おしゃれなそば猪口17選 ~ おそばだけじゃもったいない! 毎日使いたい便利なうつわ

おしゃれなそば猪口17選 ~ コーヒーからデザートまであると便利な使えるうつわ

今回紹介するのはそば猪口。めんつゆを入れるためのものですが、容量があり、安定感もあるため「うつわ」として使えます。私自身、コーヒーカップや湯呑み、ちょっとしたおかずを盛り付けて小鉢にすることもあります。厚みがあるものが多いので、電子レンジにも使えて実用的です。

うつわを買い足したいとき、そば猪口を選ぶと色々使えて便利です。この記事を参考にお気に入りのそば猪口を探してみませんか。

 

1.福珠窯(ふくじゅがま)

 
今回紹介するのは、有田焼の福珠窯のフリーカップ。少し小ぶりですが、そば猪口としても使えます。

福珠窯が長年作り続けてきた、独自の呉須と柞灰釉(いすばいゆ)による美しい染付。そこに落ち着いた銀彩を組み合わせることで、スタイリッシュな仕上がりになっています。酒器や、湯呑にもちょうどいいサイズなので、1つあるととても便利なうつわです。デザインのバリエーションも豊富で、バラでそろえても素敵です。

他にもデザイン違いなど様々な商品があります。詳しくはこちら

【福珠窯HP】http://www.fukujugama.co.jp/index.html
★福珠窯さんのインタビュー記事はこちらから

 

2.鶴見窯(つるみがま)

 
小石原焼の伝統技法「飛び鉋(とびかんな)」のもようが目をひくそば猪口。大きめサイズなので、サラダを盛り付けたり小鉢やボウルとしても使えます。また、厚みがあり丈夫なので、電子レンジや食洗機にも使えます。

落ち着いたツートンカラーのうつわは、湯呑にもぴったりですね。デザイン違いもあるのでバラでそろえても素敵です。

鶴見窯のその他の商品はこちらをチェック。

【鶴見窯HP】http://www.tsurumigama.com/index.html
facebook:https://www.facebook.com/tsurumigama/
Instagram:https://www.instagram.com/tsurumigama/
鶴見窯・和田義弘さんインタビュー記事はこちら

 

3.伊万里陶芸(いまりとうげい)

 
伊万里陶芸の「和・紋」シリーズのそば猪口。日本の伝統文様を現代風にアレンジしたうつわは使いやすいものばかり。

写真の商品は、「亀甲紋」という亀の甲羅をモチーフにした伝統模様。亀は長寿であることら、古来よりめでたい生き物として出雲大社や厳島神社などの神紋として知られています。

白地に鮮やかなコバルトブルーが映えるモダンなうつわは、洋食にもあわせやすいです。同じシリーズのプレートと使うと、おしゃれなコーディネートが楽しめます。

★和紋シリーズのその他の商品はこちらをチェック。
和紋シリーズについての記事もあります。詳しくはこちら

【伊万里陶芸HP】http://www.imari-tougei.co.jp/
facebook:https://www.facebook.com/imaritogei
instagram:https://www.instagram.com/imaritogei/
twitter:https://twitter.com/imari_yamashita

4.金照堂(きんしょうどう)

 
モダンで妖艶な質感と色彩の「麟・Linシリーズ」。見る角度によって色味が変わり、パールの光が美しい色を発し、非日常の空間と癒しをもたらします。目線で変わる光と影のコントラストを楽しめる唯一無二のうつわです。

商品名は「酒カップ」ですが、そば猪口にも使えるサイズ。冷えやすい素材なので、暑い時期には、食前に冷やしておくといいかもしれません。手作業のため、表面の凹凸や色合い、筆の刷毛あとなど、1つ1つ異なるのが魅力。磁器とは思えないメタリック感は高級感があり、おもてなしやギフトにもぴったりです。

この「麟・Linシリーズ」は、有田焼創業400年を前に、海外にアピールできる商品を作りたいという思いからできました。ちなみに「麟」とは、明治から昭和にかけて活躍した有田焼の赤絵師「金子麟蔵」から一字をもらったそうです。

★その他の商品はこちらをチェック。
関連記事:テーブルコーディネーターがみつけたモダンで妖艶なうつわ〜金照堂

【金照堂HP】https://www.kinshodo-shop.co.jp/

 

5.惣次郎窯(そうじろうがま)

 
夏の雰囲気が美しい色鮮やかな向日葵(ひまわり)の模様のそば猪口。有田焼の惣次郎窯の商品です。丁寧で繊細な模様は、手書きならではの味わいがあります。はっきりとした藍の色と、ひまわりの黄色のコントラストが美しく、食卓にあるだけでインパクトがあります。同じシリーズのお皿やポットとそろえて使うと、明るい夏のコーディネートが楽しめますよ。

惣二郎窯の商品を使ったコーディネート。詳細はこちらの記事をチェック。

★惣次郎窯のこのほかの商品はこちら
【惣次郎窯HP】http://www.soujirougama.com/

6.川口屋漆器店(かわぐちやしっきてん)

 
次に紹介するのは、香川県さぬき市拠点の川口屋漆器店が作るナチュラル&POPな漆器。外側はカラフルにペイントしてあり、全部で9色! 商品名はフリーカップですが、そば猪口にもいいサイズです。ナチュラルな素材は、陶器やガラスなど他の素材とも合わせやすく、ドリンクにも使えて便利です。また、重ねやすいので収納スペースを取らないのもいいですね。

その他の商品はこちらをチェック。

【川口屋漆器店HP】https://www.87ten5.com/

 

7.陶じゃみん

 
柔らかな色合いの黒いそば猪口。大分で作陶している「陶じゃみん」さんの商品です。

内側は、あたたかみのあるベージュで外側の黒とのコントラストが素敵です。ちょっとすぼまった形なので、手になじみ実用的。シンプルなので他のうつわとの相性も良く、小鉢としても使えます。

他にも様々なアイテムがあります。詳しくはこちらをチェック。

【陶じゃみん】http://toujamin.blog.fc2.com/

8.渓山窯(けいざんがま)

 
次に紹介するのは、有田焼の「渓山窯」のそば猪口。渓山窯が扱うそば猪口は、なんと100以上あるそう! 今回はモダンで使いやすい、市松模様のものを選びました。

しかも、そば猪口にしては大きめなので、スープボウルやサラダボウルなど「うつわ」としても使えます。少ないうつわを使いまわしてスッキリ暮らしたい方には、色々な用途を兼ねる、大きなそば猪口はおすすめですよ。

その他の商品はこちらをチェック。

【渓山窯】https://www.keizan-shop.com/
★渓山窯さんのイン手ビュー記事はこちらから。

 

9.田川 亞希(たがわ あき)


今回紹介するのは、東京で作陶する、田川亞希さんのユニークなうつわ。

タピオカップという商品で、タピオカを持った動物のデザインが描かれています。深さは6~7cm、そば猪口や湯呑にも使えます。柄の種類が豊富なので、バラでそろえるのも楽しいですよ。食卓が盛り上がること間違いなしですね。

★その他の商品はこちらをご覧ください。

【田川亞希HP】https://tgwtestsite.tumblr.com/
  https://www.instagram.com/akkihome/

10.清正陶器(きよまさとうき)



大胆な魚の柄が目をひく、沖縄の壷屋焼の窯元・清正陶器のロックグラスです。このうつわは、東日本大震災被災した東北の方たちへの想いと祈りを込め誕生した「希望の光」シリーズ。

焼酎などお酒を飲むものですが、そば猪口にもピッタリ。白やベージュのうつわと合わせて使うと素敵ですね。

リムにプラチナが施されており、華やか。色違いのゴールドとペアでそろえれば、プレゼントになりますね。

★清正陶器のこのほかのうつわはこちら

【清正陶器】https://kiyomasatouki.com/
facebook:https://www.facebook.com/tuboyagama.218/
instagram:https://www.instagram.com/kiyomasatouki218/

             

11.yoshida pottery (ヨシダポタリー)



シックな黒のカップは、神戸で作陶する吉田正和さん「yoshida pottery」のうつわ。

フリーカップですが、ユニークな商品名「蕎麦猪口サイズって万能だから、ヨーグルトでもいれようかと迷う」にあるように、そば猪口にもぴったりです。

シンプルな黒のうつわは、他のうつわとの相性も抜群。一輪挿しにしても素敵なので、あるといろいろ使えそうです。色違いで白もあります。2つそろえてモノトーンのコーディネートも楽しめます。

★その他の商品はこちらをチェック!

【yoshida pottery】https://www.yoshidapottery.com/
instagram:https://www.instagram.com/yoshidapottery

12.堀 有一郎(ほり ゆういちろう)



黒地にホワイトのラインがモダンなそば猪口は、岐阜県の堀有一郎さんのうつわ。スタイリッシュなそば猪口は、いつものお蕎麦をよりおいしくしてくれそうです。

ザラっとしたマットな手ざわりなので、持ちやすいです。口が広く深さがあるので、コーヒーカップやデザートカップにも使えます。

このストライプのシリーズは、お茶碗やマグカップもあります。セットでそろえるとおしゃれなコーディネートが楽しめます。

【堀有一郎HP】https://www.instagram.com/hori.yuichiro/

             

13.蔵人窯(くらんどがま)



クリーミーな白地にドットがアクセントに効いているそば猪口。福岡県の小石原焼の窯元・蔵人窯のうつわです。どんなうつわとも合わせやすく、スープカップや小鉢として色々な用途に使えます。

ドットの柄は、小石原焼独特の飛び鉋(とびかんな)の技法で施されたもの。手仕事なので、どれ1つ同じ仕上がりがないのが魅力ですね。

また、他のアイテムとあわせると、まとまりのあるコーディネートが楽しめます。

蔵人窯についてまとめた記事があります。詳しくはこちらをお読みください。

★蔵人窯のその他の商品はこちら

【蔵人窯】https://www.kurandogama.com/

14.てぃぬひら工房

次の商品は、沖縄県読谷村を拠点とするてぃぬひら工房のうつわ。てぃぬひらとは沖縄の方言で「手のひら」のこと。ざらっとした質感と土を感じる温かみのある色合いのうつわは手仕事のぬくもりを感じますね。滑りにくいので持ち上げて使うそば猪口にもぴったりです。

 

同じデザインのマグカップもあるので、そろえるのもいいですね。

このほかのアイテムはこちら。

【てぃぬひら工房HP】https://www.facebook.com/thinuhira
  instagram:https://www.instagram.com/thinuhira64/
  facebook:https://www.facebook.com/thinuhira/

 

15.關まどか            


東京都多摩市のアトリエで作陶している關まどかさん。釉薬の独特の色合いが特徴的なそば猪口は飾っておきたくなる美しさです。

内側は淡いイエロー。アイスクリームを盛り付けたり、湯呑みとして使うのも良さそう。ほかにはない、こだわりのうつわで食事を頂くのは格別です。

關まどかさんのこのほかのアイテムはこちらをご覧下さい。

【關まどかHP】http://sekima31.wixsite.com/sekima
  Facebook:https://www.facebook.com/sekima31/

16. カネハ窯          


福岡県のカネハ窯のモノトーンのそば猪口。小石原焼の代表的な技法である飛びかんなが黒地に映えています。

少し大きめなので、デザートカップやスープカップとしても活用できます。モダンなデザインなので、ボウルとして洋食にも使えます。毎日の食卓で出番の多いうつわです。同じデザインのお茶碗などもあるので、セットでそろえるのもおすすめです。

ほかにも様々なアイテムがあります。詳しくはこちら

【カネハ窯HP】http://www.koishiwara.com/
  Facebook : https://ja-jp.facebook.com/kanehagama/ 
  紹介コラム:https://table-life.com/columns/post/2964

 

17.  器舎扇歩(きしゃせんぽ)


最後に紹介するのは、大分県別府市で作陶する、「器舎扇歩(きしゃせんぽ)」のうつわ。鮮やかなターコイズカラーに「しのぎ」という技法で施されたラインが映えるフリーカップです。どんなうつわとも合わせやすいシンプルなデザイン。湯呑みや小鉢としてそば猪口以外にも使えるので、あると重宝しますよ。

このほかのアイテムはこちらをチェック。

【器舎扇歩HP】https://kishasenpo.wixsite.com/classroom
  Instagram:https://www.instagram.com/k.senpo/

そば猪口は、酒器や小鉢、フリーカップとして様々な飲み物やメニューに使えます。冷蔵庫に冷やしておいてアイスクリームを盛り付けたり、花を1輪挿しても素敵です。重ねやすいデザインなので、まとめ買いしてもかさばりません。

そば猪口があれば、色々な楽しみ方ができます。うつわ探しに迷ったら、そば猪口に注目してみましょう。

 

Chiaki(粟村千晶)

テーブルウェアスタイリスト&整理収納アドバイザー
一般社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会認定プロフェッショナルテーブルウェアスタイリスト・食空間コーディネーター3級・整理収納アドバイザー1級。
このコラムでは、テーブルコーディネートの専門知識や現場でのコーディネート経験をいいかして、おすすめのうつわ紹介から食器収納のアイデアまで幅広い情報を発信していきます。

Instagram:awamurac
Blog:https://tablestyling.amebaownd.com/