どこよりも早い!テーブルウェア・フェスティバル2019特集 第1弾!〜波佐見焼〜

どこよりも早い!テーブルウェア・フェスティバル2019、企画特集 第1弾!〜彩の食卓 カジュアルリッチ~波佐見焼~

うつわ好き、テーブルコーディネート好きにはたまらない「テーブルウェア・フェスティバル2019〜暮らしを彩る器展」が2019年2月3日より開催されます!

開催期間:2019年2月3日(日曜日)〜2月11日(月曜日・祝日)
開場時間:10:00〜19:00(初日は11:00から/最終日は18:00まで)
開催場所:東京ドーム
住所:〒112-0004  東京都文京区後楽1-3-61
アクセス方法:
 JR総武線各駅停車「水道橋」駅徒歩6分
 都営地下鉄三田線「水道橋」駅 A2出口徒歩6分
 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 2番出口徒歩8分
 都営地下鉄大江戸線「春日駅」 6番出口徒歩9分

 

テーブルウェア・フェスティバルとは?

日本の名窯から海外ブランドまで、250以上の販売ブースが出展、販売する国内最大級のイベントです。1993年から毎年開催されて今年で27回目。昨年は期間中に28万人もの来場者が訪れたテーブルウェア業界の一大イベントです。

他にもテーブルウェアコンテスト、特設アリーナステージではテーブルセッティングやフラワーデモンストレーションなど、連日各分野の第一線で活躍されている方々によるステージイベントを開催。トークやライブなど、ゲストをお迎えする「スペシャルステージ」も開催されます!

今年のテーマは?

毎年特集企画が組み込まれ、昨年は「英国食器」「笠間焼・益子焼」「“彩・色・美”の食卓」というテーマでした。今年は次の3つの企画が予定されています。

  1. 特集企画Ⅰ「German Tableware~Traditional & Modern~」
  2. 特集企画Ⅱ「彩の食卓 カジュアルリッチ~波佐見焼~」
  3. 特集企画Ⅲ「Botanical Table~ナチュラルな暮らしを愉しむ~」

テーブルライフではいち早く今年のテーマを予習すべく、全3回に分けて特集致します。第1回はもっとも身近な「波佐見焼」の特集です。

合わせて読みたい、テーブルウェア・フェスティバル関連記事

第2弾のドイツの陶磁器特集はこちら

第3弾のボタニカルテーブル特集はこちら

第4弾のテーブルウェア・フェスティバルの歩き方

第5弾のさらに詳しい情報

【特集・波佐見焼】

長い伝統を持ちながら、現代の暮らしに合わせ、絶えず変革を続けている波佐見焼。「波佐見焼は特徴がないのが最大の強み」ともいわれ、様々な窯元により個性あるデザインが展開されています。

今年のテーブルウェア・フェスティバルでは、”個性豊かな“カジュアルリッチ”として、テーアに沿った窯元がラインナップされています。

【出展窯元】
アイユー、石丸陶芸、一龍陶苑、一真陶苑、永峰製磁、光玉陶苑、西海陶器、重山陶器、翔芳窯、正光窯、清山、丹心窯、西山、白山陶器、浜陶、ふじた陶芸、利左エ門、和山

公式ホームページにいくつかの代表的な窯元が紹介されておりますが、詳しい情報は載っておりません。テーブルライフではいち早く詳細情報を知りたいあなたのために、それぞれの窯元についてまとめてみました!画像引用:テーブルウェアフェスティバル公式HP


1.一龍陶苑(いちりゅうとうえん)

江戸時代から続く歴史を持つ「一龍陶苑」。一龍陶苑の特徴は、なんといっても豊富なカラーバリエーションです!さらに手触りにもこだわりっています。マットタイプ、艶ある釉薬の2種類があり、ひとつずつの雰囲気が違うので、是非東京ドームで手に取ってみてくださいね!

(しのぎシリーズ)

「しのぎ・shinogi」シリーズは、おもてなしにもピッタリのデザインです。

しのぎシリーズについての詳細記事はこちら

引用画像:http://www.1ryu.jp

(カラーストライプ)

カラーストライプは可愛らしい雰囲気で、デイリーに使えると人気のシリーズです。

引用画像:http://www.1ryu.jp

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

名称:一龍陶苑
住所:〒859-3712 長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷975
電話番号:0956-85-2037
アクセス:波佐見有田I.C.から車で30分 
鉄道:JR有田駅よりタクシーで20分
HP:http://www.1ryu.jp

2.一真陶苑(いっしんとうえん)

白磁中心の器が特徴的な「一真陶苑」。鉋(かんな)を使って、模様を削り入れる「飛び鉋」のデザインが、シンプルで飽きがこないと人気です。

30種類以上もあるカンナで、力の加減や彫るスピードなど、それぞれ使い分けながら作り出しているのだそうです。(こうしてできる彫りをこちらでは「一真彫り」と呼んでいます)

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

飛び鉋の中でも、色染付しているタイプは、オリジナルのカンナで彫られた人気シリーズです。

引用画像:テーブルライフ編集部

色染めカンナのプレートのテーブルコーディネート記事はこちら

名称:一真陶苑
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷670
電話番号: 0956-85-5305
アクセス:波佐見有田I.C.から車で25分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで20分
HP:https://issingama.com

3.光玉陶苑(こうぎょくとうえん)

明治35年創業の「光玉陶苑」。生活様式の多様化に対応出来る物つくりを目指しています。北九州博多のラーメン店プロデュースにより、18窯元のひとつとして、個性ある丼を作っています。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

引用画像:http://www.hasamiyaki.or.jp/introduction/db/detail2.php?no=9

名称:光玉陶苑
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷888
電話番号: 0956-85-3021 
アクセス:波佐見有田I.C.から車で25分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで15分
HP:http://www.hasamiyaki.or.jp/introduction/db/detail2.php?no=9

 

4.西海陶器(さいかいとうき)

70年の歴史をもつ「西海陶器」。日本はもとより、アメリカ・中国・シンガポール・オランダに支社を持ち、世界中に急須や蓋付き湯のみ、醤油さしをはじめとした和食器の良さを発信しています。

特に急須、そば猪口はそれぞれ60もの種類があり、モダン、スタイリッシュ、可愛らしいデザインがラインナップされています。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

(コマ碗)

西海陶器の中でもスタイリッシュな雰囲気のシリーズ、コマ碗です。品性と和らぎを感じさせるカタチは、蓋は小鉢にもなり、うつわ部分は丼として使えます。

(うつわ部分)(蓋の部分)

引用画像:http://saikaitoki.com

名称:西海陶器
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2124
電話番号:  0956-85-5555
アクセス:波佐見有田I.C.から車で15分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで10分
HP:http://saikaitoki.com

5.翔芳窯(しょうほうがま)

瑠璃色が印象的な「翔芳窯」。どの作品も手描きにこだわり、個性あるデザインが人気です。昨年のテーブルウェアフェスティバルでは、一部ブルーシリーズ(写真上)など完売の製品もありましたので、早めに足を運んでくださいね。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

引用画像:https://www.facebook.com/shohogama/

こちらはリーフ柄のデザインです。

名称:翔芳窯
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷761−8
電話番号: 0956-85-4724
アクセス:波佐見有田I.C.から車で10分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで15分
HP:https://www.facebook.com/shohogama/

6.正光窯(せいこうがま)

網目焼と透きとおる様な作品が特徴的な「正花窯」。ヨーロッパの編み込み焼からインスピレーションを受け、独自の技術開発で網目磁器の成型焼成に成功。ひとつひとつ手作業で作られる網目は、匠の技術であり、至高の波佐見焼ともいわれています。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

引用画像:https://amime-seikou.com

器だけでなく、アクセサリーも展開されています。ピアス、ブローチ、ヘアピンなど、様々なモチーフが使われており、手に取りたくなるものばかりです。

名称:正光窯
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町皿山郷830-2
電話番号: 0956-85-3772 
アクセス:波佐見有田I.C.から車で15分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで10分
HP:https://amime-seikou.com

7.丹心窯(たんしんがま)

水晶彫といわれる独自の技法が特徴の「丹心窯」。手彫りで白磁に穴をひとつずつ開け、そこに秘伝の調合で作られた粘土をつめて再度焼くことで、水晶の様に光り輝く透明感を生み出しています。

てまひまかけて作られた器は、ラグジュアリーなテーブルウェアとしても、大活躍してくれそうですね。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

(キルティングプレート)

引用画像:https://www.tanshingama.com

2018年新作、キルティング素材をイメージしたプレートです。うつわ表面のもこもこ感がおしゃれと人気です。

くぼみの部分には、同じシリーズのアミューズカップを置いたり、ソースを入れたりと盛り付けに差がでてくるデザインです。スタイリッシュなテーブルコーディネートに、またおもてなしにも使えそうですね。

名称:丹心窯
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町小樽郷372−4
電話番号: 0956-85-5672
アクセス:波佐見有田I.C.から車で20分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで15分
HP:https://www.tanshingama.com

 

8.浜陶(はまとう)

約60年の歴史がある「浜陶」。伝統、モダン、カジュアルな窯元の器を取り扱っています。どの作品をみても洗練されたデザインばかりです。

特にモダン、カジュアルシリーズは、可愛らしい絵付から、シンプルなデザインが揃い使いやすいと好評です。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

(flowers)

 

引用画像:http://hasami-hamato.co.jp

浜陶のオリジナル、flowersシリーズです。白地に藍色の心を和ませる手描きの筆跡が、どこかほっこりさせてくれます。

(Condiment Bowl)

引用画像:http://hasami-hamato.co.jp

食器棚の小さなスペースに収まるコンパクトなボウルは、ディップソースやジャムを入れたりと、マルチに活躍してくれそうです。

名称:浜陶
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷543
電話番号:0956-85-3450
アクセス:波佐見有田I.C.から車で20分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで10分
HP:http://hasami-hamato.co.jp

9.利左エ門(りざえもん)

1968年創業で歴史ある「利左エ門」。当代で13代となり、伝統を受け継ぎながら、現代の多彩な食生活に合うモダンでスタイリッシュな作品を作陶されています。

匠の技は、飛び鉋や手彫りの技法のデザインは、磁器ではなく陶器にこだわり、温かみのある作品ばかりです。

引用画像:https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

引用画像:http://www.rizaemon.jp

釉薬を生地に溶け込ますことで、毎回、気温や湿度、風などにより微妙な発色の違う色合いになります。

名称:利左エ門
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷548
電話番号: 0956-85-4716
アクセス:波佐見有田I.C.から車で20分
鉄道:JR有田駅よりタクシーで10分
HP:http://www.rizaemon.jp


テーブルウェア・フェスティバル2019〜暮らしを彩る器展、特集企画第一弾、波佐見焼特集はいかがでしたか?好きなテイストの器を事前にチェックして、現地でじっくりと手に取って見るのもいいですね!

第二弾の特集もお楽しみに!

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第1弾の波佐見焼特集はこちら

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第4弾のテーブルウェア・フェスティバルの歩き方

第5弾のさらに詳しい情報

テーブルコーディネーター・MIKA(愛知県名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切に気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞

HP:https://www.mikarawfood.com/