益子焼

益子焼の代表的な窯元6選

June 12, 2018
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益子焼代表的な窯元6選

益子焼の歴史

益子焼は江戸時代の終わりごろ、19世紀中ごろに始まったと言われています。その陶土は量は豊富にあるものの、粗く精巧な器を作るには向かないものだったため、当初は水がめ・火鉢・壺などの日用品が主に製作されていました。1930年頃より花器・食器などの民芸品が作られるようになり、後に独創的なデザインや手法も加わり、芸術的な魅力もくわって人気となっています。

益子焼の特徴

益子焼の土は、砂気が多く、ごつごつとした土の質感が特徴的です。薄くひきにくいため厚手のものが多く、重くて割れやすいのですが、それが素朴な味わいを生み魅力的でもあります。
益子焼の土は釉薬との相性がよく、古くからその特徴が活かされてきました。木や石などを原料とした、透明な色合いの並白釉や乳白色の糠白釉。他にも漆黒や赤茶色、飴色などの深い色合いもあります。さらに、器に植物などの模様の絵を描く、鉄絵や赤絵なども益子焼の特徴のひとつです。

益子焼の代表的な釉薬

釉薬は「うわぐすり」とも呼ばれています。灰などの原料を水に溶かしたものですが、その分量や製法は様々で、いまでも日々研究が続けられています。
益子焼の代表的な釉薬として5種類があげられます。これら伝統的な技法はまとめられ、保管されたデーターにより次世代に引き継がれていきます。

・柿釉(かきゆう)

引用画像:https://sumally.com/p/759427

芦沼石の粉末だけを原料とします。焼くと落ち着いた渋い茶色になります。

・糠白釉(ぬかじろうゆう)

引用画像:http://shop.ornedefeuilles.com/shopdetail/000000005802/

籾殻を焼いた灰から作ります。焼くと白色になります。

・青磁釉(せいじゆう)

引用画像:https://magetp.thebase.in/items/2257218

糠白釉に銅を加えて作ります。焼くと深みのある美しい青色になります。

・並白釉(なみじろうゆう)

引用画像:https://thebase.in/mag/tochigishop/2018/01/25/151236

大谷津砂、石灰が主成分で焼くと透明になります。

・本黒釉(ほんぐろゆう)

引用画像:https://thebase.in/mag/tochigishop/2017/11/15/120000

鉄分を多く含みます。焼くと黒色になります。


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作家・窯元まとめ

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1.濱田窯

人間国宝、紫綬褒章、そして文化勲章までも受賞である濱田庄司氏の窯元であり、現在は3代目として孫である友緒さんが受け継いでいます。友緒さんの作品は、民藝の作風を残しつつもモダンで独創的です。柿釉や鉄釉、赤絵といった益子焼きらしい釉薬を好んで使う事から祖父である濱田庄司氏の技の継承も感じられます。

引用画像:https://teshigoto.club/tsukurite/4000/index.html

住所:益子参考館 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3388
電話番号:TEL 0285-72-5300
アクセス:東北自動車道 都賀 JCTより60分
鉄道:益子駅からタクシー10分

 


2.藤太郎窯

益子焼の名門・藤太郎窯。2代目で当代の祖父にあたる佐久間藤太郎さんは人間国宝である濱田庄司さんの仕事ぶりに惹かれ、同居しながら共に作陶されていました。のち3代目である賢司さんが急死し、現在は4代目である佐久間藤也さんが受け継いでいます。
3代目の急死により釉薬配合レシピなど一切ない状態で4代目として窯元を受け継いだ藤也さんは、職人さんと調合、焼成を繰り返し、ようやく藤太郎窯の定番とものとして認められるようになりました。

引用画像:http://frank-dougu.shop-pro.jp/?pid=120370036

並白に、黒釉と柿釉で茄子の模様。祖父である藤太郎さん、お父さんの賢司さんの時代から三代ずっと変わらずに同じものも作陶されています。

住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子644-2
電話番号:TEL 0285-72-3161
アクセス:北関東自動車道 真岡ICより40分 
鉄道:益子駅からタクシー10分

3.つかもと

創業150年の歴史を誇るつかもと。栃木にある工場は、窯工場だけでなくギャラリー、体験工房、お食事も楽しめます。つかもとの窯はガスや電気ではなく、薪を使って4日かけて焼成しています。こだわりのある作業も続けながら、素敵なデザインが多いのでお勧め窯元の1つです。

益子 つかもと プチ土釜_Fotor

益子焼 つかもと オーバル_Fotor

つかもとオリジナルの包装紙のデザインをモチーフに、浮き彫り(レリーフ)で表現されています。他にもサラダボウル、マグカップ、マルチプレート、写真でご紹介したオーバルなど、パスタやサラダなど盛り付けデイリー使いにお勧めです。

画像引用:http://www.tsukamoto.net

住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4264
電話番号:TEL 0285-72-3223 FAX 0285-72-1139
営業時間:9:00〜17:00 毎週木曜 施設により隔週水曜休みあり
アクセス:北関東自動車道 真岡ICより30分
鉄道:益子駅からタクシー7分
HP:http://www.tsukamoto.net

4.健一窯

伝統工芸士の父・大塚健一さんに師事し、御本人である大塚雅淑さんも伝統工芸士として作陶されています。大塚雅淑さんは益子の土と、益子の伝統的な釉薬を使った作品作りにこだわっています。益子焼の伝統的な作り方を伝承しながらも、現代の食卓でも使いやすいデザインが特徴です。

引用画像:https://table-life.com/columns/post/1180

住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子697
電話番号:TEL:0285-72-5359  FAX:0285-72-5359
営業時間:年中無休 10:00~17:00
アクセス:車 真岡ICより30分
鉄道:益子駅よりタクシーで8分
HP:https://mashiko-db.net/shop_gallery/87/

5.よこやま

1971年より益子焼の窯元として親子4人と若手スタッフで作陶されている「よこやま」。現地では窯元だけでなく、陶芸体験、レストランやギャラリーなども運営しており、観光にもオススメの窯元です。

引用画像:https://tougei.net

住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3556-3
電話番号:TEL:0285-72-9211  FAX:0285-72-7574
営業時間:9:00~17:00 毎週月曜日定休、第4火曜日定休(ただし年末・年始は除きます)
アクセス:車 真岡ICより25分
鉄道:益子駅よりタクシーで5分
HP:https://tougei.net

6.えのきだ窯

えのきだ窯は創業80年という歴史ある益子焼の窯元。その5代目となるのが榎田若葉さんです。夫の榎田智さんと共に陶芸作家として活躍されています。若葉さんは可愛らしいモダンな作風を得意とし、使いやすくこだわりのある器は女性に人気。伝統的な益子焼の作風も大切にする夫とお互いに刺激を与えあいながら、創作活動をされています。

引用画像:「益子焼特集 えのきだ窯」

住所:〒321-4217栃木県芳賀郡益子町益子4240
TEL:0285-72-2528
営業時間 平日10:00〜16:00
定休日 木曜日
アクセス:車 真岡ICより40分
鉄道:益子駅よりタクシーで15分
ブログ http://enokidagama.blog.fc2.com/ 
facebook:https://www.facebook.com/%E3%81%88%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%81%A0%E7%AA%AF-793365800693366/  

※本記事の情報は執筆当時のものです。
営業時間、定休日、TEL、FAX、取扱店などは、各有田焼窯元のホームページをご覧ください。

Mika 1024テーブルコーディネーター・MIKA(名古屋市在住・中部支部担当)

夫の転勤で海外在住中、体調を崩し食生活の大切さに気づきマクロビオテック経てRaw foodにたどり着く。
Raw foodを取り入れ劇的な体の変化を体感し、横浜の自宅サロンにてMika’s raw food recipeをスタート。
2016年には抗加齢学会(アンチエイジング学会)の抗加齢指導士の資格を取得。外見だけでなく内側から健康で美を目的とするレシピを考案し関東、東海地区でレッスンとイベントで活動中。
テーブルコーディネートでは食空間プロデューサーの山本侑貴子先生を師事、Dining&Style認定講師としてシニアインストラクター取得。

2017年東京ドームテーブルウェア・フェスティバル入賞

HP:https://www.mikarawfood.com/

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