うつわ探しの季節到来!テーブルライフ注目の陶器市&クラフトフェアまとめ【2018年11月編①】
秋は食器探しのベストシーズン!
GW(ゴールデンウィーク)に集中する全国各地の「春の陶器市(陶器まつり)」と異なり、ある程度分散して開催される「秋の陶器市(陶器まつり)」で各地を回っりお気に入りの一枚を探しに行ってみませんか?
分散しているとは言え、秋の陶器市のメインは11/3の「文化の日」前後がラッシュ!どれかひとつにしか行けない人には目移りしてしまいますね。
この時期に開催予定の各地の陶器市(陶器まつり)と、うつわを出品する作家が多く出店するクラフトフェアをテーブルライフで厳選し、実際に足を運んだスタッフならではの交通機関の情報を交えご紹介致します。
2018秋の陶器市・陶器まつり (10〜11月) 全国らくらく行き方&スケジュールまとめ |
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「体育の日」の |
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上記以外の10月 |
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「文化の日」の |
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上記以外の11月以降 |
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12月 |
■陶器市&クラフトフェア一覧
茨城県笠間市 |
笠間焼 |
11/1(木)~11/4(日) |
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福岡市 |
11/2(金)~11/4(日) |
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栃木県芳賀郡 |
益子焼 |
11/2(金)~11/5(月) |
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静岡県御殿場市 |
11/3(土)~11/4(日) |
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石川県能美市 |
九谷焼 |
11/2(金)~11/4(日) |
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京都市東山区 |
京焼 |
11/1(木)~11/11(日) |
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兵庫県姫路市 |
10/31(水)~11/4(日) |
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愛媛県伊予郡 |
砥部焼 |
11/3(土)~11/4(日) |
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佐賀県伊万里市 |
伊万里焼 |
10/31(水)~11/4(日) |
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鹿児島県日置市 |
■笠間焼フェア陶と暮らし2017(茨城県笠間市)11/1(木)~11/4(日)
公式HP(http://www.toutokurashi.com/)
笠間ではこの秋2度目の陶器イベント。少しこぢんまりとしていますが、80ほどのブースに個性的な作家や窯元が出展されています。緑の芝生に立ち並ぶテントのお店。そんな中で眺めるうつわは本当にきれいに見えます。
頑張ればお隣の益子陶器市と掛け持ちで買い回ることも可能なのが嬉しいですね。(ただしかなりの体力と根性が必要ですよ)
日時:
11月1日(木)~11月4日(日)9:00~16:00(最終日~15:00)
会場:
笠間工芸の丘特設会場
〒309-1611茨城県笠間市笠間2388-1
アクセス: <自動車> 北関東自動車道「友部IC」または常磐自動車道「友部スマートIC」(市内無料臨時駐車場よりシャトルバス無料) <鉄道> JR水戸線「笠間駅」または「友部」駅より会場までシャトルバス(大人100円/子ども50円)あり。 「笠間駅」よりかさま観光周遊バス(100円)、レンタサイクルもあり。 <高速バス> 秋葉原駅発・関東やきものライナー(1,500円・2枚2600円)「やきもの通り」下車 ※陶器市期間中は予約ができません。当日秋葉原駅で並んで乗車するしかありません。 やきものライナー案内パンフレット(PDF) また、一日1本程度ですが益子←→笠間のバスも運行しています。一挙両得を狙う人はこちらも注目です。
■KOUGEI EXPO(福岡市)11/2(金)~11/4(日))
公式HP(http://kougei-expo.com/)
引用画像:公式HPより
このイベントの正式名称は「伝統的工芸品月間推進会議」といい、伝統的工芸品に対する理解と普及を目的としています。経済産業省が、毎年11月を伝統的工芸品月間と定めて全国各地で開催しているもので、毎年5~10万人が来場します。
今年は、開催地の福岡県の伝統工芸品が独自ブースで参加し、最近注目の小石原焼も出展されます。このイベントでは、全国各地の伝統工芸品が一堂に会し、陶磁器、漆器、ガラスなど食器関連の展示もあります。また、職人による実演や産地訪問ツアーなど様々な催し物があり、3日間飽きずに過ごせそうです。
日時:11月2日(金)~11月4日(日)10:00~18:00
(2日は11:00開始、4日は16:00終了)
会場:マリンメッセ福岡
アクセス: <自動車> 福岡都市高速 東浜ランプより約3分 <公共交通機関> ・地下鉄呉服町駅より徒歩17分 ・[中央ふ頭行]西鉄バス マリンメッセ前停で下車 〇無料シャトルバス運行について 乗降場所:「博多駅 筑紫口」「天神地区/日銀前」の2ヶ所 詳細はこちら⇒ http://kougei-expo.com/35/access_shuttlebus
■益子秋の陶器市(栃木県芳賀郡益子町)11/2(金)~11/5(月)
公式HP(http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/)
首都圏で開催される陶器市の中でも最も規模が大きな陶器市のひとつで、500件以上の作家・窯元が全国から集結します。
昨年の秋の陶器市がちょうど100回目の節目。大変な盛り上がりを見せました。年々来場者の出足が早くなり、初日の早朝にはすでに多くの車が駐車場を探して列を作るほど。お目当てのうつわを手に入れるためには周到な準備が必要になってきています。
会場はとても広く、益子駅では電動アシスト自転車の貸出(800円/日)もしています。
巨大な狸の置物が目印の益子焼共販センターを中心に、圧巻の数に上るテントを回って素敵なうつわとの出会うことを楽しんでください!
会期:11/2(木)~11/5(月)9:00~17:00
場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子706−2
アクセス: <自動車> 北関東自動車道「真岡IC」または「桜川筑西IC」 <鉄道> JR東北本線・新幹線「小山駅」→JR水戸線「下館駅」→真岡鐵道「益子駅」 <高速バス> 秋葉原駅発・関東やきものライナー(2,000円・2枚3,500円)「陶芸メッセ入口」下車 ※陶器市期間中は予約ができません。当日秋葉原駅で並んで乗車するしかありません。 やきものライナー案内パンフレット(PDF) 路線バス→JR東北本線・新幹線「宇都宮駅」より東野バス「益子駅行き」で約1時間 ※笠間同様、特に初日・2日目は常磐自動車道の渋滞が激しいため、高速バスの大幅な遅延は覚悟してください。できれば最初の2日間は鉄道を利用された方がよいでしょう。 お問合せ: 陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120
ごてんばアートクラフトフェア(静岡県御殿場市)11/3(土)~11/4(日)
公式HP(https://g-kuranosuke.jp/)
画像引用:公式HPより
アートとクラフトに囲まれながら御殿場さんぽ。芝生の上で楽しいワークショップや素敵な音楽・食事が楽しめる2日間です。紅葉も見頃のこの季節、音楽を含めたアートを楽しみながらうつわを探すのもいいかもしれません。
会期: 11/3(土)~11/4(日)10:00-16:00
会場:国立中央青少年交流の家
〒412-0006 静岡県御殿場市中畑2092−5
臨時場外駐車場:御殿場市総合体育施設
〒412-0041 静岡県御殿場市茱萸沢(ぐみさわ)670−1
アクセス: <自動車> 東名高速道路「御殿場IC」約20分 【駐車場情報】 『国立中央青少年交流の家』約300台 臨時場外駐車場(総合体育施設駐車場第5・第6・第7・第8の一部)約250台 ※会場までは、御殿場駅発の無料シャトルバスが臨時駐車場を経由しますのでご利用ください。 <公共交通機関> JR東海道本線「御殿場」駅より無料送迎バス約25分 バス時刻表はこちら(20〜70分間隔で運行)
九谷陶芸村まつり(石川県能美市)11/2(金)~11/4(日)
案内HP(http://kutani-danchi.org/)
九谷焼の産地最大のイベント。九谷焼の特徴は色鮮やかな絵付けですが、普段使いから高級なもの、ガンダムやウルトラマンなどの企画もののうつわなどありとあらゆる商品が並びます。全国各地から20万人以上の来場者が訪れる、大規模な陶器のお祭りです。
画像引用:http://www.shinkutani.jp/index.html
会期: 11/3(金)~11/5(日)9:00-17:00
会場:九谷陶芸村
〒923-1111 石川県能美市泉台町南22
アクセス: <自動車> 北陸自動車道「小松IC」または「美川IC」 <鉄道> JR北陸本線「能美根上駅」よりのみバス南ルート「九谷陶芸村下車」 またはJR北陸本線「小松駅」より加賀白山バス辰口方面(いしかわ動物園)行き(約30分)「泉台」下車
■京都やきものWeek わん椀ONE(京都市東山区)11/1(木)~11/11(日)
公式HP:(http://gojo-chawanzaka.jp/11110/)※昨年の情報です
今年で7回目の開催となるこちらのイベントは、清水焼発祥の地である五条坂・茶わん坂の町おこしプロジェクトの一環として開催されており、特別展示やシンポジウム、講演会、お茶会等様々なイベントが予定されています。
全17カ所のチェックポイントのうち7つ集めるとプレゼントが当たるスタンプラリーを今年も実施致します。詳細は現地で配布されているパンフレットをご覧ください。
また、今年から、茶わん坂だけではなく、京都一円で開催される予定なので、秋の京都を散歩がてら、お気に入りの器を探してみてはいかがでしょうか?
(出典:五条坂・茶わん坂ネットワークHP)
日時: 11/1(木)~11/11(日)
会場:五条坂・茶わん坂
アクセス: JR京都駅より市バス100・202・206・207 → 「五条坂」下車 阪急「河原町駅」より 市バス207 → 「五条坂」下車、または市バス4・17・205 → 「河原町五条」下車 → 東へ徒歩5分 京阪「清水五条」下車 地下鉄東西線「東山三条」下車 → 市バス100・202・206・207 → 「五条坂」下車、または「三条京阪」下車 → 京阪電車 → 「清水五条」下車
[昨年版]わん・碗・ONE展パンフレット(ダウンロード)7.7MB
[昨年版]五条坂・茶わん坂マップ(ダウンロード)2.8MB
■姫路 全国陶器市(兵庫県姫路市)10/31(水)~11/4(日)
案内HP:(http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2212506/_10016/_10018.html)
(出典:姫路市HP)
全国より30以上の産地から集まった選りすぐりの陶器がお買い得価格で展示販売されます。
今回は第30回ということで、イベントも盛りだくさん!お笑いライブ「姫クリ」や素人寄席などのステージや、ビンゴ大会、仮装コンテストなど一日中いても飽きることがないと思います!
“ろくろ体験コーナー”、“全国陶器作品展”など陶器の魅力を身近に感じることができるイベントも予定されています。
日時: 10月31日(水)~11月4日(日)10:00~17:00(雨天決行)
場所: 大手前公園(姫路市本町68)
アクセス: JR・山陽電鉄姫路駅より北へ徒歩約10分 山陽自動車道 「山陽姫路東IC 」より約15分 ※公共交通機関をご利用ください
パンフレット: 第30回姫路市全国陶器市チラシ(PDF)
お問い合わせ: ひめじ町衆の祭典実行委員会事務局 (姫路市産業振興課内)
〒670-8501 姫路安田四丁目1番地
電話 079-221-2522
■秋の砥部焼まつり(愛媛県伊予郡)11/3(土)~11/4(日)
案内HP(http://www.tobe-kanko.jp/news/2014/09/000123.html)
(出典:砥部町観光協会HP)
63軒の窯元・工房が出店し、砥部焼が通常の店舗よりお安く購入できます。またさらに2,000円以上お買い上げの方には抽選で特産品券などが当たります。
11月3日(土)~4日(日) 9:00~17:00(最終日は16:00終了)
会場:砥部町陶街道ゆとり公園
愛媛県伊予郡砥部町千足400番地
アクセス: バス <第1会場へ> JRバス(JR松山駅から約40分) JRバス「久万」または「落出」行き ⇒ 「砥部町中央公民館前」下車 ⇒ 徒歩約15分 <第2会場へ> 伊予鉄バス(松山市駅から約40分)※30分ごとに発車 伊予鉄バス「砥部断層口」または「砥部大岩橋」行き ⇒ 「砥部焼伝統産業会館前」下車 ⇒ 徒歩約1分 お車でご来場の方(第1会場・第2会場ともに無料駐車場あり) ・松山市街から国道33号を高知方面に約30分 ・松山ICから国道33号を高知方面に約10分 <第1会場 駐車場> 砥部町陶街道ゆとり公園・砥部町役場 <第2会場 駐車場> 大南町民広場・砥部焼伝統産業会館裏 駐車場が混みますので、公共交通機関(バス)をご利用ください。 砥部町へのアクセスは、砥部町観光協会HPに詳しく記載されています。 http://www.tobe-kanko.jp/access/
秋の砥部焼まつりパンフレット: 秋の砥部焼まつりパンフレット(PDF)
鍋島藩窯秋まつり(佐賀県伊万里市)10/31(水)~11/4(日)
公式ホームページ:http://www.imari-ookawachiyama.com/2017_aki/(昨年版の情報)
出典:青山窯ホームページ:http://kawazoe-seizan.com/about/index.html
「伊万里焼」のメインの里が伊万里市の大川内山。江戸時代より今なお鍋島藩窯の伝統技術を受け継ぎ「秘窯の里」と呼ばれています。今なお残る約30の窯元が多くの焼物を出展しています。
心地よい風が吹きもっとも散策しやすい季節の大川内山。
国の史跡指定されている素晴らしい景観を楽しむだけでも素敵な町並みに触れていてはいかがでしょうか。
会場:伊万里市大川内山一帯
アクセス: <自動車> 長崎自動車道「高速武雄北方IC」下車約30分 <バス> 博多駅交通センター⇒伊万里(いまり号 1時間40分) <鉄道> 博多駅⇒伊万里駅(佐世保線1時間50分 または 筑肥線 2時間20分) http://www.imari-ookawachiyama.com/access/index.html
大川内山観光パンフレット
美山窯元祭り(鹿児島県日置市)11/2(金)~11/4(日)
案内ページ:http://hiokishi-kankou.com/cat_event/279/
出典:http://hiokishi-kankou.com/cat_event/279/
晩秋の美山は陶芸ファンであふれます。
薩摩焼体験広場では、陶工の手ほどきで初心者や子どもでも気軽にろ くろ・手ひねり・絵付け体験ができます。
その他、窯元当てコンテストや薩摩焼チャリティーオークションなど、盛りだくさんの内容で深まる秋を楽しめます。
会場:日置市美山各窯元にて
〒899-2431 鹿児島県日置市東市来町美山
アクセス: <自動車> 南九州西回り自動車道「有料道路美山IC」下車すぐ <鉄道> 鹿児島本線「東市来」駅より約3km
いかがでしたか?
秋晴れの一日にあなたのライフスタイルを充実させる一品を探しに出かけるのもいいかもしれません。
まだまだ続く、秋の陶器市(陶器まつり)シリーズ。次回はいよいよ勤労感謝の日(11/23祝)前後に開催される秋の有田陶磁器まつり(佐賀県西松浦郡有田町)を含む11月後半の特集ですのでお楽しみに!
2018年9月29日現在[取材・編集:テーブルライフ編集部]