初秋の陶器市(陶器まつり)&クラフトフェア 開催・中止情報まとめ【2021年9月編】
今回は陶器市の開催が多い10月よりも一足先に楽しめる、9月開催の陶器市を紹介します。新型コロナウィルスの感染状況は依然厳しい状況。ひとりひとりが感染対策を徹底するとともにイベントのルールを守って、うつわ探しを楽しみましょう。
■陶器市&クラフトフェア一覧
せともの祭 | 愛知県瀬戸市 | 瀬戸焼 | 9月11日(土)~12日(日)WEBで代替イベントを開催 | 公式HP |
西日本陶磁器フェスタ | 福岡県北九州市 | 西日本中心に全国の焼物 | 9月16日(木)~20日(月) | 公式HP |
あおぞらクラフトいち Autumn in水戸 | 茨城県水戸市 | 9月18日(土)~19日(日)WEBで代替イベントを開催 | 公式HP | |
信楽セラミック・アート・マーケット | 滋賀県甲賀市信楽町 | 滋賀県在住・在勤作家 | 9月18日(土)~20日(月) | 公式HP |
笠間浪漫 | 茨城県笠間市 | 笠間焼 | 9月23日(木)~26日(日) | 案内HP |
旭川陶芸フェスティバル | 北海道旭川市 | 道内の窯元 | 9月25日(土)~26日(日) | 公式HP |
東海陶芸展 | 愛知県名古屋市 | 愛知・岐阜・三重の作家 | 中止 | 案内HP |
■せともの祭(愛知県瀬戸市)9月11日(土)・9月12日(日)WEBによる代替イベント開催
公式HP:http://www.setocci.or.jp/setomonomatsuri/
引用画像:Aichi now(愛知県観光ガイド)
瀬戸川沿いに約200軒もの、せともの店が立ち並ぶ「せともの大廉売市」が催され、初日には、花火も上がるうつわの一大イベント。
今年は、ワクチンの接種状況が厳しいこともあり、例年のような野外での開催は中止。その代わり、同時期に、「2021せとものフェスティバル」を行うことに決定!
「WEBせともの祭陶器市」や「テーブルコーディネイトコンテスト」などを予定しているそう。詳細は後日ホームページなどで公開されるので、順次お知らせしていきます。
日程:9月11日(土)・9月12日(日)
*オンラインでの開催。詳細は後日発表。
■西日本陶磁器フェスタ(福岡県北九州市)9月16日(木)~9月20日(月)
公式HP:http://www.toujiki.jp/
facebook:https://www.facebook.com/toufes/
引用画像:公式HP
西日本(九州・山口・岡山)の産地を中心に、全国の陶芸産地の窯元が8,000㎡を超える会場に一堂に集う国内屈指の陶磁器展示即売会です。
広い会場内では、さまざまな窯元による自慢の逸品展、匠の職人工芸展、抹茶椀と菓子器展などさまざまなテーマの企画展が行われるそう。
また、開催場所にちなみ、焼酎の販売や大分県の工芸を紹介するブースなど九州の魅力も味わうことができます。残暑厳しい季節に、室内で開催されるイベントはうれしいですね。
日程:9月16日(木)~9月20日(月)
時間:10:00~17:00(10:00~11:00は前売券入場のみ可)
会場: 西日本総合展示場新館
北九州市小倉北区浅野3丁目8−1
入場料:当日券600円(高校生以下無料)・前売券400円
*前売券はローソン、ミニストップ、ファミリーマートで販売
アクセス 〈公共交通機関〉 JR「小倉」駅より 徒歩5分 ※新幹線口から動く歩道で来場できます。 〈自動車〉 北九州都市高速道路「小倉駅北ランプ」より1分、「足立ランプ」より8分
■あおぞらクラフトいちAutumn in 千波湖(水戸市)・9月18日(木)~9月20日(月)
公式HP :http://www.aozora-craft-ichi.com/
引用画像:公式facebook
「水戸近郊のクラフト作家さんと ユーザーをつなげたい」という思いから2010年に始まりったイベントです。作家による展示販売ブースの他、ワークショップやアコースティックライブなど盛り沢山な内容です。
毎年春と秋に行われていましたが、今年の5月の開催は中止。9月は感染防止の観点から、会場を水戸芸術館広場から千波湖畔ふれあい広場に移し開催する予定です。秋の湖畔でお気に入りのうつわと出会いたいですね!
あおぞらクラフトいちAutumn in 千波湖
日程:9月18日(木)~9月20日(月)
時間:10:00~17:00
場所:千波湖畔ふれあい広場
茨城県水戸市千波町546
アクセス: <公共交通機関> JR常磐線「水戸」駅北口バスターミナル6番(千波経由バス)に乗車し、「千波湖」下車 <自家用車> 常磐自動車道・「水戸IC」から約20分、「水戸北IC」から約20分 北関東自動車道・「水戸南IC」から約15分
■ 信楽セラミック・アート・マーケット( 滋賀県甲賀市 )9月18日(土)~9月20日(月)
公式HP:https://www.sccp.jp/park/market/
引用画像:公式HP
滋賀県在住・在勤の作家さんが集うマーケット。過去には「信楽陶器まつり」と同時開催で10月に行われていましたが、2019年から9月に開催されるようになりました。
その名のとおり、「よりアートな展示、よりアートな作品」が並びます。緑豊かな会場でピクニック感覚でうつわ探しに出かけませんか?
ちなみに、9月の開催ができなくなった場合、11月26日(金)~11月28日(日)に延期されるそう。感染状況が落ち着いて、開催されることを願いたいですね。
*お出かけの際は、「もしサポ滋賀」、あるいは「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA=COVID-19 Contact-Confirming Application)」への登録をお願いします。
日程:9月18日(土)~9月20日(月)
時間:9:00〜17:00(最終日は16:30)
会場:滋賀県立陶芸の森
滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
アクセス <自動車> 新名神高速道路「高速信楽IC」より約8分、 または西名阪自動車道「壬生野IC」より約30分(駐車場250台は無料) <公共交通機関> 信楽高原鐵道「信楽」駅より甲賀市コミュニティバス「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」下車 *バス時刻表はこちら
■ 笠間浪漫 ( 茨城県笠間市 ) 9/23(木)~9/26(日)
案内HP:https://www.kasama-kankou.jp/page/page000070.html引用画像:全国観るナビHP(日本観光振興協会)
笠間浪漫は「手作り・笠間産・郷土愛・田舎・懐かしい」をテーマに、田舎の良さを感じられるおまつりです。 笠間焼の作家さんや窯元によるうつわの展示・販売が中心ですが、地元の名産品や野菜などを購入可能。春の「笠間の陶炎祭」に比べると規模は小さいですが、その分ゆったり過ごせます。
マイバック持参でうつわとお土産を買いに出かけましょう。
日時:9月23日(木)~9月26日(日)9:00~17:00
*9月25日のみ21:00まで
会場:笠間芸術の森公園イベント広場
茨城県笠間市笠間2345
アクセス <自動車> 北関東自動車道「友部IC」から国道355号経由で10分 <鉄道> JR水戸線「笠間」駅より会場までシャトルバス(大人170円/子ども90円)あり。 「笠間」駅よりかさま観光周遊バス(100円)「芸術の森公園」すぐ、レンタサイクル有 <高速バス> 秋葉原駅発・関東やきものライナー(1,600円・2枚2800円)「やきもの通り」下車 詳細はこちら⇒http://www.ibako.co.jp/highway/kasama/from_akihabara_highway.html
■旭川陶芸フェスティバル(北海道旭川市)9月25日(土)・9月26日(日)
公式HP:http://www.potato.ne.jp/tohjin/F3-.htm
引用画像:公式HP
北海道内110以上の窯元が集結するうつわの展示即売会です。例年行われていた、ろくろ体験などのイベントは中止で、飲食ブースもありません。
しかし、北海道の窯元に特化したイベントはとても貴重。会場は道の駅なので、お近くの方はお買い物ついでに訪れてみてはいかがでしょう。
日程:9月25日(土)・9月26日(日)
時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場:旭川地場産業振興センター 道の駅あさひかわ
旭川市神楽4条6丁目
アクセス: <自動車> JR函館本線「旭川」駅から5分
■東海陶芸展 (愛知県名古屋市)・中止
公式HP:http://www.tokaitogeiten.com/index.html
愛知・岐阜・三重の陶芸作家の作品が一堂に会するイベントです。人間国宝を始めとする、著名な作家さんのうつわが展示・販売される貴重な機会です。その他、会場では出品作家の茶碗でお茶が味わえる茶席もあります。
例年、9月の中旬に開催されますが、今年も昨年に続き、中止が決定されました。東海地方にフォーカスしたイベントは珍しいので、来年は再開してほしいですね。
写真は、2019年に数量限定で販売された海地方を代表する作家6人による「東海六人衆ぐい呑み揃」。
引用画像:公式HP
日程:例年9月中旬の土日に開催
会場:テレピアホール
名古屋市東区東桜1-14-25テレピアビル2階
問合せ先:事務局052-838-5466
アクセス 〈自動車〉 都市高「高辻IC」約より10分 〈公共交通機関〉 ・地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅下車。4A番出口より徒歩5分 ・地下鉄桜通線「高岳」駅より徒歩5分 ・市バス「東新町」下車
感染の収束が見えない状況の中で、さまざまな対策を講じてイベントが開催されます。
ひとりひとりがルールを守り、うつわ探しを楽しみたいですね。
[取材・編集 テーブルライフ編集部]