関> JR中央本線「土岐市」駅より東鉄バス 「土岐―下石―駄知線」または「土岐―笠原線」で「窯屋敷」停留所下車→徒歩すぐ
■秋の砥部焼まつり(愛媛県伊予郡)・中止
案内HP:http://www.tobe-kanko.jp/news/2020/07/000437.html
引用画像:いよ観ネットHP
不特定多数の人数が集まるイベントのため、今年の開催は中止(9月21日発表)
砥部焼の63軒の窯元・工房が出店し、通常よりお得に購入できる陶器まつり。砥部焼と日本酒・チーズを味わうイベントや特産物を味わえるグルメゾーン、ステージでのライブもある盛り沢山なイベントです。モダンな柄で最近人気の砥部焼、来年の再開に期待しましょう!
日時:11月上旬、土日2日間
会場:砥部町陶街道ゆとり公園
愛媛県伊予郡砥部町千足400番地
アクセス: <公共交通機関> 【第1会場へ】 JRバス(JR「松山」駅から約40分) JRバス「久万」または「落出」行き 「砥部町中央公民館前」下車徒歩約15分 【第2会場へ】 伊予鉄バス(松山市駅から約40分)※30分ごとに発車 伊予鉄バス「砥部断層口」または「砥部大岩橋」行き 「砥部焼伝統産業会館前」下車徒歩約1分 <自動車>(第1会場・第2会場ともに無料駐車場あり) ・松山市街から国道33号を高知方面に約30分 ・松山自動車道「松山」IC約10分 【第1会場 駐車場】 砥部町陶街道ゆとり公園・砥部町役場 〒791-2122 愛媛県伊予郡砥部町千足400 【第2会場 駐車場】 大南町民広場・砥部焼伝統産業会館裏 〒791-2132 愛媛県伊予郡砥部町大南720 駐車場が混みますので、公共交通機関(バス)をご利用ください。 砥部町へのアクセスは、砥部町観光協会HPに詳しく記載されています。 http://www.tobe-kanko.jp/access/
■壺屋やちむん通り祭り(沖縄県那覇市)・未定
公式HP:https://tsuboya-yachimundori.com/
引用画像:公式HP
毎年11月の第1土日に開催される「壺屋やちむん通り祭り」。壺屋やちむん通り店舗の商品が特別割引販売になります。
12:00〜17: 00までは通りが交通規制になり、エイサーや民謡ライブショーなどの演舞も行われます。また、ロクロ体験、壺屋をガイドさんとめぐる「壺屋まーい」 、ふれあいやぎさんコーナーなど、楽しい企画がもりだくさん!
昨年は中止でしたが今年の開催は未定。旅行を兼ねて訪れたいですね。
日時:11月第1土日
会場:壺屋やちむん通り・すーじ小通り
アクセス: <自動車> ・那覇空港から、車で約20分 ・沖縄自動車道 「那覇」ICから約20分 <公共交通機関> モノレール ・沖縄都市モノレール「牧志」駅から徒歩10分 バス ・「壺屋」バス停下車 徒歩で約1分 *17番石嶺開南線、30番泡瀬東線、31番泡瀬西線、55番牧港線、112番国体道路線
少しずつイベントが再開されつつある今、気候の良い秋に、旅行や里山散策を兼ねてうつわ探しに出かけてみませんか。次回は、11月中旬以降に開催される陶器市情報を紹介します。
[取材・編集:テーブルライフ編集部]