あたたかみのある作風が魅力! 信楽焼の女性作家8選
今回紹介するのは、信楽焼の女性陶芸家さん。信楽焼らしい、土の質感や伝統技法を大切しながら、ユニークなデザインのうつわが魅力です。
また、女性ならではの視点で、食事での使いやすさも考えられています。毎日の食卓を楽しく彩る信楽焼のうつわに注目してみてはいかがでしょう。
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1.松吉 希美子(まつよし きみこ)
引用画像: minne
松吉さんは、女性初の「信楽焼伝統工芸士」。ちなみに、信楽焼伝統工芸士になるためには陶器製造に12年以上従事し、信楽地域で働いていることが必要とのこと。
松吉さんが陶芸に出会ったのは25歳のとき。旅行先のトルコで絵皿の美しさに魅了されたからだそうです。その場で「働かせて」と頼み込み、約1年間、陶器絵付けなどの技術を磨きました。
帰国後は、甲賀市の信楽窯業試験場で学び、陶器製造会社で技術を身につけた後、平成23年秋に独立。現在は自身の工房を構え、日々制作に励んでいます。
得意とするのは、ネコやブタなど動物の姿をかたどった置物やうつわ。見ている人の気持ちを和ませる作風が特徴です。
松吉希美子(まつよし きみこ) 住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1371-3 電話番号:0748-60-4726 instagram: https://www.instagram.com/matsukichi42/
2.福井亜紀(ふくいあき)
引用画像:facebook
福井さんは大阪生まれ、京都造形芸術大の陶芸コースを卒業。
卒業後、園芸の仕事をする傍ら、陶芸に入るきっかけであった文五郎窯に出会います。2013年に信楽窯業技術試験場のロクロ成形科を卒業し、2017年に作家として独立。
ちなみに、ご主人は陶芸家の加藤裕章さん。
お二人で信楽作家市やセラミックアートマーケットなどに出展しています。
福井さんのうつわは、エレガントな雰囲気を漂わせながらも、素朴で使いやすのが魅力。土の感じを残す表情がすばらしく、「緑砂」や「灰砂」シリーズの器は、うつわ自体の存在感もさることながら、料理も十分に引き立ててくれます。
福井亜紀(ふくいあき) URL:https://www.facebook.com/aki.fukufuku/ instagram:https://www.instagram.com/aki.fukufuku/ 取扱いショップ:flatto (フラット)https://flatto.jp/
3.村上 直子(むらかみ なおこ)
引用画像:公式ブログ
村上さんは、信楽窯業技術試験場修了後、1999より羅工房にて陶器製作を開始。そのうつわは、hanako、オレンジページなど、多数のメディアで紹介されています。
2007年からは、日曜のみ営業する「器のしごと」をオープンしています。
村上さんのうつわは、白、黒、ベージュをベースに土の味をいかしたざっくりとした質感と、落ち着いたシンプルなカタチが特徴。暮らしに寄り添う、やさしい雰囲気です。
村上 直子(むらかみ なおこ) ブログ:https://utsuwalog.exblog.jp/ facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100005843913360 instagarm:https://www.instagram.com/utsuwa_no_shigoto/?ref=badge 取扱いショップ:筒小屋(つつごや)https://www.toshoo.net/ 他 ◆器のしごと ~村上さんのショップ~ 住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨1978-1番地 電話番号:090-4305-6662 営業日時:日曜日 ・11:00~17:00のみオープン
4.前田 祥子(まえだ しょうこ)・ひつじのてしごと
引用画像:facebook
前田さんは、奈良芸術短大美術科・陶芸コースを卒業後、就職のために信楽へ移住。2005年より自宅作業場で作陶を開始し、近畿圏を中心に企画展、手づくり市などに参加しています。
前田さんのうつわは、淡いグレーなど優しい色合いのものが多く、可愛らしい絵柄は女性好み。通販などで人気の作家さんです。
また、雲の形やチェック模様のプレートなど、ユニークなものもあり、そろえたくなってしまいます!
前田 祥子(まえだ しょうこ) facebook:https://www.facebook.com/hitsujinoteshigoto/ instagram:https://www.instagram.com/hitsujinoteshigoto/?hl=ja 取扱いショップ:Eckepunkt(自由が丘・通販有)他https://eckepunkt.com/ecke2016/
5.河原崎 優子(かわらざ きゆうこ)
河原崎さんは、多くの人に「使ってもらいたい」という思いで、自身が納得する使い心地にこだわって作陶しています。そのうつわは、女性らしい優しい色使いやフォルムの中に、どこか「かっこよさ」が感じられます。
写真のうつわは、ラインの部分が手にフィットし、実用的かつおしゃれなうつわ。毎日の食卓に自然となじみます。
引用画像:ブログ
河原崎 優子(かわらざき ゆうこ) 住所: 滋賀県甲賀市信楽町小川619-3 電話番号: 090-9120-9078 ブログ:https://ameblo.jp/chekarafiki/ 取扱いショップ:うつわのみせ「みまる」(学芸大学)http://mimaru.net/ 他
6.坂口 未来(さかぐち みく)
引用画像:facebook
坂口さんは、京都精華大学陶芸家を卒業後、古谷製陶所に勤務。「こんなお皿が食卓にあったら面白いかな」という個性と使いやすさを考えて作られているそう。食器のほか、自然のものをモチーフにした、鳥や動物、雲などのオブジェも作っています。
2015年にはデンマークに3か月ほど滞在し、製作していたこともあります。国内外で個展を開催し、女流陶芸展等の入選歴もあります。
坂口 未来(さかぐち みく) URL:https://mikusakaguchi.wixsite.com/ceramics facebook:https://www.facebook.com/miku.sakaguchi.33 instagram:https://www.instagram.com/miku.ceramics/ 取扱いショップ:暮らしのうつわの店「和(なごみ)」http://www.utsuwa-nagomi.com/
7.森山恵(もりやま めぐみ) /立花六花(りっかろっか)
引用画像:公式HP
森山さんは、食品メーカー勤務後に陶芸を京都・信楽で学んだ陶芸家。信楽にて、暮らしのもの工房「立花六花」を立ち上げ、活動しています。
雪月花をモチーフとした、暮らしのスパイスとなるようなうつわを作られています。
また、信楽焼らしさにモダンな要素を取り入れた、植木鉢や花器なども素敵です。
森山恵(もりやま めぐみ)/立花六花(りっかろっか) URL:https://www.rikkarokka.com/ instagarm:https://www.instagram.com/rikka_rokka/ twitter:https://twitter.com/mms_letter
8.ますみ窯(上田真寿美)
引用画像:facebook
上田真寿美さんは、芸大の同級生であるご主人の実家である信楽に嫁ぎ、作陶を開始。見て楽しい、使って楽しい、贈っても贈られても楽しいうつわ作りを心がけているそう。ご飯茶碗や湯呑など、ふだん使いの信楽焼を中心に作られています。
また、工房にはモダンなギャラリーが併設されており、うつわや花器を販売しています。
ますみ窯(上田真寿美) 住所:滋賀県甲賀市信楽町長野763 電話番号:0748-82-2222 facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100008699778981
いかがでしたか? 今回紹介した以外にも素敵なうつわを作る作家さんが信楽にはたくさんいらっしゃいます。各地の陶器市や個展をチェックして、気になる作家さんを見つけてみてはいかがでしょう。うつわ探しが楽しくなりますよ!
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