秋におすすめのうつわ20選 ~ 秋色やハロウィンなどのイベントにも使えるうつわを紹介
いよいよ食欲の秋。さまざまな秋の味覚が楽しめ、ハロウィンなどのイベントも多い季節です。
そこで今回は、秋におすすめのうつわを紹介します。
紅葉を連想させる赤や黄色の暖色系のものや、菊やきのこなど秋の風物をデザインした物までさまざまなタイプのうつわをセレクトしました。
おうちで秋を感じるなら、うつわを変えるのがお手軽な方法です。ぜひこの記事を参考に秋の食卓にあううつわ選びをしてみませんか。
【こんな記事もおすすめ】 ・黒い食器20選 ~ いつもの料理が映えるスタイリッシュなうつわ ・おすすめのワイングラス13選 ~ 毎日の食事にお気に入りのグラスを ・ハロウィンにおすすめの食器7選 ~ 自宅でハロウィンを楽しもう! ・モノトーンのうつわ15選 ~ あるだけでテーブルがおしゃれに
秋色のうつわ~紅葉を連想する赤や黄色のうつわ
1.伊万里陶芸(いまりとうげい)
今回ご紹介するのは伊万里陶芸のO.C.J(Oriental Complex Japan)シリーズのBronze(ブロンズ)のリムプレート。角度によっては赤銅が黄金色にも輝く光沢の美しいうつわです。洋の雰囲気がある和食器なので、和洋中どんなお料理にも合わせやすいです。
サイズはSS(直径15.6cm)からLサイズ(直径25.5cm)までの4種類。重ね使いでも単品使いでも様になるデザインです。おもてなしに使えば食卓が華やかになりますよ。
【伊万里陶芸HP】http://www.imari-tougei.co.jp/ https://www.facebook.com/imaritogei https://www.instagram.com/imaritogei/ https://twitter.com/imari_yamashita
2.伊兵衛(いひょうえい)
繊細な柿右衛門様式の流れを受け継ぐ、有田・伊兵衛さんのうつわ。有田特有の美しい白磁に繊細な赤模様が映えるカップ&ソーサ―です。
ひとつひとつ丁寧に描かれた模様は、まさに職人技。緩やかな曲線美にも思わずうっとりしてしまいます。自分へのご褒美はもちろん、桐箱入りの商品なのでプレゼントにも最適ですよ。
【伊兵衛HP】https://www.ihyoei.jp/ https://www.facebook.com/kamamotoihyoei https://www.instagram.com/ihyoei/ https://twitter.com/ihyoei
3.井上窯(いのうえがま)
福島県二本松市で作陶する、二本松萬古焼の窯元・井上窯のうつわ。シンプルなデザインと、温かみのある質感は毎日のくつろぎタイムにピッタリです。
たっぷりサイズなので、スープやドリンク以外にボウルとしても使うことができます。ソーサーにデザートや軽食を盛り付けて、別々に使うのもいいですよ。紅葉を思わせる火アラーは秋の食卓にふさわしいですね。
【井上窯HP】http://www.inouegama.com/ https://www.facebook.com/inouegama/
4. m.m.d.
愛知県瀬戸市の m.m.d. のうつわ。「掛け分け」という伝統的な技法を用いて製作されている取皿です。シンプルながらモダンなデザインは、どんな食事にも使えますね。
釉薬には瀬戸焼で代表的な「朱」、「黄彩」、「アメ」、「青磁」、「織部」、「ルリ」の6色を使用。六角形のフォルムは、縁起の良いモチーフとして古くから親しまれています。朱や黄彩など、紅葉カラーを組み合わせると、より秋らしく感じますよ。
【HP】https://www.makemyday.jp https://www.instagram.com/makemyday_nagoya/ https://www.facebook.com/makemydayshop.jp https://twitter.com/mmd_nagoya
5.やまさん柳瀬窯(やなせがま)
次に紹介するのは、350年の伝統を持つ、小石原焼の窯元「やまさん柳瀬窯」のうつわ。全面に施された、飛び鉋(かんな)によるドットのような模様が目をひきます。
明るめのイエローはどんな色の食材も引き立つ万能カラー。銀杏を連想する色でもあるので秋の食卓にもぴったりです。サイズは全部で4種類。シリーズでコーディネートするのも素敵ですよ!
【やまさん柳瀬窯HP】https://yanasekamamoto.com/ https://www.facebook.com/yanasekamamoto/
秋の風物をモチーフにしたうつわ
和食器では日本の風物をモチーフにしたものが多くみられます。ここでは、紅葉や秋の植物などをデザインしたうつわをまとめてみました。いつもの食卓にアクセント的に取り入れることで、秋を感じることができますよ。
菊のうつわ
9月9日は菊の節句とも言われる重陽。菊をデザインしたうつわは多いので、メニューやほかのうつわとの相性を考えて選んでみましょう。
6.福泉窯(ふくせんがま)
有田焼の窯元・福泉窯のうつわ。白地に赤の菊の花が映える高坏(たかつき)うつわです。内側はゴールド。食前酒やちょっとしたお通しを盛り付ければおもてなしのテーブルが華やかになります。重陽の日は菊酒を注いでみてはいかがでしょう。
使わないときは、棚に飾っておくだけでインテリアのアクセントになります。福泉窯は割烹などで使われるうつわも作られている窯元さん。高級感のあるうつわで特別なおうち時間を過ごしてみては。
【福泉窯】http://www.fukusengama.co.jp/
7.渓山窯(けいざんがま)
有田焼・渓山窯の豆皿。菊の赤い花びらが白地に映え、醤油皿や取り皿にぴったりです。一筆一筆、ていねいに手描きされた華やかなうつわは、テーブルのアクセントになりますね。
紅白のうつわは、おめでたい席にも使えます。秋以外にも使えるので複数そろえておくのもいいですね。
【渓山窯HP】https://www.keizan-shop.com/ https://www.facebook.com/keizangama/ https://www.instagram.com/keizangama/ インタビューコラム:https://table-life.com/columns/post/8182
8.松光山栄光(しょうこうざんえいこう)
今のライフスタイルにあったモダンなデザインが魅力の萩焼・松光山栄光のうつわ。菊型の深さのあるうつわはボウルとして洋食やデザートまで幅広く使うことができます。萩焼ならではの釉薬のグラデーションが美しく、テーブルが明るくなりますね。
お花の形のうつわは、丸形や角皿と組み合わせるだけで、食卓の雰囲気が変わります。便利なうつわなので、色違いでそろえるのもおすすめですよ。
【松光山栄光HP】https://shokouzan.com https://www.facebook.com/shoukouzan.hagiyaki/ https://www.instagram.com/hagiyakikamamoto_shokouzan/
紅葉のうつわ
9.DOLIS
表面に「紅葉」がデザインされたお猪口です。サンドブラストという手法で作られたDOLISさんのうつわです。サンドブラストとは、ガラスの表面に研磨剤を吹き付けて素材を削り落として彫刻する技法です。
商品名はお猪口ですが、茶器や小鉢としても使えそう。ちょっとしたおかずやアイスクリームを盛り付けるだけで割烹のような雰囲気になりますね。使わないときは、飾っておくだけでインテリアにもなりますよ。
この商品は、春夏秋冬4種類あります。セットでそろえばプレゼントに喜ばれそうですね。
【DOLIS HP】 https://www.facebook.com/pg/dolis/ https://www.instagram.com/dolis_dog.rock/ ブログ:https://ameblo.jp/dolis-dog-rock/
きのこのうつわ
10.スイーツクラフト
白磁の器をメインに作陶されている岐阜県多治見市のスイーツクラフト。写真はきのこの形のカップです。ちょっとしたおかずやデザート、ソースなど調味料を入れるのにも便利。オーブン対応(200℃)なのでグラタンやプリンなどそのまま作って出せるのがいいですね。
手にちょうど収まるサイズなので、お子様用のうつわとしても使えます。色は全部で5種類。色違いでそろえれば、ホームパーティーなどにも活躍しますよ。
【スイーツクラフトHP】http://www.sweets-craft.co.jp/
ハロウィン
ハロウィンのテーブルコーディネートにふさわしい、黒や紫のうつわを紹介。落ち着いたトーンで合わせるとシックな雰囲気になりますよ。
11.小川宣之(おがわのぶゆき)
小川宣之さんのスタイリッシュなプレート。黒地にシルバーが映えるうつわはアート作品のよう。ハロウィンのおもてなしに、モンブランなど秋の味覚を盛り付けるだけで華やかになります。いつもの食事をちょっと豪華に演出するのにおすすです。
メインのうつわとして使うのもよし、小鉢やミニグラスをのせてワンプレートにも使うこともできます。華やかで、実用的なうつわですよ。
【小川宣之HP】http://www.tohgoro.co.jp/ogawa.html インタビューコラム:https://table-life.com/columns/post/13902
12.岡田陶工房(おかだとうこうぼう)
黒地にジグソーパズル柄が施されたうつわは信楽の岡田陶工房さんのもの。一見無地に見えるので、使いやすいお皿です。
深さもあり、パスタやスープなどなど汁気のあるメニューも盛り付けることができます。オレンジなど他のハロウィンカラーのうつわが引き立つシックな色合いです。
岡田さんのうつわを使ったハロウィンのコーディネートはこちら。
【岡田陶工房HP】 https://www.creema.jp/creator/2037891(creemaの販売ページ)
13.金照堂(きんしょうどう)
有田焼・金照堂の人気のうつわ「麟・Linシリーズ」。パープルのうつわは、見る角度によって色味が変わります。光沢のあるメタリック感のあるうつわは、非日常の空間を演出。妖艶な雰囲気のパープルはハロウィンのイメージにあうので、アクセントとして黒やオレンジと組み合わせるといいですよ。
このうつわは、手作業のため、表面の凹凸や色合い、筆の刷毛あとなど、1つ1つ異なるのも魅力。色違いもあるのでコレクションしたくなります。おもてなしに最適ですよ。
【金照堂HP】https://www.kinshodo-shop.co.jp/ https://lin-japan.jp/(麟・LinシリーズHP) https://www.instagram.com/arita_kinshodo/
14.co-bo-no
カフェや雑貨店向けのうつわを手がけるco-bo-noの深みのあるパープルの大皿。直径26cmのうつわは、おかずを少しずつ盛り付けてワンプレートにもなるので、パーティーにも便利です。
シンプルなデザインのため和洋どんなお料理にも使えます。シックな黒のテーブルクロスと合わせれば、大人な雰囲気のハロウィンコーディネートが楽しめます。色違い、サイズ違いもありますよ。
【co-bo-noHP】https://cobono.ocnk.net/ http://maru-katsu.co.jp/shoplist.php https://www.instagram.com/tablewarecobono/
ボジョレー・ヌーヴォー
毎年盛り上がるボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。秋の味覚とともに楽しみたいですね。ここでは、ユニークなグラスとボトルをデザインしたうつわを紹介します。
15.我戸幹男商店(がとみきおしょうてん)
石川県加賀市山中温泉の我戸幹男商店のグラス。ほかでは見られない、独特なフォルムがポイントの木製のワイングラスです。
木目が縦に入る「縦木取り」という手法で作られています。表面の木目は、当然ながら1つとして同じものはありません。
反り返った飲み口により、苦味・酸味・コクなど幅広い味わいをバランス良く感じさせてくれます。色はPlainとBlackの2色。色違いでそろえたくなりますね。
【我戸幹男商店HP】https://www.gatomikio.jp/ https://www.facebook.com/masayuki.gato https://www.instagram.com/gatomikio_shouten/
16.丸嘉小坂漆器店(まるかこさかしっきてん)
長野県塩尻市を拠点とする丸嘉小坂漆器店のモダンなグラス。ステムに漆が施されているスタイリッシュなデザインです。テーブルにあるだけで存在感があります。
ふだんの晩酌はもちろん、ホームパーティーやハレの日などおもてなしにもふさわしいグラスです。サイズ違いもあるので、ワインの種類によって使い分けるのもおすすめですよ。
【丸嘉小坂漆器店】https://www.maruyoshi-kosaka.jp/ https://www.facebook.com/maruyoshikosaka https://www.instagram.com/maruyoshi_kosaka/
17.田川亞紀(たがわあき)
ユニークなワインボトルの箸置きは東京で作陶している田川 亞希さんの商品。中央のくぼみがお箸にフィットします。ワインは和食にもあうので、晩酌のおともにいかがでしょう。
テーブルにあるだけでインパクトのある箸置きは、ホームパーティーでも盛り上がりそう。色違いの白ワインの商品もあるので、セットでそろえるのもいいですね。ワイン好きの方のギフトに添えるのもいいですね。
【田川 亞希HP】https://tgwtestsite.tumblr.com/ https://www.instagram.com/akkihome/
18.福珠窯(ふくじゅがま)
スタイリッシュな小皿は有田の福珠窯のもの。銀彩に染付のブルーが美しい凝ったうつわです。ワインボトルが描かれているユニークなデザイン。ワイン好きなら欲しくなりますね! 縁が反っていて深さがあり、チーズやオリーブなどおつまみを盛り付けるのにちょうどいいフォルム。ワインクーラーのデザインのものもあります。ペアでそろえるのもおすすめですよ。
【福珠窯HP】http://www.fukujugama.co.jp/index.html https://www.facebook.com/fukujugama https://www.instagram.com/fukujugama/ https://twitter.com/fukujugama テーブルライフのインタビュー記事はこちら
秋の味覚 サンマを味わううつわ
19.俊彦窯(としひこがま)
丹波立杭焼の俊彦窯の長皿。さんま皿という商品で、秋らしく落ち着いたベージュが魅力です。さんまの塩焼きはもちろん、チーズや前菜などを少しずつ盛り付ければパーティプレートにもなります。
少し深さがあるので、ソースがかかったデザートなど汁気のあるおかずも盛り付けることができます。長さはありますが、シンプルなので1つあると色々出番がある、使い勝手のいいうつわです。1つ1つ手作りのため、釉薬のかかり具合などがすべて違うのも魅力です。
【俊彦窯HP】http://toshihikogama.com/ https://www.instagram.com/toshihikogama/
20.見野大介(みのだいすけ)
最後に紹介するのは、奈良で作陶している見野大介さんの長皿。表面のレリーフがモダンなうつわはさんまにもぴったりです。
このほかにも、お刺身やお肉などの盛り合わせ、小さめのデザートを数種類盛り付けるだけでテーブルがおしゃれになります。
波状の凹凸があるうつわは、食材がすべらないので盛り付けやすいのもポイント。この波紋シリーズのうつわは、角皿や八角形のものなどもありますよ。
【見野大介HP】http://studio-hachidori.com/ https://www.facebook.com/minobird8
今回は、秋のテーブルにふさわしいうつわをカラー、秋の風物、イベントの観点からセレクトしました。秋の味覚を楽しむには、うつわにもこだわるのがおすすめです。
いつもの食事がちょっと豪華に見えたり、ホームパーティーも盛り上がりますよ。これからの季節のうつわ選びの参考になりますように。
〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕